関西と関東のお笑い番組(賞レース)
こんにちは、初めまして。Laiと申します。簡易的な自己紹介をします。一般的な人よりかは沢山ライブを見に行っています。関東のネタ番組(賞レースは除く)はほぼ見ていません。思想強めです。
飽き性の私がなんと、気が向いたのでnoteを更新しようと思い、パソコンを立ち上げました。褒めてほしい。
さて今回は「関西と関東のお笑い番組」の違いについて、自分なりの解釈を含めて書こうと思います。
関西と関東のネタ番組の違いですが、2つに分ける事が出来ます。1つは「リスペクトの有無」、1つは「歴史」。
「リスペクトの有無」に関しては前の記事で書いたので、ここでは省略します。気になる方はURLから飛んでみてください。
今回は残りの1つ、「歴史」についてです。
まず本題に入る前に。
わたしが物心ついたときから、関西では毎週、いや毎日のようにお笑い番組が放送されていました。例えば、吉本新喜劇・笑いの金メダル(当時)など。特番で言うと、上方漫才トラディショナルや漫才Loversなど。
このようにお笑い番組はたくさんありますが、東西で放送される番組の違いを比較するには吉本新喜劇などでは説明が出来ないため、ここでは賞レース系の番組に絞って比較していきます。
賞レース系の番組が初めて放送されたのは1980年。1980年に計4つ、賞レース番組が放送されました。
上方漫才大賞・ABCお笑いグランプリ・NHK上方漫才コンテスト・ytv漫才新人賞。
さて、ここで問題です。
この4つの賞レース番組には共通点があります。
お分かりでしょうか?
答えは「全て在阪放送局(大阪にあるTV局)が主催している」です。
上方漫才大賞は関西テレビ、ABCお笑いグランプリは朝日放送(ABCテレビ)、NHK上方漫才コンテストはNHK大阪、ytv漫才新人賞は読売テレビが主催の賞レースです。全て在阪放送局が主催となっていますね。関西圏でのみ放送されるので、この4番組は過去から現在まで、関東圏では一切放送されていません。
一方で、在京放送局(東京にあるTV局)が主催した賞レース系の番組は、1980年から遅れること28年。2008年からTBSが主催している、コント師の賞レース番組「キングオブコント」です。先ほど書いた4番組と比べると、番組としての歴史は非常に浅いです。
この、関西関東のお笑いに関する歴史はとても重要です。
お笑いの歴史が積み重なっていっているのを目の当たりにしている関西の人達やTV局は、その分だけ芸人に対するリスペクトが非常に強く感じられます。一言で言えば「温かい」のです。
対して関東圏ではお笑いに関する歴史の積み重ねが浅く、また、どちらかというと関東の番組は「ネタの面白さ」というよりは「バラエティ」に重きを置いているので、リスペクトがあまり感じられません。例として、キングオブコント決勝進出者の完全シークレット化。完全シークレットとか言って、映った影で誰が行ったか判明したり、どこかから情報が漏れたり。昨日(2月24日)放送の「ネタフェス」では、ポップアップ演出やCG演出。余計なものを足して、結果、がっかりしてしまうケースが多く見られます。だからわたしはあまり好んで関東のネタ番組は見ません。
話が少し逸れましたね。
総括ですが、最初に書いたとおり、関西と関東のお笑い番組の違いは「リスペクトの有無」と「歴史」だと思っています。
ここまで読んでいただいた皆様、勘違いしてほしくないのは、関東の芸人を批判しているわけでもなく、ネタが面白くないと言ってるわけではないです。TV局の制作意向や考え方が全く合わないという事を言っているだけです。
歴史に関してはどうしようも出来ませんが、リスペクトに関しては今ならまだ修正できます。関西関東に関わらず、一切脚色することなく、愛のある純粋なネタ番組を放送してほしいと切に願います。
以上、わたしなりの「東西の番組の違い」でした。
あぁ、もう書く事がない。もし、なにか書いて欲しい事とかあれば遠慮なく言ってください。
では、またいつか。
ほんとによっぽど物好きな方のみサポートの方お願いします。 強制はしません。自分で言うのもあれですがオススメもしません。