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新緑の季節だけど観光列車でさっそく避暑地に行ってみた@野辺山

はやくも5月も半ばになり、気温も上がってきてしまいましたね。冬が好きな私としては、はやくも冬が恋しくなってくるものです。でもさすがに季節が逆の南半球に行くわけにはいきませんので、手軽に行ける避暑地に行ってみようと思い立ちました。今日の行先は野辺山です。

午前中は野球観戦

午後から出かけることにしていて、午前中は時間がありました。私の通う大学は出場していませんが、神宮球場で行われている、東京六大学野球を見に行くことにしました。観戦するのは、明治大学と立教大学の試合。以前この球場にプロ野球を見に来ましたが、その時とは違って球場はがらがら。

暑いのが嫌だったので、ホームベースのほぼ真後ろ、3塁側の日陰に陣取りました。

眺めはいいものです。

・・・ん、あれれ。なんだかのどが渇いてきたぞ。写真は撮りませんでしたが、一番搾りを買ってしまいました。

なんだかおなかもすいてきたぞ。"球場価格"ですが、神宮カレーを注文。

なかなかにうまいぞ。

ホームランこそ飛び出さなかったものの、内野の学生席で1,000円ぽっきり。試合が終わったちょうど30分後に、今度は法政大学と東京大学の試合が行われるということで、再入場はできませんが、なんとチケットを1枚買うと両方の試合を見ることができるのです。

飲み食いして1日球場でだらだら。5月というちょうどいい季節にはいいかもしれませんね。

試合終了、と思ったら新幹線に飛び乗る

試合が終わったのが12時20分ごろ。東京駅13時4分発の新幹線に乗らなければ今日このあと乗る列車には間に合いませんが、余裕です。国立競技場の周りを優雅に散歩なんてして、見事発車5分前に東京駅に到着。発車ぎりぎりに駅に着くものの乗り遅れないというのがいつもの私です。もしかしたら特技かもしれない。

きっぷを買って佐久平まで北陸新幹線あさま号で移動します。やっぱり大宮から高崎までの区間が1番混みますね。私は3人掛けの自由席の窓側に座りましたが、その区間では3人掛けはすべて埋まりました。

しかし高崎と軽井沢でごっそり降りていきますので、そこまで耐えればあとは大丈夫です。

移動が苦痛だ…という人も聞きますが、私は移動が趣味みたいなものですので、これほど楽しいことはありません。

佐久平からは小海線に乗り換えて、青い車体が印象的な「HIGH RAIL 1375」に乗車。JR線で最も高い、標高1375mの地点を走ることから名付けられました。小海線は千曲川が作り出す景色を見ることができる、風光明媚な路線です。

全車指定席。指定券は840円で、えきねっとでも購入できます。

車内販売では、軽井沢ビールを売っていました。おつまみも買えばよかったですが、今日はこれ単体で楽しみます。
味は、よく言えば飲みやすく、悪く言えば薄かったです。この手のクラフトビール経験値をもっと上げていかなければなりません。

写真もとっていただきました。「のってたのしい列車」共通のサービスなんですかね。

手元には軽井沢ビール。

野辺山駅では10分間の停車。ホームに降り立つと、涼しい風が体に吹き付けてきます。高原の避暑地らしい気温でした。

本当は途中下車すると指定席券が前途無効になるのですが、今回も多めに見てくれたようです。そこに甘んじて駅前のお土産屋さんを物色。曲名は失念しましたが、店内ではBGMとしてザ・昭和歌謡が流れていて、完全に私好みの雰囲気でした。

野辺山駅を発車すると、進行方向左側に国立天文台のパラボラアンテナが見えてきました。その直径は45mにもなり、建設当時は世界最大級だったそうです。

さて、小海線はJR線でもっとも高い標高の地点を走っていて、最高地点を示す標示付近では徐行してくれました。進行方向右側です。その標高は1,375m。今日乗っている列車名「HIGH RAIL 1375」の通りです。

10年前くらいに家族旅行でここに来たことを思い出しました。

車内コンテンツとして、Wi-Fiに接続することで視聴できるものもありました。

前面・後面展望を自分の端末でリアルタイムに見ることができます。

車窓の左右にのどかな風景と甲斐駒ヶ岳をみながら終点の小淵沢に到着。2時間の旅もあっという間でした、といつもは書くのですが、今日はそうでもなかったかな。日本はどこも同じような風景が続きますからね。


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。

〈執筆:R〉


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