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機能性高体温症になりました。

おはこんばんちわ。
タイトル通り、「機能性高体温症」なる病気になりました。
この病気、ググっても情報があんまりなかったので、記事を書いておこうと思います。

①機能性高体温症って何よ?
まずは病気の説明から。ざっくり言うと「自律神経がバグって体温が高くなっている状態」です。心因性発熱とも呼ぶようです。原因はストレスのようなんですが、私の場合「これだ!!!」っていうストレスは特になかったです。発症前はちょっと仕事が忙しかったですがそんくらい。
あとなんともやっかいなのが、感染症の発熱とは仕組みが違うので、解熱剤が効きません。


②経緯
私の発症の経緯を書きます。
他の記事でも書いていますが、私の場合不安障害の既往症があって、精神科のクリニックに通院しています。

2020年11月下旬:
何か熱っぽいなあと思って体温測ると37℃ある、ということがしばしば。
記録を付けてみるとほぼ毎日37℃。朝は大体平熱で、昼くらいから体温が上がる感じ。

2020年12月上旬:
微熱が続きっぱなしなので近所の内科のクリニックを受診。血液検査と尿検査と、あとコロナのご時世なのでPCR検査を実施。検査結果は異状なし(「パーフェクトスコアです!」と言われました)、PCR検査は陰性。
解熱剤を処方されるも効かず。
「不明熱」と言われました。文字通り、不明な熱です。熱が続くようならまた来てくださいと。
あと通院先の精神科クリニックでも相談するも「何だろうね?」って感じ。

2020年12月中旬~下旬
熱がずうっと下がらない。内科クリニックにもう一回行くか悩んだのですが、近くの総合病院の総合診療科を予約して受診。(通院している精神科のクリニックで紹介状を書いてもらいました。)
また検査(血液検査と尿検査と、胸部レントゲンと、心電図も取ったような)するも、結果異常なし。ここで「機能性高体温症」との診断。
「内科的な原因はありません。」
「治療法は特にないので、うまく付き合っていってください」
「80代の患者さんで、30年以上微熱があって、都内の病院を100か所以上回っている人がいます。原因探しは、これ以上しない方がいいですよ」
と言われました。
受診して検査結果聞いてこれ言われて、終わりです。「打つ手なし」ってことでした。
付き合っていけって言われても?どうやって???微熱つらいのですが?????って感じでした。
ちなみに「同じ症状の人たちは、仕事どうしてるんですか?」と訊いたところ、「している人もいるし、していない人もいます」とのことでした。ですよねー。
症状は、風邪引いて37℃ある時とほぼ同じ感じです。熱っぽさ、頭痛、倦怠感。特に背中が熱く感じます。
この頃から仕事は休みがちでした。

2021年1月
微熱&微熱。解熱剤が効かないので冷えピタ貼るくらいしかできることがありません。「付き合っていって」なんて言われましたが、無理です。付き合いきれません。一刻も早くお別れしたいです。
通院先の精神科クリニックで機能性高体温症らしいですと相談すると、大学病院の心療内科の受診を勧められました。
精神科と心療内科ってよく混同されがちというか私自身何が違うのかよくわかっていなかったのですが、
心が原因で心に症状→精神科
心が原因で身体に症状→心療内科

だそうです。
大学病院と言われても特に心当たりなくて困ったのですが、機能性高体温症について色々調べる中でコラムや論文でよくお名前を拝見する先生がいて、その先生が自宅からギリ通える大学病院にいたので、そこを予約しました。
そうこうしている間に仕事は休職しました。

2021年2月中旬
あいかわらず微熱の日々。某大学病院の心療内科を受診。ちなみに予約取れるまでにけっこう時間かかりました。
血液検査、尿検査、胸部レントゲン、心電図、立ってる時と寝てる時の血圧、あと心理テストみたいなのすごくいっぱいと謎の機械で自律神経の検査など。
初めての心療内科だったのでちょっとどきどきしましたが、ドクターが聴診器下げてたり診察室に診察台があったりして、思ったより内科だなあって感じでした。
検査結果は、内科的な疾患なしで機能性高体温症。
「総合診療科のドクターには治療方法特にないと言われたのですが、治るんですが?」と訊いて、
治りますよ。そのドクターが治せなかっただけです」と言っていただいて、涙が出そうになりました。
薬の処方をしてもらい、現在もここで通院治療中です。
2021年6月現在、熱はほぼ下がりましたが、時々夕方~夜にかけて、37℃を超えることがあります。仕事は、結局辞めてしまいました。


③お薬
私が心療内科で処方されている薬はこんな感じです。(別途精神科クリニックでも薬をもらって飲んでいます。)
・補中益気湯
・カルベジロール
・スルピリド


④私の対処法
しょせん微熱です。しかし、微熱と言っても、私の場合発症から大学病院心療内科で治療してもらえるまで3か月も続きっぱなしで、ほとほと辛かったので、試行錯誤した結果の、私の対処法です。
機能性高体温症で一番つらかったのが、この、具体的対処法の情報がなかなかないことだったので、ここに書いておきます。
例えばうつだったら、こうしましょうとかライフハックとか、ググればいろいろありますが、機能性高体温症、心因性発熱、と調べても、有効な対処法がほぼ見つからないので、本当にこれが大変でした。
精神科のカウンセラーさんに相談したところ、「交感神経が興奮している状態だから、副交感神経が優位になるように、何かリラックスできることをしたらいいんじゃない?」と言われたので、リラックスを色々試しました。

・引っ越し
環境を変えたら治るかも、と、思い切って引っ越しました。前の家は古い木造のアパートで周囲の生活音が気になるのと冷暖房の効きが悪くて冬寒く夏暑かったので、新しめの鉄筋のアパートに引っ越しました。
前の家は隣の人のくしゃみが聞こえるような感じだったのですが、それもなくなり凄く静かになって、自宅でリラックスできるようになった気がします。
あと寝具を布団からベッドに変えて、つらい時にすぐ横になれるようになりました。

・猫カフェ
癒しと言ったら猫だろうと思って猫カフェに行きました。(一人暮らし、住宅事情、この体調、の事情で、私は自分でペットを飼うのは難しいです。)
効きました!ちょうど近所の猫カフェがサブスクをやってて定額通い放題なので、サブスクで通いまくっています。
熱!今!この瞬間!つらい!という時に猫カフェ行くと不思議なくらいすっと下がります。(ただし帰宅するとまたすぐ熱上がります…。)
通っているうちに猫の名前やそれぞれの個性を覚えて愛着が湧いたり、猫の方も覚えてくれた?のか?ちょっと懐いてくれたような気がします。
いやーいいですね猫。通うほど楽しいです。猫を撫でまわしていると身体がつらいことを忘れられるので、それがいいのかもしれません。

・サウナ
自律神経が原因なんだから今流行りのサウナで「整う」ってやつやればいいのでは?とサウナに行きました。
効きましたその2!
サウナと水風呂のループしていると熱が気にならなくなります。
これも即効性ありました。(が、これも帰宅するとまたすぐ熱上がります…。)
普通に気持ちよくてリフレッシュします。
サウナ(全身から汗が流れるまで)→水風呂(寒いと感じるまで)→休憩を気のすむまで(3~5セットくらい)やります。

・ほか
アロマ(いいにおい)
朝起きたら白湯を飲む(便秘がちょっと解消した)
リラックス系の音楽(薬師寺寛邦さんおすすめ!)
などなど、色々模索しています。猫カフェやサウナほどの即効性はないですが、ゆっくりできて良いです。
何かお勧めの機能性高体温症の対処法があったらコメントで教えてください(切実)。


⑤まとめ
機能性高体温症(心因性発熱)になったら心療内科を受診して猫カフェとサウナに行ってリラックスしましょう!


この病気の治療方法情報切実に求めていますヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/

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