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【直筆スコアブック掲載!】2020年3月1日(日) 西武vsDeNA

020:0301西武vaDeNA(1)

020:0301西武vaDeNA(2)

試合概要
・種別 オープン戦
・球場 ビッグNスタジアム
・試合時間 12:30〜15:09

戦評
〜DeNA〜
DeNAの先発は、ドラフト2位ルーキーの左腕、坂本 裕哉。
初回、強力西武打線につかまり、2失点。
全体的にストレートの質はよく、ノビを感じる投球だった。
課題は、変化球のコントロールで、ストレートをより効果的に発揮させるためにも変化球の質を高める必要がある。

昨シーズン、中継ぎでの起用が目立った石田は、4回を3安打無失点に抑え、先発候補に名乗りを上げた。
7回、8回は共に先頭バッターを四球で歩かせる場面もあったが、その後は落ち着いて対応した。

バッティングでは、DeNAの先頭バッターを担うであろう、神里が3打数1安打と結果を残した。
しかし守備において、2回の裏、西武の愛斗が放ったセンターライナーの打球の判断を誤り、頭上を超える2塁打を許してしまった。記録はヒットとなったが、重要なセンターラインの一角を守るのであれば、修正しなければならない。

この試合、球審を担当した水口は、右バッターのインコースの球を広くストライクコールしていた。その被害を真に受けてしまったのが、DeNA期待の新外国人、オースティンである。
第3打席目のインコースに投げ込まれたボールに対して見送り三振をし、あからさまにストライクゾーンに対しての不満を表した。
外国人バッターの中には、日本におけるストライクゾーンに対応できなくて苦しむ選手も少なくない。
各チームのスコアラーが着々とオースティンの情報を手に入れている中で、結果が残せるかが注目である。

〜西武〜
この試合のMVPといっても良いくらいの結果を残したのは、西武先発の松本だ。
雨が降り頻る中、5回3安打無失点と安定感のあるピッチングを披露した。
球数も5回で57球のため、テンポも良く、3ボールとなるカウントもたったの1度しかなかった。

昨シーズン、中継ぎで驚異の81試合に登板した平井は、スリークォーターで投げ込むフォームからか、雨の影響を受けて若干滑り気味の投球だった。ただ、1回を無失点で抑えているため、特に問題はない。

ドラフト2位ルーキーの浜屋 将太は、2イニング共に先頭バッターに初球を打たれヒットにさせられた。プロのバッターとの対戦経験を積んでいく必要がある。

バッター陣は、秋山の抜けたセンターのポジションに金子が付き、4打数3安打1盗塁と金子の良さを発揮した。
金子の後を打つ源田も、4打数2安打と2人の機動力を活かしたコンビネーションに注目である。

昨シーズン、ライトのポジションで規定打席に、1打席届かなかった木村は、1打数1安打2四球とすべての打席で出塁した。ライトのポジションでもDeNA宮崎の痛烈な打球も難なく捕球して見せた。

まとめ
悪天候の中での試合だったが、比較的ピッチャー陣が好投したこともあり、引き締まった試合展開であった。
DeNAに比べて西武は、開幕までの実戦の試合数が少ない。少ない試合数の中でコンディションを上げていけるかがポイントだ。

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