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カウンセリングやセラピー領域において薬物療法の大切さ

親や他者から与えられた『自分はダメな存在だという呪い』を、『自分らしさという祝福』に変容させ、自分らしさで世界に貢献する事をサポートしているハカセです(^^)
今回はカウンセリングやセラピーするうえで、薬物療法がとても大切だというお話を、あなたにプレゼントしたいなと想います(^^)

カウンセリングセラピー領域とはどのような領域か

まず、カウンセリング・セラピーとはどのような事をしているのかをお話ますね。
簡単に言えば、今の困りごとを解決するお手伝いです。
より詳しく言うと、基本的に今生活を送るうえで問題行動に繋がっている、学習した思考の癖やパターンを今のあなたに合う形で再編成、再学習、再構築する事や、あなたの過去やココロの状態や他者との関係性を、癒し、育み、今以上に豊かにすることを目指します。

例えば、あなたが昔人前に出て笑われた経験をし、今現在も人前に出ることが怖く回避しているとします。
そして、今現在のあなたはあなたの経験を人と共有し、誰かのサポートや応援をしたいとします。
ですが、昔の経験が邪魔をし、あなたがしたいことをできないでいます。
このような時、昔の経験を癒し、今のあなたが表現したいことをサポートする事を、カウンセリングやセラピーは目指します。

また、過去両親からされた仕打ちが許せない時、それを許さないことを許せるようになったり、親からの仕打ちそのものを許せるようになる時もあります。
あるいは、自分の事が大嫌いな状態から、自分の事を愛し大切にできる様になります。

どのような時、投薬・薬物療法が必要になるのか

このようにカウンセリングやセラピーは過去や現在に焦点をあて、傷を癒したり、金継ぎのように新しい形で生まれ変わらせることを目指します。
そのため、今まで回避してきた過去や痛みに向き合う事も多々あります。
このような時、私や本人の頑張りだけではメンタルの状態を保てない時があります。
このような時、まさに薬物療法が必須となります。

あなたがインフルエンザや肺炎になった時、病院に行き薬をもらう事をするかと想います。
ココロも同じで、あまりにもしんどい時は薬を使う事によって、今以上に状態が落ちることを防いでくれます。
あまりにもココロの状態が不安定だと、カウンセリングうやセラピーも効果も出ませんし、そもそもカウンセリングやセラピーをする体力気力すらなくなってしまいます。

特に私がサポートしている方の中には、トラウマやPTSDで苦しまれている方も多くいます。
フラッシュバックを起こしたときのパニックを緩和するのに薬が大変役に立ちます。

また。ボーダーラインと言われるパーソナリティー障害の方は、自己活性化、いわゆる自分が自分らしくなることに対して、恐怖心や不安感が出てきます。
そのため、カウンセリングやセラピーを受けようと決心したとたん、ココロの状態が不安定になってしまいます。
そのような方も薬を併用する事によって、カウンセリングやセラピーを続けられるようになります。

また、私は必要であれば薬だけでなく入院も勧めることがあります。
それほどまでに不安定になっている時は、まず生命の安全を確保する事が先決だからです。

確かに病院や先生によっては、大量に薬を出すところがあることも事実ですが、適切な量の薬や薬そのものは悪ではなく、クライアントさんをサポートするためにとても役に立ちます。

私の想い

カウンセラーさんの中には薬物なんてもってのほか!カウンセリングだけで十分!という方がいますが、私はそれには反対です。
何故か?
薬を併用する事によって、クライアントさんの状態が本当に悪くなってカウンセリングやセラピーから離れることを防いだり、自死を防ぐことができるからです。

個人的にコトバを選ばずに言うなら、薬はいらないというカウンセラーさんは、本当に大変な方とのカウンセリングの経験がないんだろうなと想ってしまいます。
それほどまでに過去に向き合う事は、勇気と覚悟が伴う事なのです。

私たちカウンセラー・セラピストが持っている職業倫理の中で、私は守秘義務と同じくらい大切なモノがあると想っています。
それは、カウンセラー・セラピスト自身の承認欲求を満たす事や、自分の能力をクライアントさんに認めさせようとすることをしないという事です。
私たちが第1に考えるべきなのは、クライアントさんの生命の安全と、クライアントさんの未来と、クライアントさんと私という私たちの関係性についてです。

これは、私たちカウンセラー・セラピスト側が自己犠牲をしたり、自分の事をないがしろにしていいという事ではありません。
私たちは私たち自身を大切にしながら、同じようにクライアントさんも大切にするという事です。
クライアントさんのこれからの人生が良くなるのなら、良い意味で手段を選ばないという事が必要です。
私自身がクライアントさんに無力や役立たずと想われようが、必要であれば私以外のサポートもクライアントさんに提供するという事です。

より多くの人が、自分らしい人生を歩み、今からの人生を少しでも今以上に豊かにするために、カウンセリングやセラピー、病院や投薬・薬物療法に頼る人が増えることを、応援していきたいと感じる今日この頃です(^^)



より詳しい内容、やり取りはこちらの公式lineから(^^)
合わないと想ったらブロックも大丈夫です(^^)

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