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マラソン/トライアスロン

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#バイク

トライアスリートのラストスパート能力に関して・・・

以下の記事において「中長距離走競技は距離に関わらずラストスパート能力の高さが競技パフォーマンスを決定付ける要因になる」ということを述べましたが、ラストスパート能力の高さが競技パフォーマンスを決定付けるということはトライアスロン競技においても同様であるといっても過言ではありません。 トライアスロン競技オリンピックディスタンス種目におけるバイクパートのドラフティング解禁によってランニング能力の高さがより重要視されるようになり、レースの高速化・進化によって以下の動画にみられるよう

ウエイトトレーニングがトライアスロン競技におけるBike後のRunのランニングエコノミーの改善に及ぼす影響!?

下記の記事では、トライアスロン競技パフォーマンスを決定付ける種目(Swim or Bike or Run)は何であるかということについて、過去のレース結果から分析した研究によってオリンピックディスタンスでは最終種目であるRunパフォーマンスの良し悪しが競技結果を決定付ける可能性があり、アイアンマンディスタンスではBikeパフォーマンスとRunパフォーマンスの良し悪しが競技結果を決定付ける可能性があると示唆されていることを紹介した上で、トライアスロン競技パフォーマンスを向上させ

筋線維組成と持久系トレーニング方法について考える

先日のオンラインカウンセリングで持久系アスリートの(持久系)トレーニング方法に関する質問を受けましたので、それに関連した記事をシェアさせて頂きます。 いわゆる競技力、競技パフォーマンスは、トレーニングによって獲得される後天的な身体能力だけでなく、先天的な資質によって左右されるともいわれています。 特にトップアスリートは人間の身体能力の限界に近い状態で競技を行なうため、そのアスリートが有する先天的資質が競技パフォーマンスを左右する重要なポイントになることが多いと考えられてい

オリンピックディスタンストライアスロン競技のバイクトレーニング再考

2019年のトライアスロンシーズンも開幕し既にヒートアップしている状況ではありますが、今年は2020年東京オリンピックの前年ということもあり更なる熱戦が繰り広げられるのではないかと推測されます。 そこで、という訳ではありませんが、オリンピックディスタンストライアスロン競技のバイクトレーニングに関して様々な示唆を与えてくれている先行研究がありましたので、以下にご紹介したいと思います。 Med Sci Sports Exerc. 2009 Jun;41(6):1296-302

意味のあるトレーニングしてますか?

技術練習や(体力)トレーニングを実施する際に、「きつい(きつく感じる)練習・トレーニング=良いトレーニング(効果の高い練習・トレーニング)である。」という思考、論理が成り立ってしまうことも少なくありません。 また、「トップ選手が行っている練習・トレーニングだから良い練習・トレーニングである。」といったような思考に陥りトップ選手が行っている練習・トレーニングを真似して取り組んでいるケースも多いのではないでしょうか。 しかし、きついトレーニング(きつく感じる)練習・トレーニン

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Bike Training Tips

今回は、当方がデュアスロン(Run-Bike-Run)競技、トライアスロン競技に取り組んでいた時の基本的なバイクトレーニングプログラムをご紹介します。 当時、当方は普通の会社員として通常勤務をしていましたので、トレーニングに割ける時間に限りがあり、限りある時間の中で効率的なトレーニングを実施しようと試行錯誤していました。 (それでも職場の理解もあり昼休みに1時間のトレーニング時間を確保出来たのは恵まれていたのではないかと思いますが。。。) 試行錯誤を経て、効率、効果を追

One-Hour Workout: Brick-Build Bike/Run Quad-Burner:ブリックビルドBike/Runトレーニング

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One Hour Workout: ”2-Prong Power” バイクスプリントトレーニング

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トライアスリートにとってのFTP;Functional Threshold Powerという概念とウエイトトレーニング

●Functional Threshold Powerとは 近年、サイクリストやトライアスリートの間で注目されているFTP(Functional Threshold Power)という概念、指標は書籍「Training and Racing with a Power Meter」の中で、その著者Andrew Coggan(PhD)によって提唱された概念、指標であり「1時間のぺダリング運動において持続可能な最大出力」と定義されていますが、以下の先行研究によれば8分間最大出力テ

5 Training Mistakes Most Triathletes Make:多くのトライアスリートが犯している5つの間違い

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