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☆夢も希望もないこの世界で君は何を思い僕は何を思う☆◆9章◆前編・この人と結婚する為に生まれてきた

◆9章◆前編・この人と結婚する為に生まれてきた

1話・運命の人

東京へ来て4年経った!

マサト、24歳!!

バイトで入ってきた女の子を好きになってしまった!

最初は何気ない感じで普通に世間話やら好きな音楽の話しをしていて何となく自然な感じでその子に惹かれていってしまった!

女性恐怖症になっていた自分にとって何のわだかまりもなくて

その子の笑顔や話し方、仕草が普通に好きになっていた!

その子の名前はマキ

年齢は21歳で自分の3つ下だ!

身長は160センチくらいで自分より少し背が低いけど女性にしては背が高い方だと思った!

髪はショートで髪色は茶髪で顔はハーフではないけどちょっとイギリス系ハーフにも見える青森の訛りがある女の子だ!

お互い自然と惹かれあった感じで自然といつの間にか出会って1ヶ月くらいで付き合っていた!

もしかして…この人が自分の

運命の人


なのかもしれない!!!

そう確信していた!!

2話・マサト、店長になる!

マサト、25歳!!

彼女もでき、仕事も順調で今の仕事の経理とかも任されるようになっていた!

そして、オーナーに呼び出されて店長へと任命された!

そして…

マサト、店長になる!!


今まで上司だった人が、いきなり自分の部下になり自分が店長になって仕切らなくてはならなくなった…!!

東京へ来て約5年…25歳という若さで店長…

プレッシャーが凄かった…

ほんとに自分はやっていけるのだろうか…

不安で不安で押し潰されそうになりながら店長になってしまった…

自分みたいな人間に店長なんか務まるのだろうか…怖くて怖くて仕方ないけれど自分は頑張ろうと思った!!!

3話・娘さんを僕にください!

出会って3ヶ月でマキと僕、マサトは入籍した!

スピード結婚だ!

この後くらいかな世間的にスピード結婚とか流行っていたのは

5年間音信不通だった両親に連絡して、いきなり行方不明だった息子からの電話が結婚するってことでかなり驚いていた!

捜索願いやら探しててもう死んでいるかと思っていたらしく、生きてた事に喜んでくれた…

正直、自分は父親に殴られると思っていた…

暴力家庭で育ってきたのだからほんとに殴られる覚悟はあった!

でも過去はどうあれ生きていた事と結婚するという事に喜んでくれた!

うちの両親を東京へ呼び、社長や彼女を紹介し、そしてそれから飛行機で彼女の実家青森に行き両親に会ってお互いの両親に挨拶して例のお決まりのセリフを言った!

娘さんを…マキさんを僕にください!!


マキさんの父親は見た目も中身も厳格な人で強面な感じで断られると思っていたが快く許してくれた…!!

人生で1番緊張したのかもしれない!

手や足…身体も声もめちゃめちゃ震えていた…

でも、マキとこの先もずっと一緒に生きていきたいと思ったから頑張って言った!


僕はこの人と結婚する為に生まれてきた!!!


そう、心から思っていた!

絶対、マキを幸せにするんだ!!!

でもまさかあんな事になるなんて…思いもしなかったんだ…


9章・後編へつづく!!











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