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過去問に手を付ける。凛々しい娘の表情に、泣く…。

買い込んでいた過去問に、着手!
解き方を覚えるように、やり込む。
そう、東大受験勉強の頃のように。 

ペーパー力の強化。

娘の最大の課題は、これです。

家庭学習用のプリントは、やっとひと通り、
9月末で終わりました。

間違えた問題はできるようになるまで、
そして何度も間違える問題は、
「何度も間違える問題集(プリント集)」
にまとめて、
来る日も来る日も繰り返しました。

スピード重視で、
問題を見た瞬間に、解き方を思い出すように。

答え自体を覚えていてしまっては意味がないので、
問題を多少変えながら。

解き方を、娘から解説してもらうようにしました。

よくついてきてくれたと思います。

よく耐えてくれました。

娘の眼も、顔つきも、シャープになった。

パパが追い込んでしまって、ごめんね。

でも、とても凛々しい、強く美しい顔だよ。

こんな顔、
小学校受験に臨まなければ、
年長で見せない顔だよ。

飽きるよね、毎日毎日、
面白くもないプリント解いて。

でも、ねちっこく、飽きてもやるべきときがある。

今が、そのときなんだ。

あと1カ月だけ、我慢して。
ごめんね。


ようやく、過去問に着手する。

ペーパー力が問われる女子校から手を付ける。

まずは雙葉でやってみたが、歯が立たない。

なので、過去問に本格着手する前に、
志望校別講座でやった問題を、
解法を覚えるまで、徹底的にやった。

これは、自らの東大受験と同じ方法だ。

入試直前、過去問に手を付ける前に、
それまでに受けた
すべての模試の問題をやり直し、
間違えた問題は、
徹底的に解き方を覚える。

これを、
飽きるけど、
ねちっこく、やる。

過去問に手を出していないことに焦るけど、
ねちっこく、やる。

これを完璧に仕上げてから、
過去問に取り掛かると、
かなり解けるようになっている。

そこから10年分、
模試のやり直しと同じように、
間違えた問題は、
徹底的に解き方を覚える。 

難関突破が実現できるかは、
能力の問題ではない。

そう、執念、執着の問題だ。

これで、最後の20日で、
大学合格に手が届いた。

だから、娘の過去問にも
同じような段取りで、取り組んだ。

成功体験の押し売りなので、
成功するかは不明だが、
信じるしかない。

まず、1校目。

間違えた問題は、何度も繰り返して、
徹底的に解き方を覚える。 

段々と、解けるようになる。

次に、2校目。

そして、3校目。

行けるかもしれない。

学校ごとに、問題の癖(特徴)があるが、
その癖を解説し、
3校目ぐらいまで過去問を解き続け、
解法を覚え続けていると、
解答スピードが上がり、正答率も上がっている。

ペーパー問題に、初めての手ごたえを感じた。

1カ月間、連日の成果が、
10月末に表れ始めた。

もう、仕事どころではない。

仕事は、深夜にやろう。

午前中は、できるだけテレワークにして、
娘と過去問に取り組んだ。

10月末のある日の午前中、
娘が過去問を解いている表情が
あまりにも神々しかった。

なので、スマホで撮った。

過去問に格闘する凛々しい、引き締まった表情に、
泣いた。

行ける、行けるぞ。

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