火に当たっている。薪からゆらゆらと炎が上がり、ぱちぱちという音とともに火の粉が舞う。温かくて、この上もなくうつくしい。ぱきっと薪の爆ぜる音がする。半ば炭と化した薪には亀裂が走り、薪が赤々と静かに燃えている…と思ったら炬燵の中だった。
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夜な夜な文字の海に漕ぎ出すための船賃に活用させていただきます。そしてきっと船旅で得たものを、またここにご披露いたしましょう。