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「自然から学ぶ大切さ」 9月5日「イノベーションABD読書会 福島」報告 #進化思考 第9回

今回で9回目の
9月5日読書会の報告です。

343ページ/全512ページ まで読み進みました。



1 参加者

今回は4名の参加。
女性1人、男性3人
県内2人、県外2人、
20代1人、40代3人でした。

なお、今回は8時半に早退された方もいました。

2 読んだところと内容

前回に引き続き、こちらの本


p.313~343まで読み進めました。
以下は、かなりざっくりですが発表内容まとめです。

第三章「適応」
適応の観点2「系統」

 必要不可欠なモノとの繋がりーWHAT   何のためにその状況を築いているか
状況の想像力ーWHEN・WHERE   モノを取り巻く理想的な状況、最適化された状況をイメージ
生態系マップを描く 物語の「登場人物」「必要不可欠な道具」「それらが置かれた状況」を観察
それぞれの意思と存在意義−−−WHY  願いが現実に影響を与え、想いの絡まりが、自然発生的に物語を動かし始める。
生存競争のパターン WHY・➖ 種間競争(寄生・捕食)種内競争(餌・性競争)
性競争ーそれは魅力で競争に勝てるか  過酷なクオリティの競争へ
資源ーそれは持続可能な資源なのだろうか  人間界では目的or地球環境の資源をめぐる競争
天敵ーそれは簡単に廃棄されないか   創造の天敵=廃棄
赤の女王仮説 それはより早く進化できるのか    生存競争が長期化すると、生物はお互いに合わせて進化する
生態系の変化 それは変化についていけるのか  世の中が変われば、新しい適応を目指さなければならなくなる。
寄生 それは敵にハックされないか    「片利共生」
人間社会でも寄生者は脅威 適切に寄生者に対峙する(変異の9パターン)



3 話題になった内容

・寄生生物の代表格 ロイコクロリディウム エグい
・クレームも寄生 対応法について
ギガンテウスオオツノジカ 切ない。ガラケーからスマホへの変化に似ている


4 私個人的な感想

まず、第3章に入ってまとめやすさが変わったのにも関わらず、また長めの配分にしてしまい、話し合いの時間が短くなってしまったのは反省点でした。少々長いくらいでいけるかと思いましたが、なかなかうまくいきませんでした。とはいえ、挑戦する以上は失敗はつきもの。本書で言えば、変異が適応できるかはまた別の話なので、数多くのエラー、つまり経験を積み重ねていくことが大切ですね。

 今回は特にギガンテウスオオツノジカのこと。
本書によると、50kgのツノを維持するためのカルシウムが不足して、7700年前絶滅しました。強くなるための変異がいっときは成功したものの、維持するためのカルシウムが無くなり、ツノがスカスカになってしまった姿は想像しただけでも哀愁が漂います。
 こちらは、「性競争ーそれは魅力で競争に勝てるか」のチャプターの中で出てきました。種を残すための進化(変異)が結果的に身を滅ぼすその具体例は自然には縷々存在します。自然から人間は多くを学んできたことに思いを馳せるとき、創造においてもこれからは自然から学んでいかなければいけないことを感じさせられました。

 今回もお忙しい中、参加された方、途中早退してでも参加された方、参加できないまでもご連絡くださった方といて、感謝に堪えません。足るを知ることもまた感じています。


また、私は読書会の報告をSNSにもあげています。

あまり人目につくものではありませんが、著者の太刀川英輔氏はチェックして頂いているようです。せっかくここまで読書会も開催しているので、何かアクション起こせたらいいなあなんてことも考えています。売れっ子さんを相手に無茶な話かもしれませんが。

エガちゃんねるのこちらの回を見て、なんか勇気も湧いてきました。笑




 

  

5 次回は9月12日!


そんなわけで
イノベーションABD読書会 福島 続けてまいります。

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また、内容は一緒ですがnote記事にしているこちらも参考まで



今回もありがとうございました!


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