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【直筆スコアブック掲載!】2020年3月3日(火) オリックスvsロッテ

2020:0303オリックスvaロッテ(1)

2020:0303オリックスvaロッテ(2)

試合概要
・種別 オープン戦
・球場 京セラD大阪
・試合時間 18:00〜20:36

戦評
〜ロッテ〜

今シーズンから新たに加わった福田 秀平は、3打数2安打と結果を残した。ロッテのリードオフマンとして、2盗塁を記録し、機動力のポテンシャルを存分に発揮した。

しかし、そのほかの打撃陣は目立った結果を残すことができなかった。
オリックス先発山本の立ち上がりを攻めて、2点を奪ったものの得点はこの2点だけとなった。

開幕スタメンを狙う注目の若手、安田も4打数無安打3三振とパッとしない結果。相手投手のストレートにタイミングが合わずに空振りをする姿が目立った。長距離バッターとしてある程度、三振の数には目を瞑らなければならない。しかし、打席の中で迷いのあるバッティングをしているように見える。

ロッテの先発は、石川。4回を投げて6安打4失点とオリックス打線に捕まった。ただ、投球内容を振り返ると、ストレートを主体的に投げていた印象。状態を上げていって、本来の投球スタイルである、変化球とストレートをうまく組み合わせた投球ができれば、結果は自然とついてくるだろう。

〜オリックス〜
オリックスの打撃陣は、全体的につながりのあるバッティングを披露し、強力打線を伺わせる結果となった。
中でも、7番の打順に入った小田は、小柄ながらも力強いスイングをし、右中間スタンドに飛び込む本塁打を含む2安打を放ち、外野手争いの一番手として結果を残した。

この試合で楽しみな存在となったのは、途中から出場したドラフト5位ルーキーの勝俣 翔貴だ。8回の裏、ロッテの5番手としてマウンドに上がった石崎のストレートに振り負けることなく、バックスクリーンへ本塁打を放った。打席に立ったときの雰囲気が、ルーキーらしからぬ体格で、プロで戦える体ができている印象。

先発の山本は、1回の立ち上がりこそロッテ打線に打ち込まれたが、その後は落ち着いた投球を披露した。
5回を投げて6奪三振を記録したところを見ると、ボールの質自体は悪くなかったことが窺える。

山本の後を引き継いだ中継ぎ陣は、それぞれ1イニングずつの登板となった。
ディクソンや増井といったベテラン勢は順調に調整が進んでいる様子。最後に登板した左澤は、左投げの変則気味のピッチングをする投手である。しかし、セントバッターの菅野に四球を与えるなど、相手の左バッターに対して結果が残せなかった。

〜まとめ〜
オリックス、ロッテ共に打撃陣で大きな補強を行ってきた。両チームの打撃陣の活性化にはこれからも注目していきたい。
ロッテに関しては、有力な若手がほかの球団に比べて多い印象。若手が台頭してくることによって、チーム力はさらに高まっていくはずである。
オリックスは、選手だけを見ると投打のバランスが取れている球団である。これらの選手がうまく機能することで、Aクラス入りも見えてくるだろう。

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