ネタ番組とリスペクト

こんにちは、初めまして。Laiと申します。簡易的な自己紹介をします。一般的な人よりかは沢山ライブを見に行っています。関東のネタ番組(賞レースは除く)はほぼ見ていません。思想強めです。

この度色々ありまして、noteを立ち上げてみました。飽き性なのでもしかしたらこの先更新しない日が続く可能性もありますが、見ていただける方がいれば嬉しいです。

さて、noteを立ち上げた経緯ですが、理由は単純で。

今日(2月24日)、日本テレビ系列で「ネタフェスJAPAN」という番組が放送されていました。全国ネット放送ですしゴールデンタイムの放送なので、見られた方が多いと思います、きっと。

その番組が放送される事は前々から知っていたのですが、私は見る気が起きませんでした。そもそも本日(2月24日)放送という事を忘れていたくらいです。なんなら録画していません。

そんな私が何故この番組について書こうと思ったのか。それは、番組内で放送された「アインシュタイン」のネタ演出について疑問を感じたからです。

ご覧になられた方もいると思いますが、一応念のため簡易的に説明を。

ポップアップで登場後にアインシュタインがネタをしているのですが、ラスト30秒に稲田さんがCG技術で分裂したり、小さくなったり、大きくなったりするという内容でした。

ここで率直に言いますけど、このCG技術、いらなくないですか?

アインシュタインはなんと言ったってネタが面白くて、稲田さんのボケや河井さんの鋭いツッコミが面白い。

それを殺しているCG演出。

あれ、この演出要らなくないですか?なんなら最初のポップアップも必要ないなと思いますが、ここではあまり言及しないでおきます。一応、フェスと名のついた番組なので。

そのCG技術で笑う人はいるのでしょうか?本来はネタを見せる番組なのに。わたしには、最先端(?)の放送技術を、芸人のネタを使って「これが令和の漫才ですよ!」と見せつけている気がしてなりません。まぁ、CG演出でテレビ放送しましょうと制作側と演者側が了承したから放送したのでしょうが…にしても。

いや、漫才に令和とか関係ないしなぁ。漫才に昭和とか平成とか令和とかそういう区分あります?そもそも、ネタの内容が令和らしい(=革新的、今までに見たことがない)ものはこの世に沢山あるとは思いますが、ネタをいじくる技術に令和もクソもないなぁと。

いやそもそも令和の漫才ってなに?

本題に戻ります。

アインシュタインのその一件を聞いて、家に帰って途中から見始めたのですが、芸人やネタへのリスペクトが感じられない番組だったと思います。そもそも、ネタフェスという番組をすると知って番組HPを見たときから、リスペクトが感じられなかったです。少なくとも私は。

極論を言うと、芸人のネタを収録してTVで放送する事なんてどのTV局も出来る事なんです。そこに余計な手間や要らんしょうもないものを入れて面白いネタを台無しにするか、芸人へのリスペクトを込めて大切に1ネタずつ、1ネタずつ丁寧に紹介するか。ここが番組の良し悪しの分かれ目だと思うんです。

人気芸人ばかりを寄せ集めた番組はさぞかし視聴率がたくさん取れるのでしょうが、中身を開けて見て、一部でも引っかかってしまう点があると結果的にグチャグチャっとなってしまいます。それの典型例が今回の番組だなと。

芸人へのリスペクトが込められている番組は、誰もが見たくなるような…見逃し配信で流してほしい、再放送してほしいと誰もが思うような番組だと思います。けれどこの番組は、きっとそう思う人(配信してほしい・再放送してほしいと願う人)はあまりいないのではないでしょうか。

今日が祝日だと言うこともあり、TVを見る人が、平日や普段の土日より多いこともあって視聴率はきっと普段よりあったのだろうと思いますが。

やっぱり、こういう類のネタ番組は嫌いだなと改めて感じました。

あと、番組だけ見て「誰々面白い!」って言ってる人、一回生の漫才を見にいってほしい。番組で出すネタの雰囲気とライブで出すネタの雰囲気が全く違うコンビは沢山いますので。地方だから、お金が…とか関係ないです。はっきり言って。地方営業も最近徐々に増えてきていますし、見に行ける機会は5年~10年前より滅茶苦茶増えていると思います。TVで見れるしいいかぁ、なんて思わず、是非一度足を運んでください。生ならではの雰囲気やハプニングを感じられますよ。

本筋から大幅に話がずれましたが。

勿論出演した芸人さんは面白かったですしネタも面白かったです。が、今回の番組の企画や大筋に関しては、疑問と苦言しか湧かなかったなぁという話でした。

気が向けば関西と関東のネタ番組の違いについて、自分なりに書いていこうかと思います。

では、またいつか。

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