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kojirooを構成する5つのマンガ

お題記事の中ですごく気になり、考えてしまったので書いてみます。
これはもう、お題考えた人が天才だと思う。
マンガ好きな人だったら「自分は・・・・」と考えずにはいられない!!
とは言え、書き出したらずっと書きそうな気がするので控えめにして、どうしても!となったら追記しよう。

マンガは新しい世界への扉だと思う・・・じゃあ久々に扉を開けに行こう!

こどものおもちゃ

姉が買っていた持っていたのを読んでた所からすごくハマってしまった。
このマンガに出会っていなければ今の自分は無い、と言い切れるぐらい、重い内容でとにかく考えさせられる内容だと思っている。
特にスピンアウト作品でも描かれた「水の館」撮影シーンでの主人公の紗南の葛藤や、最後に館を燃やして撮るシーンは、今でも鮮明に思い出せるぐらい心に残っている。
「心が壊れたら治せないし、直せない」という風なメッセージ性を勝手に感じていて、何よりも大切なのは人の心なのだと自分の中で思うきっかけになった。
奥さんには言っていないが、娘の名前を付けるときに確実に影響を受けた。紗南のように、しなやかにしたたかに、どんな状況でも前向きに立ち向かっていける子になってほしかったんだ。
自分の案と奥さんの言う「いつも笑っていられるよう、は行がいい。」という案と合わせたおかげか、娘はすごく笑うし、嫌なことがあっても寝たらケロリとしている。
いつか娘にも読んでほしいな。

DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

ゲームのドラクエ派かFF派か、といったらFF派なんだけど、マンガではドラクエの方が好きだった。友達と傘でアバンストラッシュを真似しまくって、
そして傘を壊して母親に怒られる、を何回やったことか。。。
ダイもマァムもヒュンケルもクロコダインも好きだったけど、ポップが一番好きだったなぁ・・・あれ、もうポップの大冒険だよね?と思う時もいくつかあったりする。
個人的には、序盤のクロコダイン戦で、マホカトールを唱えるシーンが一番「ポップすげー!」だったな。最初のポップはほんと臆病で口だけ達者な状態だったのに、死ぬかもしれない、いや、99%死ぬって状況で、勇気振り絞って戦ったのはすごいと思う。
衝動的に「〇〇しなきゃ」と思える天才(ダイやヒュンケル、ラーハルトなど)と、怯え悩みながらも戦える努力の人(ポップ、マァム、バダックなど)との構図も、大人になった今でも楽しめる。
戸惑って悩んでも一歩前に踏み出すことで活路が生まれることを学んだ一冊。

フルーツバスケット

とにかく透がやさしい!そして花ちゃんが黒い!!
なんだか語る言葉が見つからない・・・・言いたいことがあり過ぎる。
これは危険!!
一つだけ語るなら、透の涙はマンガの中で一番綺麗な涙だな、と思った。
結構、透は泣くのだが、うれし泣きも多いし、人のために泣けるのだ。
誰かの気持ちになって泣ける、なんて心が優しいんだろう・・・。
絶対の敵、という人がこのマンガの中にはいなくて、自分が生きるのに精いっぱいなことが誰かを傷つけることと同義だったりする、本当にリアルな話ばかり。登場人物、すべての人が倖せになってほしいと思うし、このマンガに関わる人すべての人が幸せになるといいな。

彼氏彼女の事情

並べてみるとわかるけど、どうもkojirooは「天才と努力の人の構図」が好きらしい。そして努力の人が好きだ。
最初は単純に雪野がかわいいな・・・ぐらいで読んでいたけど、最終的にはありまLOVEだった。
ありまは天才として描かれていくけど、本当は努力の人で・・・完璧な人なんかいないんだと気づかされる良作です。
本編は当然好きなんだけど、ギャグパートのセンスがほんといい!
雪野とつばさの初期のケンカや、マーティンやジョーカーの早変わりなんかがもう秀逸!
ただ、読み返してみると主要人物の中に凡人がいなかった。
凡人代表だと、雪野の両親かな。
「娘LOVE」のTシャツが欲しいw

3月のライオン

もう、なんていうか二階堂が大好きです笑
もう熱い!自分も相手も尊重しあえる二階堂みたいな奴、ほんと憧れる。

もう、こんなこと言われたら!粘るしかない!
たとえ負けたとしても全力出し切って闘うしかない!
そこにBUMP OF CHICKENがコラボして曲制作、題名が「ファイター」ってもうなにそれ最高ですか!?というとにかく熱量が半端ないマンガ。
1冊しか選べない、となったら迷わず「3月のライオン」を挙げると思う。

あぁ、もう延々と書けるw
アルのこのコマ挿入が最高過ぎる!
このシーンでやめておこう。

自分も割と小器用なタイプなので、一人で出来てしまうことが多い。でも、それじゃ、行き詰まることもある・・・そういった時によく「3月のライオン」を読み返して、前向きに仕切り直そう、と考えたりする。
普段情けないシーンが多い先生が、ズバッというシーンにはすごく心が揺さぶられる。これで何故恋人が出来ないのか・・・・と思うけど、他人のことはわかるけど、自分のことはわからない人はいるもんな。
支え合って、バランスよくしていきたいな。


雑誌も単行本も電子書籍も同人誌も正直なんでも読むぐらいマンガ好きだから、5作なんて選べないよ!と最初は思いながら、
誰かに薦めるなら・・・と5作選んで、記事書いたことで気付いた。
あぁ、いじめについて取り上げているマンガに惹かれるのだ、と思う。
どの作品でもいじめについて取り上げられている。
ダイの大冒険だけちょっと毛色が違うけど、種族間、強さがわかりやすい世界だからこその差別など、最終決戦では明確に語られているので、読んでみてほしい。

1コマだけ、誰かに薦めるならこのコマ。

作中で、主人公の零が救われた一言。
自分を含め、読んだ人でも救われた人はいるんじゃないだろうか。
自分も小・高といじめに遭った経験があり、すごく辛かった。正直に打ち明けて、一緒に闘って友人のおかげで逆に相手をこらしめるぐらいに闘えた。その想いの原動力はマンガからも貰えていたんだろうな、と今更ながらに思えた。何かがズレていたら、きっといじめによるショックから戻れなかったかもしれない。
そう考えるとマンガ、これからも読んでいこう。
今は、本屋でジャケ買いする楽しみは得られないけど、電子書籍などで乗り越えていこう。

もしよければ、この記事を読んだ皆さんも5作選んで記事を書いてみてください。そして、お薦めの1コマ、教えてください。
また新しい扉に出会えるのを楽しみにしています。

ありがとうございます!記事書く時のコーヒー代にさせていただきます!