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本物のモーニングサービスという文化に触れてみた

喫茶店のモーニングサービスという文化は、我が地域にはない。朝食は自宅で摂るのが普通である。これは、おかしいことではない。

しかしながら、近所にコメダ珈琲店が出店してからは、極めて当たり前にモーニングサービスという文化に触れられるようになった。なるほど、これか。コーヒーを注文すると追加料金なしで、パンとゆで卵が付いてくるというあれ。

コメダ珈琲店のモーニング(ミニサラダは別料金)

で、このモーニングサービスの発祥は名古屋らしいということなので、先日、旅行の際にわざわざ自宅を早出して、名古屋市内の喫茶店に行ってみた。立ち寄った喫茶店は、名古屋港に近い田んぼ中のオシャレでない店舗でふつー。
駐車場も広くて、モーニング初心者でも入店に抵抗感がない。朝8時半頃、入店。早速モーニングを注文してみる。

この喫茶店では、パンとおにぎりの選択ができるというニュータイプ(実際はニューであるか判らないが、おにぎり選択できるのは初めてー)。ゆで卵の代わりに目玉焼き、ゼリーもある。これも、ニュータイプだ。ワンプレートに収まるサイズ感が軽食(朝食)っぽくて良い。

名古屋のモーニングサービス(おにぎり版)

なるほど、これが名古屋名物のホンマモンのモーニングサービスなのか。
しばらくすると店内が混み合ってくる。続々と近所らしき人が集まってきて、テーブルを勝手に動かし集団になっていく。あっという間にワイワイガヤガヤと3グループぐらいができる。

私の周りによそ者感が漂ってくる。孤独だ。

そういえば、愛知県出身の友人が言っていたな。
祝日に実家に連絡する場合、午前中であれば、実家ではなく行きつけの喫茶店に電話をするとか。◯◯来ていませんか?って。もう、第二のダイニング、コミュニティの一つの形態として認定したい。

本物のモーニングに触れて、ちょっと感動したというか認識改めたので、我が家の近所にもモーニングサービスを提供するところがあるんじゃないかと調べてみた。すると、車で30分ほど走った先におしゃれなモーニングセットがあることを確認。さっそく出掛けてみる。

これはオシャレでちょっと贅沢

わー、凄いじゃないかぁ、これは素晴らしい。どの食材も美味しく、美しく、満足できたー。もっともこれは珈琲一杯の値段ではないのでモーニングサービスと言えないのか。メニューにはモーニングセットと表記されている。

うーん、定義が難しい。ランチセットもそうだが、通常の価格帯よりかなりお得な料金設定であることは間違いない。
多分だけれども、通常の珈琲一杯のお値段でプラスのお料理が提供されるのがモーニングサービスと言うのだよね(愛知県では)。まあ、これをモーニングサービスというのは無理な感じがする。

それと、モーニング、モーニングサービス、モーニングセット、どれが正しいのかー。わたし的にはモーニングセット、イチオシ。

以上、結論です。日本一周の際には、モーニングサービス巡りもいいかも。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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