「竜とそばかすの姫」のあらすじ・魅力・評価・考察を5分で知りたい人へ

詳しい情報はこちら：https://entametalk.jp/the-story-of-ryu-to-sobakasu-no-hime

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「竜とそばかすの姫」は「サマーウォーズ」で知られる細田守監督の最新作アニメーション映画です。細田守監督の最新作というだけで、ちょっと気になっている人も多いのでは？そこで本記事では竜とそばかすの姫のあらすじ・魅力・評価・考察を5分で読める範囲にまとめました！映画を見る前に評価を知っておきたい人は、ぜひご覧ください。

竜とそばかすの姫

「時をかける少女」や「サマーウォーズ」で知られる細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」が、2021年7月16日に公開されました。細田守監督の最新作とあって、まだ見れてないけど気になっている人も多いのではないでしょうか？

竜とそばかすの姫はサマーウォーズにもあった仮想世界を舞台としています。そのため「サマーウォーズと何が違うの？」と感じている人もいるかもしれませんね。そこで今回は竜とそばかすの姫を見る前に、前情報を知っておきたい人に向けて、あらすじ・魅力・評価・考察をまとめました！ちょっと気になっているけど、評価が悪かったらどうしよう…と思っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
「竜とそばかすの姫」の基本情報

まずは竜とそばかすの姫の基本情報やあらすじを見ていきましょう。
「竜とそばかすの姫」のあらすじ

竜とそばかすの姫

高知県の田舎に住む女子高生・すず。幼い頃に母親を亡くして以来、大好きな歌を歌えなくなっていました。そんななか父との間にも溝が…。作曲だけが生きがいになっていたすずは、ある日50億人以上が集まるインターネット上の超巨大仮想世界（U）にベルというアバターで参加します。仮想世界ではかつてのように自然と歌えたすず。オリジナルの歌を披露していくうちに、コンサートを開けるまで注目が集まりました。しかしコンサート当日、突然謎の竜が現れコンサートは台無しに…。しかしベルは竜が抱える大きな傷の秘密を知ろうとします。そして竜も彼女の歌声に少しずつ心を開いていきますが、世界は竜の正体探しを開始しました…。
「竜とそばかすの姫」の概要
制作会社 スタジオ地図
監督 細田守
舞台となった場所 高知県
ワールドプレミア上映 カンヌ・プルミエール
興行 6億8000万円（公開2日）
メインテーマ U

メインテーマのUは、2021年8月18日にリリースされた楽曲で、主人公の声を務めた中村佳穂が歌っています。中村佳穂は1992年生まれのシンガーソングライター。美しい歌声と豊かな表現力に細田監督自ら「竜とそばかすの姫のオーディションを受けてほしい」と頼んだそう。

竜とそばかすの姫

作中では重要なシーンで歌われており、コーラスにはTwitterで応募した一般の人々の声を起用しているようです。
「竜とそばかすの姫」の魅力は？

竜とそばかすの姫

竜とそばかすの姫をまだ見ていない人のために、本作の魅力をお伝えしたいと思います！気になっているけど、イマイチ見る気になれないと思っている人は、ぜひ読んでみてください。
細田守監督がずっと創りたかった映画

竜とそばかすの姫は細田守監督がずっと作りたかった映画だと明かしています。そのため監督個人の思い入れも強く、現代社会にマッチした監督の「伝えたい想い」が存分に込められている作品です。また、本作品には監督と知り合いの世界的トップクリエイター達が携わっているため、クオリティ面でも最高の仕上がりといえるでしょう。映像、音楽、アニメーション、全てが一流のクオリティなのです。
現実とファンタジーの絶妙な融合

細田守監督の作品は、現実の問題にファンタジー要素を盛り込んでいるのが特徴です。例えば「バケモノの子」では後半に連れてファンタジー要素が強くなり、人によっては「おかしいでしょ」と思ってしまう場面もあります。しかし、現実の話だけをリアルに再現してしまうと、ストレートで生々しいものになってしまうでしょう。細田守監督は、ファンタジーと現実を上手く調和させることで、伝えるべき問題をエンターテインメントとして表現しています。今回の「竜とそばかすの姫」も、現実と仮想世界という2つの要素を作ることで、ファンタジーとリアルのバランスを絶妙に保っていると言えるでしょう。
優しい世界観

細田守監督は現実の問題をファンタジックに描く監督です。そして竜とそばかすの姫にはそんな監督らしさが存分に表現されていました。特に「母を亡くした子が歌で自己表現をして、世界を救う」といった分かりやすさは魅力の1つです。また、作中ではネットの誹謗中傷や行き過ぎた正義を問題としてかかげながらも、それらの問題に立ち向かう少女の力や想いを全肯定しており、まさに細田守監督らしい優しい世界観が表現されています。
「竜とそばかすの姫」を見た人の評価・感想は？

竜とそばかすの姫

竜とそばかすの姫を見た人の多くが「素晴らしい映像美だった」「映画館の大きなスクリーンで見て大正解だった」とコメントしています。また、一部ではマイナスの口コミ・評判も出ているものの中には「映画は説明されない部分があった方が面白いし、小説が好きな人は満足できると思う」という感想も。一部突飛なストーリー展開に戸惑う人がいるようですが、総合的にみると面白かったと感じる人が多いようです。映像美に関しては満場一致で圧倒的美しさのようですね！
「竜とそばかすの姫」を超正直に考察！

竜とそばかすの姫

作中で出てくる自警団組織「ジャスティス」そのリーダーを務めるジャスティンの正体は、最終的に明かされませんでした。しかし、さまざまな伏線から考えると恵の父親である可能性が浮上します。1つ目は恵の父が在宅ワーカーであること。2つ目はすずの眼力にジャスティンが気圧されてしまうことです。恵の父がジャスティンであると考えれば、作中の内容も辻褄があってきます。まだ見ていない人はぜひ、この辺りにも注意して楽しんでみてくださいね。
まとめ

今回は竜とそばかすの姫についてご紹介しました。人によっては好みが分かれる作品かもしれませんが、込められたメッセージに目を向けるとよりリアルに感じられると思います。評判はあくまでも参考程度にして、ぜひ自分の目でどんな映画なのか確かめてみてくださいね。いつか動画配信サービスで配信されることもあるでしょう。その日を楽しみにするのもおすすめです！