【PS4ゲーム】「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」を表裏レビュー【ストクボ】

どうも、ストクボです。

2020年はコロナの影響で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品が軒並み放映延期に。そのため、今年はとても寂しい1年になってしまいました。

多大な犠牲を払い、サノスを倒してフェーズ3を終えた後に始まるフェーズ4。
新世代に移るアベンジャーズの今後や、ブラック・ウィドウの過去とは?!
など、多くのワクワクを求めて未来に進もうと考えていた矢先の出来事で非常に残念です。それにブラックパンサーの件も...

とりあえず、来年から始まるドラマシリーズを目指して生き抜いていく所存です。

そんなこんなで、今年は満足に堪能できなかったマーベルの世界を自宅で味わう為に購入&プレイしたのが今回紹介するゲーム

「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」
(マーベル スパイダーマン マイルズ・モラレス)

2020年11月11日 PS4、PS5の2機種で同時発売されたオープンワールドアクションゲーム
(PS5版はロード時間が短く、画質が非常を通り越して異常に綺麗)
PS4用ソフト「Marvel's Spider-Man」の続編にあたる今作のあらすじを、まずはどうぞ。

ストーリーあらすじ

高校生になったマイルズ・モラレスは引っ越し先での新しい生活に順応しながら、ピーター・パーカーに導かれて、もう一人のスパイダーマンとしての道を歩み始める。
だが、強大な力のぶつかり合いで自分の街が危機にさらされたとき、ヒーローを志す若者は、大いなる力には、大いなる責任も伴うことを知る。
マーベル世界のニューヨークを救うため、マイルズはスパイダーマンのスーツに身を包み、真のスパイダーマンにならねばならない。(公式から引用)

といったように、前作主人公のスパイダーマン(ピーター・パーカー)の代わりに、同じく特殊な蜘蛛に嚙まれて能力を得た少年 マイルズ・モラレスが今作品の主役...つまりスパイダーマンとして悪と戦う物語になっています。

2018年に公開されたアニメーション映画「スパイダーマン：スパイダーバース」でも主人公を務めたマイルズ・モラレスが新作ゲームでも主役を務めることに。

なんだか...どうにかして「2代目スパイダーマンのマイルズ・モラレス」を、急いで日本に浸透させている気がする...陰謀論かな？考えすぎかな？

ちなみに今作の初代スパイダーマンこと、ピーター・パーカーは恋人のMJといちゃつきに遠出するので、出番は冒頭しかないよ。ある意味安心だね...

表レビュー：ゲーム性

私は前作「Marvel's Spider-Man」をプレイしていないので、もしかすると前作をプレイしている人にとっては当たり前かもしれませんが、あえて推すポイントは

こんなに移動しているだけで楽しいアクションゲームは、今まで経験したこと無かった！

今作は、美しい街並みのマーベル世界のニューヨークが舞台。
スパイダーマンは、この広大な舞台に所狭しと建てられているビル群の中をウェブ・スィングで軽快に駆け抜けていきます。
ビルの谷間から見える人々や夕日、雪景色を眺めながら颯爽と移動していくうちに気分はスパイダーマン！

マーベル世界のニューヨークの治安の悪さは、全盛期の神奈川を彷彿させるほどの危険度。
道中やたら発生する強盗事件やテロ行為などのサブクエストも、気分がスパイダーマンなら進んで解決したくなるので邪魔になりません。

個人的にオープンワールドのゲームは、マップが広いからこそ移動がめんどくさいと思っていますが、このゲームは普通なら面倒と感じる移動時間も楽しみの1つになっています。

ただ、あまりにもマップが広いので移動に時間がかかってしまうことも。そんな時は、ニューヨーク中に駆け巡らされている「地下鉄」で移動(ワープ)することも可能なので、心配ありません！

アクション要素の話ですが、簡単に爽快感を得られるように作られている印象です。

少しだけ説明すると□ボタンで攻撃、△ボタンやR1ボタンでウェブ・シューターを活用した行動、〇ボタンで回避、×ボタンでジャンプなどなど...
アクションゲームでよくある行動が、わかりやすく設定されているので初めてすぐに戦えるはずです。

そして、マイルズ・モラレスのスパイダーマンだからこそ使える特殊な能力を駆使して事件を解決するのも今作の魅力の1つ。

ヴェノムパワー

体から電気を発生させることができる。
この電気がまた、アクションシーンで映える！

強敵を電気をまとった一撃で吹っ飛ばしたり、電気機器を破壊したり、様々な場面で活躍する素晴らしい能力です。

また、今作はステルスゲーの面もあり、それに適したアクションも多数あるので1つのゲームでいくつものゲーム性を味わえます。

ここが良かった！３つ挙げてみた！

①移動中が楽しい
景色や街並みを眺めながら、ビルとビルを飛び移る爽快感は他のゲームには無いものです。

②アクションが簡単だけど、奥深い
スパイダーマンらしく「スパイダーセンス」で、敵が攻撃する瞬間にスパイダーマンの頭上に赤いマークが表示されます。
表示された時にタイミング良く〇ボタンを押すと、攻撃をかわしながらカウンターをするので多数が相手でも無傷で突破することも可能。
特に難易度を上げてプレイした時に、このシステムを活用しないとクリアできない絶妙な難易度がやりこみゲーマーに嬉しい。

③演出が素晴らしい
どこが、どうで？えっとね、まずはオープニングを見て欲しいんだ。
本当に、本当にオープニングの入り方が最高！
キャラの設定も余すことなく使いこなしているので、原作を知っている人も頷く演出が多かったです。

って感じです。
純粋なアクションゲームなのはもちろん、オープンワールドゲームとしても、ステルスゲームとしても楽しめるかと思います！

以上、ストクボのレビューでした。
良かったら宜しくね！

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そして、ここから下はマイナスなポイントを言う裏レビューしていくよ。
ネタバレが含まれるので、まだプレイしていない人はすぐに閉じてね。

ここが惜しかった。裏レビュー：ネタバレあり

「世界観が狭い」
舞台がニューヨークで新米ヒーローのマイルズが、いきなりアベンジャーズのように世界を守る戦い！にならないのは、正直仕方ないと思います。

ですが、登場する悪役が3人と少なく、うち2人が身内という世間の狭さ...
もっとよく話し合えば済むのでは？と終始思っていましたが、アメコミの世界ではよくあるもつれだと思えば、それっぽさを感じられたのでギリセーフなのかな？
ただ、悪役の残り1人がスーパーヴィランとはさすがに言えない男だったのが残念でした。

良くも悪くも「親愛なる隣人 スパイダーマン」と言ったところでしょうか。
正しいスパイダーマン像なのですが、もし世界や宇宙を救うヒーローを求めてプレイすると温度差で風邪をひくかも？

また、アクションパートとバトルパートのテンポが良いだけに途中に何度も挟まれるステルスゲー要素がテンポを悪くしていた気がします。
ステルスゲー要素も面白いのですが、いかんせんこれから殴り込み行くぞ！って場面から急にステルスするので急停止の感覚を味わいました。

ストーリーに関しては、昨今のゲームでよくある追加DLCで何かあるので期待して売らずに持っておきます。
追加DLCでストーリー保管するの、結構苦手なんですけどね。KH3は泣きました。

以上、ストクボのレビューでした。
良かったらよろしくね！