他の隊員はいない。装備品に身を包み、自動小銃と消音機付拳銃で武装した私は家屋に単独で接近する。足元の小石が音を立てる。標的に気取られなければ良いが…。そのとき。カチッ!頭上のカメラとライトが作動。…ぼくは自分がエアガンで武装した中学生に過ぎないことに気づいて、毛布で目を覚ました。
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夜な夜な文字の海に漕ぎ出すための船賃に活用させていただきます。そしてきっと船旅で得たものを、またここにご披露いたしましょう。