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最高の雪景色を「雪のおいこっと」号で満喫する贅沢な時間【24冬日本半周#3】
毎年冬になると、長野駅と新潟県の十日町駅のあいだで、臨時快速列車「雪のおいこっと」号が運転されます。ということで、乗ってきました。
国境の長いトンネルを抜ける
指定席も自由席も大混雑の上越新幹線に乗って、国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国。越後湯沢駅に到着です。越後湯沢と静岡にはそれぞれ3か月に1度くらいのペースで来ているような気がします。iPhoneの写真フォルダを見るに、前回来たのは11月3日のようです。
越後湯沢からは在来線に乗り換えて、六日町からは第三セクターの北越急行ほくほく線に入っていきます。
今日の主役とご対面
東京から2時間半ほどで、新潟県の十日町に到着。少々の待ち時間ののち、臨時快速列車「雪のおいこっと」号がやってきました。「TOKYO」を反対から読むと「おいこっと」というのが名前の由来。
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システム上、座席を指定しなければ優先的に埋まっていく号車というものがあります。たとえば東海道新幹線の指定席の場合は、何もしなければ真ん中の号車から埋まっていくはずですので、自分であえて端っこの方の号車にすれば幾分かは空いているというわけです。
座席を指定せずに、おまかせとした場合、おそらく1号車から埋まっていくものだろうと思い、2号車にしました。
列車は定刻通り十日町駅を発車。すぐにおいこっとあてんだんとさんがいらして、乗車記念として、飯山の伝統工芸品である内山紙でできたしおりをいただきました。「アテンダント」ではなく「あてんだんと」らしいです。
そして飯山線唯一となる、信濃川にかかる鉄橋を渡ります。
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おいこっとあてんだんとさんによる車内販売もあります。アルコールやおつまみ、ソフトドリンクやおいこっとオリジナルグッズなど、様々です。
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途中で晴れ間も見え、まぶしかったのでブラインドを下げました。このブラインドは障子をイメージしているそう。
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そして県境をこえて長野県に入り、昭和20年2月12日に日本一の積雪を記録した、森宮野原駅に到着。そしてはからずも今日は2月12日。あてんだんとさんと「今年は雪が少ないですね〜」などと談笑しながら、みなさん写真を撮っていらっしゃいました。
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すげぼうしをお持ちくださって、記念写真を撮っていただきました。
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米どころらしく、雪に埋まった田んぼの中を走っていきます。
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飯山で新幹線に乗り換え
1時間半ほどで飯山に到着。この列車は長野まで行きますが、旅程の都合で新幹線に乗り換えます。
10年ほど前には家族で飯山まできて、バスで斑尾までスキーをしにいったこともありました。
中学2年生のときの2泊3日のスキー合宿では夜間瀬温泉に行きました。1日目の午後に滑り出し、2日目の朝、なんか熱あるなと思ってはかったところ、39度3分!副担任だった先生と病院に行ったところインフルエンザの診断を受けました。その日の午後に旅館の社長さんの車で飯山駅まで送っていただき、迎えに来てくれた母と一緒に新幹線で帰りました。
・・・という思い出に浸りながら、新幹線に乗り換えてあとは帰ります。久しぶりにいい旅でした。「おいこっと」号は運転日が限られていますが、ぜひ乗ってみてください。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。
〈執筆:R〉
p.s.
私Rは最近はてなブログも始めました。”鉄分”豊富、というか過剰摂取したい方向けの内容です。リンクだけ貼っておきますが、流入はあまり期待していません。
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