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☆夢も希望もないこの世界で君は何を思い僕は何を思う☆◆8章◆続・東・京・物語

◆8章◆続・東・京・物語

1話・東京へ来て3年の月日が経った!

東京へ上京してきて仕事漬けの毎日

仕事して1年経った時にバイトの配達員から正社員になって営業の仕事もやりつつ後輩の指導や会社の社長兼オーナーの送り迎えなど色々仕事をこなすようになっていた!

営業の仕事で会社では上位の成績で本社に呼ばれる事もあった!

なんかいつの間にかエリートサラリーマン的な感じになってたな…

休みの日でも後輩がミスしたら出勤したり1ヶ月の休みが3日くらいしかない状況もあった!

朝から晩まで働いて働いて1日に寝る時間なんて5時間あるかないかくらい

365日でかなり働いていて1年で5年くらい働いている感覚でほんとに忙しい毎日だった!

今考えると、ほんとに異常すぎるぐらいの異常だった!

そして、東京へ来てあれよあれよという間に3年の月日が経っていた!


2話・マサト、ストーカー被害に遭う

3年経ったある日の出来事

マサト23歳

バイトで女の子が入ってきて配達のノウハウを教えていたのだが、何故かその子に夜に部屋に呼び出されて一目惚れしたと入ってきた初日に言われその日のうちに一夜を共にしてしまったのである!

ユキコの件があって以来女性恐怖症気味になっていたのだが

まさかこんな事になるなんて思ってもいなかった…

その子の名前はサエコ

年齢は22歳で自分の2つ下で

顔はそんなに可愛い程ではないけど無邪気な感じの娘だった!

ただ自分はまだそんなに好きとかではないけれどとりあえず何日か様子を見ていた!

仕事を教えていたのだが頭の回転が悪く物覚えが悪いし失敗ばかりが多い子だった…

バカっぽくても愛嬌があればいいのだがすぐ愚痴は言うし人の悪口は言う、仕事のやる気のなさや仕事に対する姿勢など性格的にちょっと問題があるのでは…と思いはじめていた!

そして案の定、サエコは1週間でバイトをクビになった!

自分も一緒にいる気はないからサエコにハッキリと「ごめん、付き合ったりする事は出来ない」と言った!

次の仕事が決まるまでサエコは寮にいたのだが会社から離れている所に住んでいる自分の所に何度も押しかけてきてドアを…

`Д´)ノドンドンドンドンドンドン!!!

サエコ「開けてよー!マサトーーーー!」

泣きじゃくりながら部屋のドアを叩くサエコ

`Д´)ノドンドンドンドンドンドン

マサト「ごめん、帰ってくれるかな?近所迷惑になるし…」
サエコ「おい!開けろよてめぇ!ぶっ殺すぞ!おい!開けろや!」

急に豹変して怒鳴り散らすサエコ

そういう事が何回も続き、しばらくして仕事が見つかってサエコは寮を出ていったのだが

無言の電話が何回も何回も掛かってきて3ヶ月半年とだんだん少なくなってきて連絡が来なくなった…

これは自分の対応の仕方が悪かったのだろうか…彼女の方が悪かったのだろうか…

自分的には恐怖な体験として心に刻まれたのだった…

マサト、ストーカー被害に遭う!


警察に言おうと思えば言えたけどそれは悪い気がして言えなかった…

もっと自分が優しく接して誠意を持って対応してれば違ってたのかもしれない…

でもあの頃の自分は仕事漬けの毎日で心にそんな余裕はなかったのかもしれない!

そしてますます女性に対しての女性恐怖症が自分の中で大きくなっていくのだった…!!

3話・シンガーソングライターになる夢

東京へきて仕事漬けの毎日でギターの練習は3ヶ月に一度はスタジオ借りて練習したり作詞作曲もちょっとはやっていたけどなかなか手がつかず

そこで会社に相談して1年だけ新宿にある音楽教室に通わせて貰える事になった!

教室に必要な教材を買ってギターを習ったり作詞作曲学んだり

でも仕事の合間に行くのだがなかなか時間が合わずに授業をキャンセルせざるを得なかったり、バイトしながらと違って正社員で教室に通いながら仕事と両立させて行くことはかなり難しい事だった!

結果、1年通うはずが半年も経たずに辞めてしまった!

シンガーソングライターになるという夢…


自分的にもう無理なんじゃないかな…と思ってきた…

本当に夢を追うならば、今の仕事を辞めなければならない!

自分にその覚悟があるのか!!?

東京へ来て自分の面倒をみてくれた会社の人たちを裏切る事にならないか!??

自分の中で色々な葛藤が蠢いていた!!

どうすればいいんだろうな…わからない…わからないけどひたすらわからないまま働いていた…


9章序章へつづく!!








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