表出する情報を制御する事で「己を良さげに施す」という自意識の発露について。
なんというか、本当にもう、どうでもいい。
と思ってるんですね、実際。
上を向いても広い空があるだけだし、下を向いても10円玉一つ見つかる訳でもないし。
この先、どうにかなる予感もないし、なんとか出来る気配もないし、
書店でふと手を伸ばした『ライ麦畑でつかまえて』を同時に取ろうとした長身メガネ女子と指先と指先が触れ合った刹那奇跡的に互いが同じくらいの非常に高い熱量で電撃的に恋に落ちる、といった事も起きないし。
なのに、なのに、自分を飾って見せようと、まだ、未だに、している。