見出し画像

「読書会のススメ」 8月29日「イノベーションABD読書会 福島」報告 #進化思考 第8回

今回で8回目の
8月29日読書会の報告です。

ちなみに先週22日はこちらでツアーを行っていたので、おや炭(お休み)でした。


1 参加者

今回は4名の参加。
女性1人、男性3人
県内2人、県外2人、
20代1人、30代1人、40代3人でした。


2 読んだところと内容

前回に引き続き、こちらの本



p.292~313まで読み進めました。
以下は、かなりざっくりですが発表内容まとめです。

第三章「適応」
適応の観点2「系統」
 欲求の系統樹  身体の進化によって生理的な欲求が生まれた。
 遺志—それは不変の願いを背負うか 最新の発明も太古の発明も同じ目的を本質とする=方法(HOW)は変化し続けるが目的(WHY)は変わらない
適応の観点3 「生態」
 外部に繋がる関係を観よう 繋がりの理解が創造性の本質的な知恵
 生態1 生態系ー人と自然の関係を確認する
  繋がりを理解する力はますます重要になる。生態系に対する深い洞察と配慮が不可欠になる時代だ。
 森羅万象の視野に立つー5W1H  
 登場人物に思いを馳せる WHO 
 自然を他者として捉える


3 話題になった内容

・NZ政府2017年ワンヌガイ川(アワ・トゥプア)に人間と同じように尊重することを法制化。→日本では考えられない→海のゴミ拾いボランティアの話(昔は海に捨てても自然に還っていた)
・「エコロジー」本来の意味は「あらゆる生命の繋がり」を解き明かす学問のことで、進化論とも深い関係がある。→歴史の中で脈々と受け継がれてきた本質的な願い(WHY)と時代に合わせたまったく新しい方法(HOW)の見方→測量もやり方が進化→目的は一緒なのに、やり方でいざこざがある→「目的がずれたら組織は廃れる」→地域の第3セクターの話→目的と手段
・家族読書会→子どもに読書習慣づけるのは難しい・その伝え方?→子どもの人間関係にオンラインゲームが入る→読書の目的によって読み方を変える→菊池雄星選手読書家の話


4 私個人的な感想


 個人的には、本読書会を主催して思うこと。
それは、要約する力とファシリテーション力はどちらも文脈を読むことが大切なので、近い能力ではないか。前半で文章を要約するのと、後半話し合いに沿って様々な話を展開するのとは一脈通じます。どちらも、この読書会で鍛えられるのは面白いことです。

 また、「家族読書会」の話から、場を共有することで読書時間を確保するというのは面白いですね。私自身も積読が溜まる一方で、困ってます。本読書会は、ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)の手法を使って、参加者が担当部分を要約して、全体を読み進める形だ。しかし、各自がそれぞれの本を一緒に読んで、最後にアウトプットする形式も面白い。今後企画したいとも考えました。

 今日もまた話し合いが盛り上がりました。参加者各自が自分の意見を発表してくれるのが有難い。どうしても、話す人ばかりが話して、聴く人はずっと聴くという一方的になりがちです。でも、ここはそうではない。参加者の皆さんの協力と問いを持って参加されている情熱にも、改めて感謝にたえない思いになりました。

 ホントに面白い!読書会の主催をするのもオススメです!
だまされたと思って。

  

5 次回は9月5日!


そんなわけで
イノベーションABD読書会 福島 続けてまいります。

↓↓↓FBイベントページから申し込みも可能です。↓↓↓



また、内容は一緒ですがnote記事にしているこちらも参考まで


今回もありがとうございました!


この記事が参加している募集

#振り返りnote

86,560件

ご縁に感謝です。サポート頂いたら、今後の学習投資に使わせて頂きます。