仕事に行かないという不安と価値観への転換は難しい

介護離職してから仕事に行かないというのは不安だ。育児休暇を切り上げて会社復帰する人の気持ちが分かる気がする。

仕事に行くという価値観は長年の習慣により身についてしまったものだ。

社会への参加や勤労の義務などが心理的にも影響していると思う。

買い物や送迎などで外出するので引きこもりという訳ではない。

ただし、家の経済的な状態が良いのならまだしも、困難な状態で座して待つようなことは精神的に良くない。

ボランティアなどをしていればまだ自己承認ができると思うが、家事と介護だけでは毎日に追われるだけで精一杯だ。

しかし、自分の事を置いておいて客観視をすると家事や育児は立派な社会行動だと思う。

結局、経済的な状態に精神が依存しているかどうかによる。

日本は大量消費、大量生産の価値観の人が多いと思う。私もそうなのだろう。年をとって年金で生活する年になれば外に働きに行かなくても平気になるのだろうか?



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