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日本一周(東日本編:14日目)三陸を延々と北上

ついに二週間が経過した。試行錯誤しながら進めているので、あっという間だ。一度、快活CLUBを使っただけで、宿泊施設を利用していないのは頑張っている感がする。車中泊だと、朝の出発が早くなりメリットもある。

1 日本三景の一つ、松島は馬の背が素敵

朝は、小雨が軽自動車の天井当たる音で目が覚める。6時には片付けを始め、渋滞になる前に仙台市内を離脱する。雨雲とともに北上だ。

まずは、日本三景の一つ、松島の素晴らしい景観を右手に眺めながら北上。
松島は、これまで片手では足りないくらい訪れているので、もう遊覧船と乗るのも飽きたので素通りが基本だが、一つだけ普通の観光客が行かないところに寄ってきた。それは、遊覧船乗り場よりも仙台寄りの馬の背というところ。道が狭くて、駐車場もないので一般の観光客は行かないところかな。

「馬の背」という名称がぴったり景観。ちょっと見晴らしの良いところまで行く途中は探検っぽくなるが、そこを抜ければ誰もいない静かな時間が過ごせる。
先端には三角点以外には何もない。まあ、それが良いのだけれど。

2 知名度はあるが、寄る機会が機会が少ない女川

通行料が無料となっている三陸道を利用するとショートカットされてしまい、寄る機会が少ない女川地域。今回は、あえて一般道を通って寄ってみた。湾も港も実に静かで穏やかな感じ。良いところだよ。

ここに来るまでに、東日本大震災では津波による甚大な被害を被った東松山市、石巻市を通過してきたが、来るたびに景色が劇的に変わっていて第三者的には復興の力を感じる。

道の駅おながわで売っているお寿司とかむちゃ新鮮で、かつ、安くて美味しそう。食べたいが、まだ午前10時前だよ。
今食べちゃうとお昼が食べられなくなるので、笹かまぼこを一つ買ってみた。うん、やっぱり美味い!(慌てて食べてしまい、中身の写真、忘れた)

道の駅おながわ

3 やっぱり被災地であることを意識してしまう

この河口の上流3キロに大川小学校があった。現在は、震災遺構として保存がされている。震災直後にも訪れたことがあり、今回は通過したのみ。

海岸線の防潮堤の整備がどこも凄い。これらの巨大さ・規模から、当時は、想像もつかない津波が襲来したことをリアルに感じる。
何度来ても、この驚きは変わらない。

4 南三陸さんさん市で流血

昼食を摂るために寄った南三陸さんさん市。これで4度目の訪問か。
で、横向いて歩いていたら柱に激突して額から流血。痛ったい。卒倒するかと思った。
行き場のない怒りをヤケ食いで収める。
志津川ホルモン丼、タコプリン、カフェモカ。もう食えん。

5 神割崎は、迫力満点、見逃すべからず

三陸町の神割崎は、必ず下まで降りることだね。私が帰る時に来た観光客は、下に降りずに先に行っちゃった。勿体無い。
行ってみればわかるが、岩の間から波がわっーて盛り上がって白波立てて崩れる様は、迫力があって見応えたっぷり。誰もいない海岸で、自然と神秘の力を感じた。

6 聖地巡礼、道の駅 大谷海岸

映画『すずめの戸締り』に登場した「道の駅大谷海岸」は聖地巡礼だ。アイスクリームや休憩用椅子など、ファンにはたまらない施設であろう。全体的に綺麗で使いやすい造りとなっている。

7 憧れの遠野は、理想郷か

風土や民話なので知名度が高い遠野。今回、訪れたのが、なかなかの雰囲気がある荒神神社。田んぼ中にあり、道路際に2台程度おける駐車場が容易されている。神社も駐車場も民有地なので、迷惑をかけないよう心がけなければならない。
周辺の里山の景観も素晴らしい。草刈りなどもきっちりされていて、地域全体でこの里山と引き継がれる風土のすばらしさを守っているのだろう。ちょっとここなら住んでもいいのではないかと憧れの地でもある。

8 総括

走行距離 262.1km。
雨が降ったり止んだりで気持ち良い写真も撮れないし、爽快ではないので、とにかく先に進めることを優先に頑張った。

今日の移動
この14日間の移動

<経費>
朝食(パン)340円
おやつ(笹かまぼこ)172円
昼食(南三陸、志津川ホルモン丼)1078円
おやつ(焼きたてタコプリン)350円
おやつ(カフェモカ)500円
夕食(ご飯、惣菜、サラダ)593円
コインランドリー(遠野市内)1000円

総額 4033円

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