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徒然なるままに

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コーポレートロック万歳

80年代にベストヒットUSAを楽しみにしていた世代なら一度は聴いたことがあるであろう、ボストン、ジャーニー、TOTOなど、70年代の後半から80年代に活躍したバンド。当時の私は中学生から高校生になる頃で、洋楽の入り口としてこれらのバンドをよく聴いていました。ちなみに初めて買った洋楽のアルバム(アナログLP)はREOスピードワゴンのグッドトラブルです。 ベストヒットUSAのオープニング Vapour Trails - Don't Worry Baby 当時はFMで聴いた1曲

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空白の3年、某ウィルスの影響で活動縮小せざるを得なかった「苦悩」の色が濃かった時代の写真です。

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黎明期、2008年~2014年、ある人からの助言により「実績を作ること」を念頭にがむしゃらに追いかけていた時代の写真です。 中期、2015年~2019年、様々な技法を試して「より印象に残る」ことを意識して撮影していた時代の写真です。 後期~現在、2020年~2023年、空白の3年を経て再び動き出す苦悩に満ちた写真は週末にアップする予定です。

紅葉まとめ

今年の紅葉前線は1週間から10日遅れでやって来ました。なかなかタイミングが読めずにヤキモキしましたが、蓋を開けてみれば良い色付きで例年以上に楽しめました。今年は近場中心で、茨城県桜川市の薬王寺と、茨城県筑西市の最勝寺で撮影してきました。薬王寺までは車で35分ほど、最勝寺は車で10分ほどと、どちらも気軽に行ける紅葉スポットです。こんな時ばかりは田舎に住んでいて良かったと思うのです。 今回、レンズは「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC」というコンテンポラリーラインの

ランドマーク

私は茨城県の西部、栃木県と隣接している筑西市(ちくせいし)という所に住んでいます。平成の大合併で4市町が合併して誕生した市で、ハッキリいってど田舎です。市内の大部分は田畑で商業地は幹線道路沿いに集中、高い建物もなく電車は1時間に1本程度、自家用車がなければ生活自体が成り立たない典型的な地方の街と言っていいと思います。 そんな筑西市(以下地元)のランドマークが筑波山です。筑波山自体は八溝山地の南端、桜川市、石岡市、つくば市に位置しているので地元のランドマークと言えるのか微妙で

曇り空にメリハリを付ける

曇り空と聞いて何を想像しますか?暗い、重い、地味、こんな感じでしょうか。私は好んで曇り空を撮影します。雲ひとつない青空よりも遥かに面白いですし、空に様々な表情を持たせることができます。 デフォルトの設定で曇り空を撮影すると、何となくハッキリしないモヤモヤした感じになることがあります。そんな時に肝になるのが、クリエイティブスタイル(ソニーαの名称)と露出補正です。この2つを活用することで曇り空がグッと写真映えします。 クリエイティブスタイルは、予めセットされた画作りの基礎と

夕焼けを綺麗に撮る

このところ低気圧や前線の影響で大量の水蒸気が流れ込み、どぎついくらいの夕焼けが見られています。夕焼けを見ると写真を撮りたくなりますが、見た目よりも色が薄かったり、赤みが足りなかったり、少々不満の残る感じになっていませんか?ちょっとしたコツで綺麗に撮れるようになりますので、思い通りに撮れない場合に試してみてください(スマホではなくカメラを使うことが前提です)。 ・ホワイトバランス ホワイトバラスをオートのままで撮影していると、変に補正されて赤みが薄れてしまいます。オレンジ色

令和の雷撮影術

ここ数年、雷撮影時にISO200~400を多用しています。ISO100で露光時間が30~40秒になるとどうしても雲が流れてしまい、違和感が出てしまいます。そこで、感度を上げて10~20秒に短縮してやるわけです。ただしデメリットも多く、強い雷光では露出オーバーになりやすいですし、長秒時の熱ノイズも多くなります(効率優先でノイズリダクションはオフに、RAW現像時にノイズ処理を行います)。 細くきれいな稲妻を撮るには、完全に日が落ちた状態でF5.6~8程度まで絞ります(幕電は開放

写真が大嫌いだった

タイトルの通りです(笑)。10代から20代の頃は写真を撮ること、実家が写真屋であることが嫌でしかたありませんでした。実家が何らかの商売をしている場合、私に限らずその商売を嫌う傾向が強いようです。小さな頃こそ壊れたカメラをおもちゃ代わりにしていましたが、徐々に拒否反応を示すようになりました。 まず小学校の遠足、記念撮影をするために父親が同行するのが嫌でした。中学高校時代には修学旅行で有無を言わさず撮影係を押し付けられ、純粋に旅行を楽しむこと無くスクールカメラマンのように全員を

熱中症になりました

関東甲信も梅雨明けして本格的に夏の到来です。夏といえば突然の雷雨や水難事故がクローズアップされますが、忘れてはいけないのが熱中症です。不覚にも7月12日に熱中症になってしまい、半日でバイトを早退する事態になりました。この先、誰かの役に立つかもしれないので、その時の状況を書き留めておきます。 7月12日、朝から蒸し暑く10時前には30℃を超えていました。熱中症警戒アラートが出る中、バイト先で屋外作業をしていました。作業の詳細は省きますが、力仕事で結構ハードな内容です。作業開始

80's プログレハード

80年代というと私は中学生から高校生、FMラジオを聞くようになり、洋楽への関心が芽生えた頃です。その当時隆盛を極めていたのがプログレハードと呼ばれるジャンル、日本でも人気があったジャーニー、スティクス、エイジアなどがヒットチャートを席巻していた時代です。 今聴くとシンセの入れ方がダサかったり、キャッチーなメロディが軟派な印象もありますが、これが80年代のトレンドだったわけで、その時代を反映していたのですね。逆に景気が良かった時代のキラキラ感が出ていて、内相的な歌詞の多かった

桜チェイス2023 前半戦

今年の桜はせっかちですね。3月中旬の記録的な暖かさにより、例年より1週間以上も早く見頃をむかえています。毎年この時期になると桜を追ってあちこちに出掛けます。まずは前半戦、3月16日~26日までに撮影した桜を御覧ください。八重桜が散る頃には雷シーズンが始まり、ストームチェイサーとしての活動が本格化します。 順調に撮影が進めば10日後くらいに後半戦を投稿できると思います。年度末から新年度を挟むため、順調に進むか微妙ではありますが…。

そんなバカな!?

先日、知り合いからちょっとした相談を受けました。遠足に行った孫の写真を見たら腕が写っていない、これって心霊写真なのか?というもの。とりあえず写真を見せてもらうと、ひと目見て原因がわかりました。両側が木で覆われて完全な日陰、全体的に動態ブレが見られたため、単純にシャッター速度が遅くて動きの大きい部分が残像になってしまったというもの。技法として作品作りに活かすこともありますが、写真に詳しくない人から見ると驚愕してしまうのかもしれません。 昭和の時代には心霊写真の特番が度々放送さ

撮影時の防寒対策

今週は今シーズン最強の寒波がやってきそうですが、撮影時の防寒対策はお済みでしょうか。私が住む北関東内陸の平野部は、通常は-5℃前後までしか冷え込みません。ただ稀に-10℃を下回ることがあり、早朝や夜間の撮影では防寒対策が必要になります。 デジタルカメラは精密機器ですので、当然寒さには弱いものです。三脚に装着したまま冷気にさらされると外装に霜が降りたり、冷えてバッテリーの性能が低下したり、最悪可動部が凍りついて動かなくなることもあります。回避するためには、撮影直前までバッグに