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ガバナンスとは?

今さらながら、ガバナンスと収益性の関係がしっくりこなくて見つけたのがこの記事

ガバナンスはラテン語の「Gubernare」を語源とし、元々の意味は、船を操舵することです。操舵というのは、ただ舵を取って船を前に進めるのではなく、船の構造や性質、乗組員の状態、積んでいる荷物が何か、そうした全てに意識を配り、気象を読み、海図を読み取り、安全に航行し、目的地まで到着することを意味しています。
これを企業経営に置き換えれば、会社のリソースである人、物、金、情報を、めまぐるしく変化する環境の中で、どこにどう投下していくのかという戦略を打ち立て、ビジョンの実現に向かって走るということになります。
つまり、ガバナンスの語源を辿れば、会社の発展のために現状を明らかにし、戦略を打ち立て、ビジョンの実現を近づけること、すなわち、「持続的な成長と中長期的な企業価値向上」にむけた活動がまさにガバナンスを強化するということになります。
これがいわゆる「攻めのガバナンス」で、社内の取締役だけでなく、外部の眼も入れ、より環境変化に対応できる戦略を打ち立てることを意味するわけです。
一方、「守りのガバナンス」は、会社として法令違反や理念に反した振舞いがないようにチェック機能を働かすことで、ガバナンスの一側面でしかありません。

攻めのガバナンスとエグゼグティブ・コーチング | Hello, Coaching!

自分が”ガバナンス”と捉えていたのは、後者の”守りのガバナンス”のことで、狭義での理解でした。その程度の理解だったので「なぜガバナンスが収益性を高めるのか?」と感じていたわけですね。
いつもわかりやすい説明、ありがとうございます。

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