デッキ紹介【The Last Valkyrie】
やあ神威紗鳥だ
空気が寒くなり外に出るのが億劫な季節。そろそろメリークリスマスですね。皆様の所にもサンタさんが来るのを祈っています(何だこの当たり障りのない挨拶は)
あとブログナビ掲載に伴ってブログ名が「神風ブログ」になりました(今までなかったので)
そしてなんと先月のブログナビランキングにて1位になることができました。支えてくれた方々本当にありがとうございます。鱗滝さんも褒めてくれました。
この記事もいいねが増えたら12月ランキングに載れるのになあ。。。(強欲で強欲な壺)
今回のデッキ紹介はさとっぴ2020の最高傑作【The Last Valkyrie】です。最新弾「Phantom Rage」(4ヶ月前)で登場した《鉄獣の抗戦》で《地縛神Asllapiscu》を使いまわして相手を蹂躙することを目指したデッキです。
またカードの効果を受けない「黒咲隼」の真の切り札《RR-ファイナル・フォートレス・ファルコン》を君臨させ戦線を維持することで上記のコンボの成立させやすくします。
こちらのデッキは以前に動画でも紹介していますが内容が少し変更されている点と伝えきれなかったことなどを本記事にて紹介できたらなと。
デッキレシピ画像
《RR-ファイナル・フォートレス・ファルコン》
このカード(以下FFF)は正規召喚しても効果が何もないバニラになってしまいますので禁断のX召喚【RUM】を使用して出そうと思います。今回使うのはこの2枚
この2枚が揃うと以下のコンボが成立
《ラウンチ》は【幻影騎士団】で触るとして、どうやって《ラストストリクス》をサーチするのか?レベル1の鳥獣族というステータスを活かして《王神鳥シムルグ》→《コバルトスパロー》→《ラストストリクス》の順でアクセスします。
初動として《王神鳥》につながるルートを2パターン用意しています。
初動パターン1【幻魔】
この初動パターンでは《暗黒の召来神》or《七精の解門》のどちらから(6枚初動)でも動けて手札コストに《サイレントブーツ》or《ダスティローブ》があれば《FFF》コンボに繋げることができます。
初動パターン2【幻影騎士団】
最強カード《幻影騎士団ティアースケイル》から《FFF》コンボに必要なパーツが全て揃います。(4枚初動)またパーツ集めが完了するだけでなく《幻影霧剣》で1妨害を構えることができます。
《ロムルス》をリンク召喚し《グロー》→《グラム》を特殊召喚&リンク《キャリア》の効果で《FFF》に《Asllapiscu》を装備し、万が一突破されても相手も道連れにすることができます。
《グラム》は自己蘇生のコスト要因も《鉄獣の抗戦》で使い回せたりレベル10なので《解門》との相性もよいのです。
《ユニオンキャリア》
【幻魔】初動から《キャリア》+《混沌の召喚神》(墓地にリンクリボー)の盤面を作り【幻影】を装備すれば間接的に《ラウンチ》をサーチor《Asllapiscu》を装備すればフリチェで相手モンスターを一掃することができます。
また【幻魔】と非常に相性のいい《エルドリッチ》も《キャリア》からアクセスできます。
《鉄獣の抗戦》
冒頭にも述べた通り《Asllapiscu》を使い回したり《グラム》の除外コストを帰還させたり《シュライグ》をぽーんとリンク召喚させることができます。
しかしサーチ手段が乏しいために《闇の誘惑》《貪欲な壺》《幻影騎士団ウロング・マグネリング》で引き込みにいきます。
またこのカードを使う上での注意点として以下のことに気を付けましょう
・リンク先の確保(マーカーない問題)
・【鉄獣】の効果で特殊召喚したモンスターは非正規召喚
・思ったよりシュライグは出ない(フィールドが空かないため)
その他カード
《D・Dクロウ》や《鉄獣戦線ナーベル》→《鉄獣戦線フラクトール》は《コバルトスパロー》のサーチ先の第2候補で【鉄獣】の共通効果で最凶モンスター《シュライグ》をインチキ召喚して対象破壊耐性持ちを処理することが可能です。
【鉄獣】下級共通効果
墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを除外し、その数と同じリンクマーカーの獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスターを特殊召喚する。
《獣王アルファ》
使いやすい【ビースト】で相手の妨害や置き物モンスターを踏みに行かせます。引けたらいいな程度です。
《異次元隔離マシーン》
「ふざけているのか」と思われた方いるかもしれませんが明確な採用理由があります。
このデッキは《Asllapiscu》《シュライグ》で相手のカードの除去をおこなっていくのですが《メガトンゲイル》などの「モンスター効果を受けないマン」に遭遇した時に詰んでしまうのを回避するための採用です。
裁定で片方が除外されなくても残りは除外されるので《混沌の召喚神》を《リンクリボー》で逃したり《FFF》は無敵なので相手だけ除外することができます。
効果処理時に片方が存在しない場合は、残った片方のみを除外するので、《ヴェルズ・サンダーバード》や《ゼンマイラビット》ならば比較的扱いやすい。(遊戯王カードWikiより引用)
また《エルドリッチ》のコストにすることで破壊されず永久的に異次元に相手モンスターを隔離し、永続魔法ゆえに《解門》で拾い続けることができます。以前は《お菓子の家》だったのですがとあるモンスターに詰んでしまったためにこちらを採用しました。詳しくは以下の動画をご覧ください。
《迷い風》
《解門》や《ティアースケイル》のコストにもあてられる最強罠カード
(最強ゆえに採用)
《ホープ》&《ライトニング》
基本《FFF》は戦闘で突破されるため返しに敵討ちに5000打点で成敗しにいきます。(主に《アストラム》が仮想的)
《ブリガンダイン》《フラクトール》《霧剣》→《レイダーズ・ウィング》とランク4が欲しいタイミングで作れるようになっています。
《霧剣》→《レイダーズ・ウィング》
墓地の《霧剣》の効果で任意のタイミングで【幻影騎士団】と【RR】の性質を併せ持つ《レイダーズ・ウィング》を特殊召喚することができ《シュライグ》の効果のトリガーをいつでも誘発させることができます。(オシャレポイント高いよ)
《アークロード・パラディオン》
《FFF》をリンク先に置くことで(3800+5800)の総ダメージを叩き出すことができます(FFFはカードの効果を受けないためアークロードの攻撃制約外)
詰みカードを回避する
このデッキはいろんなデッキとデュエルをしながら進化しました。その中で敵として立ちはだかるのが詰ませるカード。(いわゆる仮想敵)
最近特に意識しているのは《アストラム》《ヴァレル・エンド・ドラゴン》《無限起動要塞メガトンゲイル》《L・G・D》のような大型無敵マンたち
これらに遭遇した時にデッキの中に突破できる可能性のあるカードがないと間違いなく負けてしまいます。昌平君も以前に《マスカレーナ+アストラム》をされた時に以下の有名なセリフを残していますね。
あれ程、大がかりなものを興せる人物は今の中華には見当たらぬし、そもそも──あんなものはこの俺が二度と作らせはせぬ(キングダム45巻より引用)
昌平君のようにそもそも作らせないようにすればいいのですが相手に一瞬の隙を作られ《詰ませるマン》の召喚を許してしまう時もあるでしょう。
全集中でそれらを対処できるようなカードを入れておくことをデッキ構築の際に心がけています。今回のデッキでもたくさん入っていて詰みをほとんど回避できています。
除外を絡めた戦術
このデッキの戦術テーマの『除外&帰還』は非常にデッキを作りをサポートしてくれます。例えば【おジャマパーティ&シラユキ】【ブロック・ドラゴン&ジャイアント・レックス】【フォーチュンレディ・リワインド】【サイバー・ネット・ワーク】などなど
除外からの帰還は一気に大量のモンスターを展開できるため戦況をひっくり返すためだけなく「魅せる」デュエルをすることができます。「除外ゾーンを溜める→一気に放出」とデュエルを進行しながら準備をすることができデッキにストーリー性が現れます。デッキ構築の際に悩んだらこの戦術を剣闘獣シテミテワ。
Deck for Victory
このカジュアル界隈ではいわゆる大会環境とは違った遊び方でデュエルを楽しむことができます。そこには大会環境のような全員が勝利を目指すことに重きを置いているのとは少し異なります。その中で「オリジナリティを求めながら勝利する」ことをデッキ構築の際に私は考えていますが、この考えを全員が持つべきだというわけでなく「このカードを出したい」「ハイランダーデッキを極める」など様々な思想が入り混ざったのがオフ会環境のいいところだと思います。
正直、このデッキはとても強く(自画自賛)勝率99%くらいあります。(嘘柱 誇張しのぶ)数ヶ月の試行錯誤を繰り返し色々なテーマを経て今の型の落ち着きました。(サイキック族やネメシスなど)
ぜひ、さとっぴ2020最高傑作とオフ会などでデュエルしてくださいね。
【The Last Valkyrie】はファントム・ゲート(幻影&幻魔&解門&トライブリゲート)が由来です。気づいた人いるのかな?
以上でデッキ紹介を終わります。この記事が良かったらいいねボタン・RT・フォローよろしくお願いします。
『次回予告』 年明けにルーシー様のこちらの企画に参加しますお楽しみに!
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