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早稲田の国語からパクった俳句論

母の背のカレーの匂ひ生誕日

◆自選句の説明

本来説明は無粋ですが、私の祈りそのものです。

天皇誕生日が季語なんですが、私の能力じゃどうしても自由律にしかできないし、今日詠めば季語が明らかだからいいかなーと思い生誕日にしました。
本来皇族がご飯をつくることはないみたいですが、ナルちゃん憲法で育てた美智子さまの背中をみて育ち(暗に上皇の背中も指す)誕生日に大好きなカレーを作ってもらう今上天皇と普通の一般家庭の重なりを描きました。

もちろん早稲田大学の国語で読んだ俳句論をもとに自然模写ではなく虚構を詠みました。題詠です。でも確かに私は誕生日に大好物のカレーをつくる母の姿を見ていました。

俳句は作者に本来依存しないから、この俳句の解釈が如何様であってもいい。でも新しい俳句を目指すなら"メッセージ性"です。たしかに中国故事など背景に詠み込む俳句もありますが。

このメッセージは今上天皇がカレーが好きとか、ナルちゃん憲法だとかわからない人には真には伝わらないです。でも誕生日に子どもが大好きなカレーを作る台所に立つ母親の姿は万人に通じるあたたかさだと思います。

受験前にスタディサプリの岡本先生のトークショーにいってきました。

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P.N.を使うのは責任逃れではありません。現実の肩書きを取っ払った虚構の世界の名前だからです。(早稲田大学の国語丸パクリ)本名でも恥ずかしくないことしか発信しておりません。

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