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祭りのあと

簡易的なものではあるが、約4年ぶりに祭り行事を行った。来年に向けての足がかり的な形だったため、神輿渡御は行わず、太鼓による巡回のみとなった。

かなり小規模な行事となったが、白ダボをはじめ、法被も着た。神社での太鼓の演奏を聴くと体は神輿を担ぐ体勢を整えていた。今年は担がないんだよと自分の体に問いかける。

肩に重みを感じることなくただただ、太鼓を叩き続けた。短い時間だったが気持ちはすでに来年に向いていた。法被を着ると心が引き締まる。その証拠に神輿を担いでいないのにしっかりと体は疲れていた。

数年ぶりに顔を合わせる人たちもいた。はっきりと笑顔とわかる春の日差しのもと月日はたったが、気持ちはあの頃のままで。

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