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本場・サッポロでビールをたしなむ1日【夏の日の2024 #5】

(前回の記事)

小樽にこれまた素晴らしい旅館を発見しました。「若葉荘旅館」です。4畳半でテレビ付き。

冷蔵庫はありませんが、「うちのでよければ…」とお茶を預かっていただくなど、おかみさんには非常に親切にしていただきました。結局そのお茶はチェックアウトのときに忘れてしまい、置いてくることになってしまいましたけれども。

モーニングは実家のリビングのような場所でいただき、京都からいらしたライダーさんとご一緒しました。バイクに乗ってテントを張り、自炊をして…という方でした。

ただこの宿、唯一意味不明なのは素泊まりなのに朝ごはんをサービスしますという文言です。モーニング付きで3,500円でよくないですかね?笑
うれしいサービスです。今後私の定宿になりそうな予感がします。
ドメインのポイントも高め。

4畳半の小さな部屋を遅めの朝にのそのそと出て、歩いて1kmほど。旧国鉄手宮線跡地の遊歩道を歩いて小樽市総合博物館にやってきました。400円を払って中へ入ると、古い車両がずらり。

左奥が現金輸送車マニ30。当博物館最大の目玉と言っても過言ではない。
セキ6000。
ワフ29500。
操重車・ソ34。
トラ55000。
救援車・オエ61。

怒涛の写真ラッシュで失礼しました。鉄道マニアの私としてはついよだれが出てきそう(出ない)ですが、館内の屋内展示もみてそそくさと小樽駅へ。

駅に戻るとこんな案内が出ていました。

人身事故のため一部列車が運休し、次の列車は40分来ないというのです。昨日出会ったおふたりは今ごろ影響を受けているのでしょう…。これならもうちょっと博物館にいればよかった。

と文句を垂れても仕方ないのでおとなしく待ち、札幌や新千歳空港に行く人で混雑する3両編成の普通列車にて私も札幌に向かっておきました。

そしてついに、ついに到着。
「札幌、札幌です。ご乗車ありがとうございました」という放送を聞いてようやく実感が湧いてきます。

学研都市線を往復し、当別駅の北の大地の入場券を購入し、札幌に戻ったあとはお待ちかねのサッポロビール博物館のお時間。
札幌からJRで1駅、苗穂駅からほど近いところにあります。

こちらはなんと自由見学は入場無料。

入場料だと思って3種飲み比べセットにしてみました。左から順に黒ラベル、クラシック、開拓使麦酒です。私の好みの順としては「クラシック<黒ラベル<開拓使麦酒」でした。まあ、赤星ラガーが1番好きなんですけどね。
サッポロビールの本場であるここにきたらさすがにあるだろうと思っていましたが、ありませんでした。北海道にいる間に出会えるかすら不安になってきます。セコマに行くたびに探しているのですが、未だ出会えていません。

ビールっていつ飲んでもうまいわ。

1杯240mlが3杯で1,000円。サンゴー缶2本分とちょっとくらいですので、べらぼうに高いということはありません。

プレミアムツアーもあるようですが、今回は時間がなさすぎてパス。およそ1時間後の普通列車にて本日の宿泊地にぼちぼち向かっていきます。

部活終わりの高校生ばかりの車内。

本日の宿泊先は「ゲストハウスかなちゃんち」。滝川駅から根室線で15分ほどいった赤平駅から歩いて5分ほどの場所にあります。今日は私以外にもうおひとり宿泊者がいらっしゃって、1階のリビングでいろいろとお話をさせていただきました。

これまた詳しく書くわけにはいかないのですが、ここに2週間ほど滞在しているのだという方とお話しさせていただきました。炭鉱に興味をお持ちだそうで、このあたりを散歩したり自転車で走ってみたりとなかなか楽しんでいるとのことでした。

(次回へ続く)


明日は1日かけて富良野をまわります。朝も今日よりは早いのではやめにおやすみなさい。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは。

〈執筆:R〉

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