不登校だったけど今は幸せに暮らしてる35歳の話 あとがき

「不登校だったけど今は幸せに暮らしてる35歳の話」を読んでくださりありがとうございました。
軽い気持ちで書き始めたものの、色々と思い出していくうちにだんだん辛くなってきて涙してしまうこともあり、書くのやめようかなと思うこともありましたが、書き終えることができてよかったです。
特に面白い話があったわけでもありませんが、不登校児でも未来を諦めなくていいということが伝われば良いかなと思っています。

私が受けたいわゆるいじめは、世の中に存在しているいじめに比べれば大したことないかもしれません。
それでも私は傷ついたし、学校に行けなくなってしまった。
中学生にとっては、学校が全てといっても過言ではありません。
学校は行かないといけないものだと思っていたし、行かなくなる=社会に出れなくなる、人生終わりくらいに思っていたので、とても怖かった。
でも学校が全てではありません。
当時は今のように簡単に情報を得ることもできなかったので、母が雑誌でX学校を見つけられていなかったらと思うとゾッとします。
今は簡単に情報を得ることができる時代です。
フリースクールに行ってもいいし、習い事に打ち込んでもいいし、なんでもいい。
状況を変えたいと思っているのなら、足を踏み入れてみたい場所を探してみて欲しいと思います。
一歩踏み出せるかどうかは本人の気持ちに依るところが大きい。
まだ無理と思うなら無理に踏み出す必要はありません。
親御さんはお子さんに、別の道を示してあげてみてほしい。
お子さんがまだ無理と言うのなら受け入れてあげてほしい。
私が実家で引きこもっていたとき、母が何も言わず何度もドライブに連れて行ってくれたことで、私の心は救われました。
そんな簡単なことでも救われる子がいるかもしれません。
一人でも多くのお子さんが、未来への一歩を踏み出せることを祈っています。

#不登校 #子育て

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