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(残り5か月)突然のスランプ!原因は父親。

娘は、受験生活を送っていることもわからず、
幼児教室通いを楽しんでいました。
何より、
制作の時間があることを楽しんでいました。
工作教室に通っている中で、
ペーパーも運動もやっている感じでした。
が、突然、担任の先生から、
スランプを告げられてしまい、気が動転…。

6月の、とある土曜日、
担任の先生から、
以下のようなお電話を頂戴しました。

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先日のテストのとき、制作課題で水筒を作った。
その際、
「水筒を持って、どこに行く?」と質問した。
いつもの様子と異なり、なかなか答えが出ず、
躊躇しているように見受けられた。
 
「どこに行ってもいいのよ」
「どんな答えでもいいのよ」と促した結果、
「天の川を見に行きたい。
綺麗な、キラキラした星を見たい」という、
いつもの娘らしい答えが出た。
 
「現実的な正解を求める」のではなく、
「空想でもいいから、感じたことを口にする」
という本来の姿を、
躊躇せずに出せるようになってほしい。
 
同様な様子は、
前月の慶應幼稚舎テストのときにも見られた。
天真爛漫な、自由な発想をする、
いつもの姿とは違い、
人の目を気にして、
答えに変に躊躇をしていた。
「集団ゲームをする➝躊躇する➝
先生の説明で出るルールを忘れる」
といった感じだった。
 
女の子は、成長とともに、
「真面目にやらないと」
「ひとと違った言動をせずに、
周囲に合わせて、ちゃんとしなくちゃ」と、
人の目を気にするようになる。
 
「個性を見せることがいい」
ということを実感させるには、
家庭で大人との遊びが大切。

例えば、
動物や水中の生き物に変身する遊びをする。
大人と一緒に、
全身を使って、大きなリアクションで、
本気で、元気よく、嬉しそうに、
楽しそうに真似をする。

家族全員で笑い合い、
「自分の感性で表現するのは、楽しいな」
と思ってもらう。
「恥ずかしい」「よく見られたい」
という気持ちを翻す。
子どもらしく遊んでいる姿を、
試験官は求めている。
 
また、先日の別のテストでは、制作課題のときに、
作っているときに周りを見て、周りを真似ていた。

作った後、作ったものが
想像通りに動くかどうかを試せばいいのに、
頭で考え込んでいた。

「まず、やってみよう!」という気持ちよりも、
「正解を探そう」という気持ちが先に立っていた。

「ちゃんとやらなきゃ!」という気持ちが、
心にブレーキをかけている。

「楽しいね!」という心持ちで、
取り組めるようになってもらいたい。

最近は、
制作における「工夫力」が見られなくなっている。
周りのまねをして、
わからなくなったら、手を引っ込める。
周りを気にせず、自分で堂々と表現すれば良いと、
自信を持たせる声がけを。
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反省しました。

幼児教室の行き帰り、家庭学習、
そしてお風呂でも、
「正解」を出すように、
仕向けていたような点が、
多々思い出されました。

家庭で制作課題を行うときは、
完成形には正解がない作業なので、
まずは認めてあげる。
模範解答を求めない。

制作物を見てほめるだけではなく、
制作過程をほめてあげる。

プリントでも、答えが間違っても、
考えていた過程をほめてあげる。

制作物の完成形、
プリントの点数だけを見ないようにする。

心に固く誓ったものの、
私の言葉に忠実に
「正解」を求めようと懸命な娘の心を、
どのようにほぐして、
元々の特性である天真爛漫さを
取り戻してあげれば良いのだろうか?

自責の念に押し潰されそうになり、
打開策に悩み、
眠れぬ日々の中、
思い出したのが、
大学受験勉強で出会った本でした。

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