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レムリアとアトランティス 1 マトリックスとマグリット Oct.2020


前回多次元世界の話をしましたが、そういえばキアヌ・リーヴスは『マトリックス』にも出演していました。多次元の概念を映像化した記念碑的作品ですが、マトリックスは母岩も意味しますよね。「生み出すもの」という意味らしいです。初めて聞いた時は映画のイメージがあったので、意味がわかりませんでした。映画の方も仮想現実の方をマトリックスと呼ぶので、こちらもよく意味がわからないんですけども(笑)想像世界の方が多くの世界を生み出す、という意味でしょうか。


『マトリックス』は1999年9月11日、ミレニアムの幕開けと同時に公開され大ヒットしました。レムリアンシードが生まれたのとほぼ同時期。思えばアバターなど、2000年代の名作の特徴は多次元概念の映像化が多く見られます。元は90年代の日本のアニメ『攻殻機動隊』が元ネタなので、日本のカルチャーの方が「母岩」だったのです。


レムリア文明の時代はまさに多次元世界だったのかなと思います。地球の重力が今と同じなわけがなく、だから岩のような大きな通信体、ラピュタの島のような重いものが浮かんでいた。大きな鳥類が飛んでいたのも、多次元領域があったからではとも思います。

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