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マザーアースと大陸移動説 Oct.24,2019 ③


今十代の頃に接したカルチャーに戻ることが多いのですが、人生の半分近く、一周回って原点に戻り始めているのかなと思うと同時に、平成が終わるタイミングで、昭和や平成初期の文化が、自分の中で歴史になりつつあるのかなと思います。手塚治虫は平成元年に亡くなっているんですね。

年号が変わる時は有名人がバタバタ亡くなるもので、時代を彩ったスターたちは、本当に星から来たスターなんだなと思います。時代というのは一つの箱舟のようなもので、一緒に100年程度の時の航海を乗り合わせる同乗者。時代を牽引したスターや天才たちは、私たちの文化や文明を切り開く、その船の行く先を司る船長のような人々なのかなと思います。時代が50年ずれれば出会うことも知ることもなかった人たちに私たちは出会っているわけで、同世代、同時代に生きているということ、転生しているということは、それだけでとても大きな奇跡であり、縁だと思うのです。

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