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Kindle出版プロデューサー養成講座のこと、紙の本と電子書籍の決定的な違い

自分では全くそのきっかけがわからないのです💦

鈴木ケンジさんという、マーケティング・コンサルタント
Kindle出版プロデューサー養成講座の二期生を募集していました。

うっすら興味ありで、紹介セミナーに行ったら、はまってしまったというわけです。何回も東京に行ったり、たくさんの動画や講座の中で消化しきれないほどのことを学びました。

レベルの高い仲間からいろいろと助けてもらえる環境は、とても感謝です💕

きっかけや仲間をつくってくれたことには、ケンジさんにはとても感謝しています。ケンジさんは出版社を立ち上げただけでなく、紙の出版もされて舞台裏を見せていただけたりもしました。私にとっては、今までの経験のすべてがつながり、良い経験になりました。


本は人生の道しるべ

人生の節々で書籍には多くのことを教えていただいています。というより、「本」の形はしていますが、実質は本は「人」の考えを表すものなんですよね。つまり、言い換えると、本は人そのものというのが、電子書籍を書いたり読んだりしているうちに、実感として湧いてきます。

自分なりに過去に学校図書館係のリーダーをしたり、小中学校に専任司書を配置するサークル活動を高校の先生と一緒にしたり、書店員だった経験もあります。子育て期には行動の不自由も多かったので、毎週図書館に行き、週に10冊ペースで紙の本を乱読していました。

だから、本に関わることというのは私の中でとても自然で、貴重な経験で、大切なことです。

20年以上、専門分野の研究や会議の文字起こしに携わり、雑誌のインタビュー記事の下起こしなどもした経験から、ある本を読んだら、これは「取材をしてテープ起こしして書かれたもの」か、「著者本人が書かれたものか」「編集者がテコ入れをされたものか」、あらかた見当がつくようになってきました。

まあ、それは編集者に直接、聞いたことはないので、私の独断と偏見にすぎませんが。。。著者本人が書いているというより、テープ起こしをされて書かれている本って思った以上にあると思います。

紙の本の特徴

紙の本というのはすべてが著者の思いを反映できるものではないし、出版社独自の「本を売るための企画」というものがあり、著者が書きたいテーマとは変わってしまうこともあるというのを著者自身から聞いたことあります。タイトルと中身が想像したものと全く違うような本もたくさんあります。

とある著者のメルマガをずっとお手伝いしてきた経験から、出版された著書を見て、「ここはあの著者の考えとはちょっと違うかな?」というのがわかるようにもなりました。


なんでこんなことになるのか?


出版の構造を見るとよくわかります。

出版社で企画・構成・編集・校正・デザインなどをする人たち、昔は版下つくるだけでも仕事があったぐらいです。印刷会社・印刷費用、流通販売のための会社・販売企画、そしてそれを動かす流通システム、そして書店、書店を回る営業マン等々、それらすべての会社を経営する人々、管理する人々……まだまだあります。

出版というのはものすごく巨大なマーケットが動いていて、たくさんの人が関わっているのです。著者の印税だけでなく、利益を出してみんなが職業にしていく必要があります。


セルフ出版の電子書籍は身軽で著者のもの

その点、セルフ出版の電子書籍、たとえばKindle出版では、難しいシステムは全くありません。著者とAmazon、それで終わりです。

強いて言えば表紙のデザインをデザイナーに頼むか、お金があれば広告を出すかもしれません。できる人はマーケティングまで、著者一人でやってしまう人も多いですね。だからこそ、いろいろな経費がかからない分、著者は紙の本の10倍近くの印税をもらえたりする可能性があります。

今のところ、出版費用印刷費用もかかりませんし、多くの人を養う販売のための難しい企画を立てる必要もありません。建前というものが存在しません。純粋に本の中身に魂を吹き込むことができるのは電子書籍ならではのものといえるでしょう。

そして、忘れてはいけないのは、電子書籍はインターネットとシームレスにつながっているということです。いくらQRコードがあるからといっても、インターネットに直接つながれるという、この効果は紙の本にはありえません。ポチッとやれば、どこまでもつながっているのです。

✅言葉にすると複雑でわかりにくいことは動画にリンク
✅しっかり頭に入れたいことは音声にして何かをしながら繰り返し習得
ECサイトにつないで商品を売り、利益を得ることもできる
✅ブログのように内部リンクに惑わされず、1冊という体系的に順序立てて説明ができる
✅電子書籍だけで不十分なところは、Webサイトにつないで補足できる
✅興味がある人にはLINEやメルマガで、見込み客の教育ができる
✅実際にセミナーや講演会などに招待をして、講師とともに学ぶ

まだまだ、いろんな選択肢があります。

コーチングを学んできた私としては本を売るだけでなく、著者が人生のなかで、「本を通して、どんな夢をかなえたいのか?」、そこを一緒に考えて、私の経験もすべて共有して応援したいと思っています。

実は、私は本を書く「作家」というより、本を一緒につくりあげて一緒に夢を叶えていくほうがとてもワクワクします。だから、自分の出版頻度はあまり多くないかもしれません。でも、一緒に本をつくり上げる中で、私が今まで経験したことが役立つなら、すべてシェアしていきたいと考えています。

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