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「Think globally, Act Locally.」 10月24日「イノベーションABD読書会 福島」報告 #進化思考 第14回

今回で14回目の
10月24日読書会の報告です。

前回の13回目で
405ページ/全512ページ まで読み進めました。

今回はチェックインから話が盛り上がったので、お話回にしました。
読書しませんでした!
こんな回も面白かったのでそちらの報告も読んでもらえたらうれしいです。


1 参加者

今回は3名の参加。
男性3人
県内2人、県外1人、
40代3人でした。


2 読んだところと内容

今回は読んでません。
次回は必ず読みますね!


3 話題になった内容


チェックイン の時に
教育に関わることで盛り上がりました。

私が先週参加した「ふるさと学校」
こちらは子供達の心にふるさとを残すことを目的に行っています。

過疎が進む私の住む福島県川内村の子の中には
ゲームばかりして外遊びしない場合も多いのです。
心の中にふるさとを残すことで、将来都会に行くだけでなく、地元への愛着を残すことを目的としていました。

どの地方も若者が都会に行くばかりで地元に残ることが少ないのが課題になっています。
例えば、秋田県や福井県のように全国学力テストで好成績を収めているけど、地元に還元されず、若者がどんどんいなくなってしまう。

この若者が地方を離れてしまう現状への危機課題から多岐にわたる話が出ました。以下、要旨をまとめてみました。


・働かないアリに意義がある

1、大きなコロニーと小さなコロニーのアリの形状や性質の違い「・大コロニー⇒動きが速く、ボディーパーツの誤差が大きい・小コロニー⇒動きがゆっくり、パーツの狂いが少ない」
2、コロニー同士が混ざった場合⇒両方に跡継ぎがいると血で血を洗う戦いになる

・人口減少は問題なのか?
1、過去の成功体験から抜けられないからなのでは?
2、明治以降の中央集権体制で地方の人が都会に向かっていった。
3、身体も末端神経まで栄養(血流)を巡らせることが大事。
4、人口減少と認めることから。
5、お金の不安が大きい。
6、平均年齢がどんどん伸びた=高度経済成長期は定年前に亡くなる人多い
7、中央一極集中を防ぐ道州制も一つのやり方
8、個人主義が戦後入ったことも大きい。
9、タワマンでバリバリ働く=昔の成功体験を追っているよう

・元気な街(地方)とは? 
1、ポジティブな人、明るい人、チャレンジする人がいる
2、省力化できること 例) 公共バス自動運転・脱「車」
3、毒抜き=田舎で本当に必要なものに気づける
4、移住者に求めるものがあってもいい。


・ティール組織

1、昔のトップダウン組織が地方には多い。
2、今はもっと権限委譲できる組織がいい。
3、一つの形としてティール組織。
4、分厚くて一人で読みにくいので、読書会向けの本。


・メンタルモデル

1、4タイプの分類は人間関係に活用しやすい。
2、様々な性格分類が世間にあり、目的によって使い分けられる。
3、こちらも今後の読書会で読みたい


・人新世の「資本論」

1、とある読書会ではこちらを読んでいる。
2、「SDGsはアヘンだ。」マルクスの資本論がベースになった本
3、共産主義の話題が最近多いのはここに


・SDGs〜体制のあり方

1、近未来に地球が危機だから・・・
2、グレタさんが生まれた背景・意味
3、環境破壊という言葉は冷戦後から
4、ガソリン車寄りの日本とEV車寄りの欧州
5、個人の目標より会社・国の大きなところが取り組む方が効果はある
6、中国は資本主義でありながら、独裁という実験的体制 
7、日本は社会主義的?
8、資本主義と民主主義とお金
9、お金でない価値観には移行できないのか?
10、資本主義のはじまりは?成長を目指すしかない?
11、岸田首相の「新しい資本主義」とは?
12、衆院選真っ只中の政治の話
13、利権


4 私個人的な感想


今回は、丸々2時間お話でした。

これもいいですね!

読書会で読んだ内容から派生することから出る話題も面白いですが、今回も知らないことだったり、気づきも多い回となりました。

今回は一言で。

Think globally, Act Locally.

訳)地球規模で考え、足元から行動せよ

自分のできることばかりを考えていたのを自省しました。
個人では社会や世界にできることなんて限られているけど、考えていくことは必要ですよね。自分の周りばかりの近視眼になっていましたね。その上で「隗からはじめよ」ですね。


5 次回は10月31日!



そんなわけで
イノベーションABD読書会 福島 続けてまいります。

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また、内容は一緒ですがnote記事にしているこちらも参考まで


次回は10月31日に行います。


実は、私は川内村の住まいから離れます。次回は、次の住まいからお送りする予定です。ネット環境が心配なので、難しそうなら場所を考えてみます。そちらもお楽しみに。


今回もお読み頂きありがとうございました!


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