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6/19 出張授業開催報告!南山高校女子部に行ってきました!

みなさんこんにちは!すとーりーうぃずです。

今回は、6月19日に南山高校女子部さんでおこなった出張授業の開催報告です。1コマ90分の授業を連続2コマおこないました。授業には2コマ合わせて38名の高校生が集まってくれました!

この記事では、授業内容や受講した生徒の皆さんの様子、授業を通して感じたことを紹介します。

授業の内容

今回の授業は、グループでの議論を通して
① 現在の社会に存在する問題を挙げる
② 挙げられた問題について原因を考える
③ ②を踏まえ、問題の解決策を立案する
という形式のものでした。

このような授業形式を、私たちは「社会課題型」と呼んでます。この「社会課題型」授業は、生徒自ら議論を進め、解決策の立案をおこなうという点で、比較的難易度の高い構成となっています。

そして、今回は「withコロナ、afterコロナの社会を考えてみよう!」と題して、コロナ禍の日本が抱える「労働、教育、医療、報道・情報、芸術・スポーツ」のトピックを各グループに1つずつ割り当て、「問題提起」、「原因整理」、「解決策の立案」という段階を踏みながら、自由に議論を進めてもらいました。
「解決策の立案」部分では、「もし、自分が閣僚だったら…」という想定のもと、半年間でどのような政策を実施できるかという視点で考えてもらいました。この設定によって、課題の解決策を、スケールの大きいものから小さいものまで幅広く捉えてもらいました。


模造紙と付箋で考えを整理!

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授業では、議論と平行して、思いついた考えや疑問を1枚ずつ付箋に書いて、模造紙に貼ってもらいました。ただ単に貼るのではなく、付箋同士の因果関係を線で結んだり、関連のある出来事をグルーピングして、整理をしながら進めてもらいました。このような形で考えを共有することによって、メンバーの考えが目に見える形で整理され、より議論が進みやすくなります。

実際に、授業中は、どのグループもたくさんの考えを付箋に書いてくれました。中には、用意されていた付箋が足りなくなりそうなグループもあり、生徒の皆さんの引き出しの多さや、考えの柔軟性に圧倒されました。序盤ではなかなか付箋が増えなかったグループも、最後の発表時には模造紙いっぱいに付箋が整理されていました!


生徒の皆さんの様子

印象的だったのは、やはり、ディスカッションの雰囲気です。グループや課題トピックを当日にランダムで決めたにもかかわらず、とてもスムーズに議論が進んでいました。原因や解決策を考える場面では、きちんと論理立てをして試行錯誤する一方で、議論への取りかかりのスムーズさや、積極的に意見を出す姿勢、限られた時間をテキパキとやりくりする姿が見られ、とてもメリハリのあるワークがおこなわれていました。

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授業に参加した大学生からは、「自分の高校時代からは想像できない…」「ひょっとすると今の私たちよりもディスカッションが上手そう!」といった声も聞かれ、さすが南女の皆さんだなあと感じました。


社会の課題と向き合うって大事!

高校生をはじめ若い世代が、実際に社会で活躍する準備として、今の社会としっかり向き合い、自分の考えを持つことは、とても大切です。今回は、1つの課題をグループで協力しながら考えることで、自分には無かった新たな視点を得たり、社会に存在する課題を考えるという面白さを知るきっかけにしてほしいという想いがありました。

授業後に協力していただいたアンケートの中では、授業の感想について、
「チームで話し合って解決策を出すことがいい経験となった。」
「最初は(社会的な問題が)自分達とは遠いことだと思っていたけれど、みんなで話していくうちにとても身近な事だと分かった。」
「初めは分からないと思っていたけど、だんだんつながってきて楽しかった!」
といった回答をいただきました。社会にある問題を、みんなで考える楽しさが、生徒の皆さんにしっかり伝わった様子が分かり、とてもうれしく思いました。

今後も、積極的に社会的な課題と向き合い、それらに対して自分の考えを持つ姿勢を継続してもらいたいなあと思います。もちろん、私たち大学生も、このような姿勢は大切にしていきたいです!

今回は、高校生の皆さんのワークに対する積極的な姿勢がとても印象的で、私たち大学生にとっても、非常に良い刺激となる授業でした。

参加してくださった生徒の皆さん、本当にありがとうございました!!

次の投稿もお楽しみに~!

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