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命尽きるその日までー書くために産まれてきて、書きながら死ぬー海の月ーアルファポリス小説へ


 spoonアカウントの声劇は、海月が、突然死病気になって消えていくスートリーですが、アルファポリス小説では海月の親友の『琴音』が、心臓を悪くしており、親友の病気に臓器提供をして、亡くなっていく、という声劇とまた違うifもしも展開をしています。


    

  明日も、生きているとは、限らない。
 そして、アルファポリスのように、わたし、館花琴音も心臓を、悪くしております。



    これは、こうなるかもしれないという未来予想図でもあり、そうなりたくないという、私の足掻きでもあります。

 
    沢山の、出会いが、ありました。
   小学六年生の私はイジメにあって、ロープで首吊り自殺をしようと外に出て、駐車場の天井にロープをつけて、そんなときに、空に『満天の星空と満月が』でていて。



    プラネタリウム、みたいに綺麗で。
     月が綺麗で。


     あの日見た、見上げた景色を、忘れない。



   ああ、私、まだ綺麗だなって思える綺麗な心があるなって。死にたくないなって。好きな人と恋愛とかしたかったなとか、親友にまだ謝っていないこととか、喧嘩した友達とか。


    おじいちゃんおばあちゃんにも、泣かれるなとか。
  お父さんお母さんも泣いてしまうなとか。
     いっぱいいっぱい溢れてきて想いが。

    あれから31年間、過ぎました。


   そのうちのここ4年間は、インターネットのspoon配信者と交流してきて、インターネットだから会えるわけじゃないんだけど、インターネットの友達というものも経験して

    学生時代友達が少なくて。いないわけじゃないけど友達は少なくて。リア友はいるけどね。



 学校ごっこみたい、だった。spoonは。
   推しが、先生みたいで。
  リスナーは友達みたいで。


 家族みたいで。そんなわけないのにね。


   余命、というか、心臓がどこまで持っかという話も聞いてきた。そのとおりになるかならないかも、未知数で。

   なんで突然、こんなことになったかも、Xでは陰謀論として書かれてるけど。


   推しが、好きです。
    私を応援してくれるリスナーが、好きです。
推しの枠の仲間たちが好きです。
   私とコラボしてくれたみんなが、好きです。

   好きだから、別れが辛い。
   いつかくる、別れが。
学生時代、卒業式ほぼ泣かなかったけど

    いまはXのフォロワーさんも。、


  ああ、ほんとうに、たかが、インターネットだ。
   会ったこともないのに、すごい数の人がいいね、してくれて、RTしてくれて、いま、ここにいる。




   推しが、配信してくれて、私が辛い時とか寂しい時とか心折れそうな時に、推しの配信が始まったりして、聞ける時間に配信が突然あってりして。不思議で。



  温かいspoon配信者たち。温かいリスナーたち。
   いつか、私が消えても、別れを言えずに消えても
許してくれるかな。
    消えたくは無い。でもどうなるかわからない。
    願いを込めて、台本を書く、小説も書く。
   大好きな君へ面白かったよとか、感動したよって言われたくて。今日も書いてる。それだけだ。それしかない。それしか私にはできないから。

      明日も目が覚めますように。


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