サードプレイスにて
3月末にSTORIAの子どもの居場所の卒業イベントが行われ、小学6年生の子どもたちが送り出されてから早1カ月が経とうとしています。
皆1学年ずつ進級し、小学6年生だった子たちは中学生になりました。
新中学生たちは、学校帰りに制服姿を見せに居場所に立ち寄ってくれて、その後もジュニアボランティアとして居場所に変わらず来てくれています。
新しい環境にドキドキすることやわくわくすること、色々な想いがあるのでしょう。部活何に入ろうかな、等スタッフにも色々話してくれます。
小学校を卒業しても、変わらず多くの子が「ジュニアボランティア」として居場所に来てくれるのはとてもうれしいことです。
「自分たちの居場所」と感じてくれているからこそ、
そこが居心地が良いと感じてくれているからこそ、
来てくれているのかな?と思います。
小学生の子どもたちは変わらず元気いっぱいでエネルギーがはちきれんばかりです。
子どもたちが普段どんなことをして過ごしているかというと・・・
その日の気分で
ドッジボール、サッカー、鬼ごっこ、長縄跳び、
UNO、すごろく、段ボールで工作、晩ごはん作りのお手伝い、
おばけ屋敷ごっこ、たまに宿題(笑)などなど。
放課後から夕食後までの時間帯を
思い思いのことをして過ごします。
ご飯に出たオレンジの種を植えてみることにした人たち。
果たして芽は出るのでしょうか。
居場所は平和な時間だけとは限りません。
時にはケンカが勃発することもあります。
ケンカを通して人間関係のさじ加減を学ぶことも多いでしょうから、何事も経験なのでしょうね。
〇近くで一緒に楽しんでくれる大人がいること
〇受け止めてくれる大人がいること
〇一方的に価値観を押し付けるのではなく、一人の人間として対等に向き合ってくれる大人がいること
〇安心して過ごせる居場所があること
〇いろいろ発散できること
〇みんなでわいわい食卓を囲むことができること
〇「やってみたい」にチャレンジできること
↓模造紙サイズの大きな紙に筆と墨で書きました(描きました)
そんなことが、居場所に通う子どもたちにとって
何かしらのプラスになればと思います。
(そして、居場所の子どもたちの親御さんたちが少しでもホッとする時間を持っていただければ、と思います)
エネルギーのはちきれんばかりの子どもたちに日々向き合うのは、
それ相当のエネルギーがいることです。
子育てって実際経験されたことがある方もしくは子どもに関わることが多い皆さんは感じていらっしゃると思いますが、「きれいごと」だけでは立ち行かないことも多々ありますよね。
お互い人間ですから。
子育てはなるべく多い分母で、というのが理想的かと思います。
仕事帰りにいつも居場所に来てくださる社会人ボランティアさん、
学業の合間を縫って居場所に来てくださる学生ボランティアさん、
そしてチームワークが抜群の居場所スタッフの皆さん、
どーんと構えて見守ってくださる町内の方々、
継続的なご寄付や都度のご寄付等でSTORIAの活動を支えてくださっている方々、
多岐にわたってSTORIAの活動を支えてくださっているプロボノさん、
本当にたくさんの人の目と手と想いが居場所の子どもたちを支えてくださっていると感じます。
STORIAの活動を支えてくださっている方、気持ちをお寄せくださっている方、これをお読みくださった方、すべての方に感謝と敬意を込めて。
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