久しぶりにAI絵で遊んでみたよ
「神学大全(Summa Teologiae)をアニメ絵にしたらどうなるかな?」というテーマでネタを考えてAIにアニメ的な絵を生成してみてもらいました。
なんか楽しいですよね、AIに作ってもらうの。
AIの仕組み的にかぶる可能性を完全に0にはできないので、大規模な利用を前提にする場合は最後に人間がアレンジをしたほうがいいかもしれませんが、いろいろと活用のしがいがありそうなレベルの絵が出てきます。
何よりただ単に楽しい遊びだと思います。キャラクター作り。
前回(2022年9月)にnoteにアップした時は和風ファンタジーなアイテム的なものを作ってみてもらいました。
この時よりもだいぶレベル上がってる気がします。
前はアメコミ風な絵のものはあっても、日本のアニメの絵の雰囲気が作れるものはなかった気がするので。
こっちは泉鏡花作品のイメージ。怖さと美しさが調和した雰囲気で。和風にしてって言ったらちゃんと和風要素入りました。
泉鏡花の戯曲、天守物語は傑作だと思っていますが例えばこういうセリフです。
「恋と忠義(仕事)といずれが重い、王冠と恋とどちらが大事」
「そんなもの恋に決まっている」
しっかりした世界があるのは天守のような鏡花作品の魅力の1つ。あと、現代語とは微妙に異なるリズム感も魅力。
「作りたいものはあって絵が欲しいけど、絵がかけない」というすべての人にとってAIのレベルアップは福音でしかないと思います。
あと、細かい指定がたくさんある絵が必要な場合は100年くらいは難しそうな気がしていますが、「100%完璧でなくていいから、ビジュアルがあるととても助かる」という状況では「効率」という意味では圧倒的に便利です。これを知ってしまうと、活用しないという世界に戻ることはもはやないと思います。
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