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【全編無料】オモコロ合宿の思い出(2024)

※有料マガジン更新中の投稿ですが、この記事は全編無料で公開しています。

今年もBHBの人達やオモコロライターで旅行に行くオモコロ合宿があった為参加していました。
これ自体は帰宅したその日の深夜に近所のコインランドリーで書いているが、おそらくオモコロライター同士の情報解禁牽制合戦をチラ見しながら投稿するでしょう。
俺視点の出来事を箇条書きで。
あと、去年よりは頑張ったが、今年も諸事情により画像は少ない。

・前日に最近発症していた頭痛が悪化し、かなり限定されたうつ伏せの姿勢じゃないと頭痛が酷くなって眠れない、という状態になった。(立っている、座っているなど、横にならなければ大して痛くならない)
・色々考えて、財布の中の免許証に実家の電話番号と父親の携帯番号をメモして貼り付けた。うっかりするとオモコロ史上初の死者になる可能性もよぎった為。
・そんな事が必要になる可能性が浮かんでるなら休んだ方が良い。他人だったら絶対言ってた。
・一応「ガチで一睡も出来なかったら流石に休む」というラインを定めていて、3~4時間は眠れたのでOKとした。

・天候には結構恵まれており、1日目の夕方が雨な以外は曇りか晴れの予報。
・レンタカーに分乗して現地へ。
・行きの途中で鈴廣のかまぼこ博物館へ。


・かまぼこの盛り合わせなんか食べたり。俺は酒を飲まないがかまぼこが大好物なのでうめ…うめ…と堪能。これで500円はかなりコスパいいと思う。
・思えば実家で正月に食べていたのが鈴廣のかまぼこだったのが好きになったきっかけ。

・歴史を知ったり工場見学できたりする博物館も。

・ユーモア。

・道すがら「ドッグラン 犬レンタル」という看板を見つけ、飼い犬を運動させる以外の目的でドッグランにいくことあるんだ……と思った。手ぶらで行けるドッグラン。

・めっちゃ景色のいい場所に泊まった。
多分旅館が元?の施設で、合宿所みたいに貸切なのに大浴場もあれば個室もあり、あと業務用のでっけぇキッチンなんかもある。
・周囲に建物がなく、深夜まで騒いでも、備え付けのカラオケをやっても近隣に迷惑をかけないという点でこんなに合宿むきの施設があるなんて……
・ちなみに手前のパイプが途切れているところの右(つまりこの目の前)は踏み外すとほぼ崖で死ぬ。
・けんさん(なか憲人さんの方が通りがいいかもしれないがオモコロの名義がけんさんなのでそちらに統一)がアロハシャツのフリーマーケットを開催していた。数十着持ち込んだらしく、また安値で売り捌いた結果参加者の結構な割合がアロハシャツ着用者になり、インターネットの集会が一気にカラフルに。
・サカゼン族の俺はこういう時に参加できなくて寂しい。

・いざバーベキューを始めようという段階でポツポツと雨。全体あいさつを飛ばしてバーベキュー開始。
・俺はトングとキッチンバサミ、多種多様な肉を手に持ち二つのコンロを反復横跳びし続けた。
・両手が常に塞がっているのであんまり喰ってないし写真も撮っていない。
・買い出しした肉の他にも、施設側で用意したバーベキューセットもあり、肉や野菜、焼きそばセットのほかにお手製っぽいおにぎりが山ほどあったのがやたら印象に残っている。
・しとしと降っている雨が限界点を超えた為、雨ざらしの片方のコンロから皆が撤退。中学生だったら傘差さない位の雨だったが、ずっと外でウロウロしていた為それなりに濡れた。
・片方のコンロは軒下だった為(軒下で炭火焚いていいのも凄いな)そちらでは継続。皆がお腹いっぱいになってバーベキューに飽きている気配がヒシヒシしていた。
・だが、室内には同時進行でみくのしんカレーを作っている班があった為、彼等の居場所を護る為に肉を焼き続ける。
・食べる人が少なくなっていたのでこの辺から残った肉を食い始める。
・なんかお母さんってこういうポジションだったな。
・暗くなり過ぎてもう肉の色も見えなくなってきたのでバーベキュー終了。
・そういえば暗くなってきた頃に、キショ松さんが誰か持って来たライトセーバーを振り回して戦っていた。
・キショ松さんのセイバーの色青なんだ……

・全体あいさつの終了と同時にみくのしんカレー完成の報。皆でうめーうめー言いながら食べる。
・みくのしんさんが買い出し失敗の恐怖から、ココナッツミルクなどマスト食材の入手や魚介の仕込みを前日以前に済ませていたらしい。凄まじい量なのに凄い。

・そのあとは俺が一度食べてみたかった米軍のレーション「MRE」の試食をその辺の皆でやった。
※なお軍から放出されているMREは食品ではなくあくまでコレクターグッズというていで売られているので悪くなっていても自己責任で。

・ちょっとずつ食べたかったから皆を巻き込んだ形。メニューはスパゲッティのミートソースと、開発に数十年かけたという噂のピザ。

・MREあるある「ヒートパック死んでる」が懸念されたが、奇跡的に一つ生きていたのであっためできた。
・皆でやいのやいの言いながら食べて楽しかった。これは美味い、これはギリ、これはヤバいとか。
・画像のうにょうにょはミートソースパスタにペパロニ入りチーズスプレッドを添えたもの。案外喰える。

・ピザはまぁ…うん…。
・保存の効くパン特有のアレな感じ、プロセスチーズより偽物なチーズのアレな感じ。誰かが「初期のベースブレッドみたいな味」と言っていた。なお、保存状態によってはこれより美味しいかもしれないし食えないかもしれない。

・皆で「戦場でこれが喰えるなら」「いやでも最後の食事がこれになるのは…」「アメリカいた時はこういうの喰ってた」とか言っていたら彩雲さんが差し入れした地元のマンゴーが運ばれて来て全ての採点を過去にした。
・保存食と比べるにはあまりにも鮮烈に美味い。

・そのあとは恒例(二回目だけど)の豚汁制作タイム。
・クソほど余る肉と野菜、それと買い出し班のみくのしんさんが買ってきてくれたもろもろの食材で仕込み開始。
・それにしても野菜がクソ余っているので死ぬほど具沢山で作って皆に野菜を食わすぞ。
・豚汁用に買ってあった牛蒡がささがきのパックじゃなく生で一本だった。笹掻き作ったのなんて何年ぶりだ。

・というか牛蒡一本ささがいていると給食のおばちゃんの気持ちになった。
・調味料が潤沢にある訳じゃないので創意工夫で切り抜ける。俺が豚汁を作る時は麺つゆでベースを作り、みりんや砂糖で気持ち甘めにするのだが、麺つゆや和風出汁、砂糖がなかった。
・出汁としては出汁入り味噌の他みくのしんカレーのあまりのコンソメ。コンソメのベースはただ野菜出汁という事なのでこれ一発で洋風になる事はない。
・麺つゆと砂糖がない部分は、玉ねぎとキャベツを山程入れ長めに煮る事で野菜の甘味、醤油味の焼肉のタレを入れる事で醤油のベースと甘味を加えてカバー。
・あとMREに入ってた5gくらいの砂糖。焼石に水とはこの事。
・一見ジャイアンシチュースレスレに見えるかもしれないが、味のゴールと調味料の効果量が見えていればこいつらを入れた結果も自然と導き出せる。途中味見しとけば大丈夫よ。

・豚汁完成。配布開始。
・完成時に写真を忘れたので配布後半の写真で。
・確かこの鍋の取手の下のライン位までは作った。7〜80人前はあるんじゃ?
・もう炊き出し。
・それでも足りなかった。来年参加できたら100人前は作らないと駄目か?

・焼きそばセットが手付かずだったのが勿体なくて焼きそばを焼き始めた。多分10人前くらい?

菜箸ザシアンになりながら焼きそばを作る俺
Wフライパンで焼きそばを作る俺
手首がもげそうだから麺だけ炒めて二つに分けて作った。

・俺が思う焼きそばの作り方のコツは
「麺がチリチリ言う位炒めて水分を飛ばす。焼きそばはパサパサの方が美味い。事前に作った具材と合わせる際、野菜から出た汁が混ざって丁度よくなる」というもの。
・なお味つけは焼肉のタレの甘じょっぱをベースにしてちょっとずつ焼きそばソースを足していく感じ。
・基本あらゆる料理は気持ち甘味強めだと美味しく感じる。
・結果として深夜0時としては犯罪的な味の濃さになった。死なば諸共よ。

・0時まで焼きそばを作っていた事から分かる通り、基本的に何かを作り続けていた。
・バーベキュー→皆でみくのしんカレーとMREを食べ→豚汁作って配る→焼きそばを作るという流れの間に割り込んだものは殆どない。
・常に手に包丁や調理器具を握っていた為写真の枚数が少ない。ずっとキッチンにいたので皆の写真にもあまり映り込んでいない。さっきのごぼうのささがきはかとみさん、焼きそばの写真はたばねさんが撮ってくれたもの。

動画も貰った。キッチンのえげつない広さと業務用の火力。

・ついでに記憶もあまりない。疲れてて。
・焼きそばを作ったあとは大広間に行き、会話をしてる人達の近くに座っていたが、その実態は疲労からぼんやり虚空を眺めている時間であり、「ボドゲしてるなぁ」「ぷよテトしてるなぁ」「オタクが喋ってるなぁ」という漠然とした記憶しかない。
・ヨッピーさんに「常に働いてないか?」と声をかけられた。いいんです。俺がこうしている事を認知してくれている人がいれば。
・ちなみにそういう役割を振られた訳ではなく楽しくてやっているだけ。こんな大人数に飯を振る舞える機会なんてそうそうないから。

・故にボドゲにもカラオケにも参加していない為、ロクに喋っていないライターも多いが、「俺を孤独にするまい」とキッチンに遊びに来てくれる人達もいて嬉しい。

・豚汁を作っている途中で増田薫さんと新玉さんと学マスの話をするターンがあった。
・2人とも初のアイマスらしい。
・増田さんは長谷川白紙さんの曲がきっかけ、新玉さんは恐山さんと鬼谷さんのミラー配信きっかけで触れたらしい。
・増田さんは莉波Pのキモさに慄き(アイツが歴代でも群を抜いてキモいだけですと補足しておいた)、新玉さんはことねにやられて「ことねしかプロデュースしたくない!」と親愛度10まで上げたとか。
・ちなみに2人とも酔っ払っている為、同じ話がループしてたり、そんな状況でも新玉さんは親愛度10のネタバレをしなかったりした為すんげぇぼんやりした会話のシーンがあった。
・酔っ払いの学マストーク聞くに耐えない説がある。
・なお新玉さんは新ことねで爆死してまだ引けていないらしく、「ここで俺が引いたら新玉さんぶっ壊れちまうな!」と笑いながら10連回した。流石に出なかったがSSR演出に震えていた。

・2時位になり皆寝よっかという空気に。
・インターネットの身内ネタを何も知らない人にぶちかますタイプの悪いオタク達に絡まれていた私野台詞さんが就寝前「楽しいお話ありがとうございました!」と去っていき、あまりに大人な振る舞いのうまさに感心したし、悪いオタク達は「本当に楽しい話ができてたと勘違いすんなよ」的な釘を刺されていた。

・スペースが足りずエントランスに布団を展開している人達の所でぼーっとしていたら、たしかみくのしんさんだかARuFaさんだかヨッピーさんあたりに
「今やっと居酒屋のシフトが終わった人」と言われた。確かに腰を下ろしてたのみくのしんカレーとMRE食べてた時位だな。
・誰に言われたかあやふやな位意識がぼんやりしていた。
・楽しいからいいのよ。

・風呂入って寝た。
・風呂すげぇ熱いっすよ!みたいな事言われてたけどそんなに…露天に行く気力がなかったがそっちが熱いんだったか?
・近所の銭湯がクソアチなせいかもしれない
・ちなみに俺は施設到着と同時に数少ない客室の一角を確保していた為悠々と就寝できる。
・これくらいは許してくれ。
・疲れていた為か、幸い頭痛は発症せず眠れた。



・翌朝。
・みくのしんさんがけたたましく「オタク〜!起きろ〜!」と叩き起こしにきたのに巻き込まれ起きる。
・オタクとは同室の鎧坂さんのこと。
・共有アルバムに布団で起きた直後の完全に心が死んでいる俺の写真があった。撮られた記憶がない。

・その流れでみくのしんさんが施設内を練り歩きながら「かまどーーー!!!!」とかまどさんを大声で呼んでいた。みくのしんさんだなぁと思った。

・かまどさんは今回欠席。

・雑魚お嬢様やけんさん達が味噌汁やおにぎりを作って振る舞っていたらしい。
・なお、前日のバーベキュー後〜焼きそばを作り終える頃までの時間は雑魚お嬢様Tを着ていたが、(あ、そのTシャツを着てるという事は…!という弄りを除いて)俺とお嬢様を混同する人はいなかったが、「朝飯ありがとうございました!」と俺に言ってくる人が何人かいたので訂正した。
・そこでリアルに混線する事あるかね。
・冷蔵庫にベーコンが余っていた為勝手に炒めて共有の皿に乗っけ、皆の分ですよという面をしながら結構な割合回収して喰った。
・共有アルバムにベーコン乗せ白飯を手に完全に心が死んでいる俺の写真があった。撮られた記憶がない。

・皆色んな片付けを頑張っていた。朝起きて片付けまでしなくちゃいけなかったら泣いてたから助かった。
・「ストチャー絆創膏持ってないっけ」と怪我人が連行されてきた為「こんな事もあろうかと」と提供。noteに書いてたから持ってるのを知ってたらしい。
・大切なのは備える事と、「備えている事を知らせる」事。
・皆で集合写真を撮って一旦解散。班ごとに別れて二日目のアクティビティに。

・二日目はビストロ回転寿司の「禅」に。
・熱心なオモコロファンやほかおに会員だったら聞いた事があるかもしれない。回転寿司でありながらステーキやフレンチ、豊富なワインなどが出てくるお店。結構高級。
・前日に雑魚お嬢様が出費がいくらになるのか震えていた。
・禅チームは2班あったが、片方が全体統括のみくのしんさんを含むチームで最後まで施設に残った為、我々のチームが先につく見込み。
・結構有名なお店らしいのだが空席があるタイミングで到着できた為、即テーブルにつけた。
・その間にテーブルが埋まった為Bチームは俺達が食べている間ウェイティングする羽目に。

・見えるかわかんないけどこういうメニューのお店。

・どんちっちアジとやら。美味い。

・ホタテ。甘美味い。

・大量のワイン、日本酒、蒸留酒などを背に生ハムの原木がスタンばっていた。

・初めて本物の生ハムを食べた、そう思った。48ヶ月熟成らしい。

・人の寿司の画像。大トロとか中トロとか炙りサーモンとか。
・赤身は俺も食べた。美味い。

・禅らしいフレンチぽいのも食べたくてまぐろのテールステーキを。届いた時点で俺以外皆お腹いっぱいだったらしい。
・美味しいしこのお店にしてはリーズナブル。

・途中で永田さんがメニュー表の異常に気づいた。
・「本日のおすすめ」のアルコールとおぼしき中に「黄金架のドラゴン」がある。

こいつ。

・ググってもそれらしいお酒の銘柄が出ない。
・なお「黄金架のドラゴン」はMTG以外で使われていない普遍性のない言葉。
・価格帯的に丁度なので、「頼んだらカードがぽんと出てくる」可能性まで考慮にいれた。
・店員さんに確認するとビールとの事。
・それでググっても出ない。マイナーな酒造のクラフトビールで、そのメーカーの銘柄を見たらMTGのカードだらけだったりする可能性が捜査線上に。
・永田さんが推理と検索を重ねた結果、「Golden Draak」というビールがある事を発見。

これ

・お店のセラーにもあった為、おそらくこれのことだろうと事件解決。
・だが、「架」の要素がない為、訳には違和感がある。(黄金架のドラゴンの英名は「Goldspan Dragon」)
・結論としてはお店にプレインズウォーカー(MTGプレイヤー)がいると落ち着いた。
・なお禅はお酒も売りだが、マンスーンさんがドライバーでお酒を飲めず、他のメンバー(永田さん、めいとさん、彩雲さん)も遠慮した為誰もお酒を飲まなかった。
・俺はお酒を飲まず、かつ免許を持っているので、こういう時俺がドライバーできれば皆んな幸せになるのにな、とおもった。
・なお俺は免許取ってから一度も運転せずゴールドになった。アクセルとブレーキどっちか覚えてない。
・りきすいさんにペーパードライバー講習してもらえばよかったか。ただ宿の周りは頭文字Dみたいな道なので多分崖から落ちる。

・俺達が食事を終える頃に席にありついた、Bチームのヨッピーさんから目線で凄まれた。目の前で我々が飲み食いしている所をずっと見せられていた為。
・マンスーンさんと永田さんがだいぶ多めに出してくれた。「あざっす!」とお礼したが、俺の年齢的にはあざっすと言う側にいる場合ではない気がする。
・東京に戻る。
・去年と同じく意識を飛ばしてしまっていた。
・体力尽きて居眠りするやつが帰りのドライバーに名乗り出るのは怖いな。

・海老名サービスエリアに寄る。

・ソフトクリームが食べたかっただけなのにクレープソフトにしてしまった。無意味なカロリー。
・また帰りの車で意識を飛ばした。すみません。

・無事東京へ。全チーム欠けることなく戻ってきた。欠けてたらこんな記事書いてない。
・欠ける人間は俺の可能性もあった。
・元気な若者はその後スポッチャやゲーセン、カラオケに行っていた。すげー体力。

以上です。来年もまた行って今度こそ全員に満ち足りる豚汁を作りたい。そう思った。
あと金のロキソニンはすごい。

体調不良に関しては動いている間は殆ど感じる事がなく、むしろ車に乗ってる間とか何もしてない時間の方が痛みを感じる事が多かった。
全体を平均しても前日より合宿中全般の方が体調がよかった。
もしかして5月ごろからちょくちょく体調が悪いのは働いてないせいか…?

横になると頭痛がひどくなる問題だが、枕の圧迫が要因の可能性もあった為、試しに死ぬ程柔らかいハチワレのクッションを買ってみたら痛みもマシになりぐっすり眠れた。
ありがとうハチワレ……それはそれとして医者は行く。

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