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第59葉, Evergreenとか 切符とか

どうも、yasu59 です。
この前 すごくいい事がありました。

ある古本市に行ったのですが、まず そこで飲んだ珈琲が美味しい。そして、手に取った古本がとても良かった。生活の匂いが随所から感じられる文章だった。でも何より、会いたい人に会いに行けるって 有難いなと改めて感じられた日だった。本当に、古本市に行くことが出来てよかった。

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最近、まとまった休みを頂いているせいか 遠方にいる人に会った / 会う予定が続いている。ひとり旅も気楽でいいが、少し遠出して 現地で知っている人に会えるというのは また格別に好きだ。まず 会いたい人がいる、その事実だけで嬉しい。それに自分が詳しくない場所で待ち合わせるのも、ちょっとした冒険みたいなところがあって良い。下手したら 会えないかも… くらいが丁度いい。

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買った本は、圧野雄治 著「誰もいない場所を探している」
少しだけ 引用させてもらう。

都会に住んでも、結局は暮らし働く場所が自分の世界になる。その場所にいる理由がないと、日常に飲み込まれてしまう。

「自分の立つ場所は自分で決める」, p.67 より

切符で電車に乗る知人がいる。理由を尋ねると「切符を持っているのが好きだから」その答えにしびれた。

「切符派」, p.96 より

好きなものを好きと言える、自分でいたい。会いたい人に会う、その労力を惜しまず、寧ろ その道中や振り返ってみての思い出まで楽しめる人でありたいなぁ。(すごく余談なのですが…… これを書き始めるタイミングで、ふと思い出した ぷらそにかcover の『エイリアンズ / キリンジ』 好きです !! )

自分の場合は どうだろうか?
今 住んでいる場所は、いい場所だと思う。周りにいいお店が点在していて、住み良いと思う。ただ、それが この場所にいる理由になっていただろうか? 日常に飲み込まれてはいなかっただろうか?

好きなお店は、結構な数 ある。巡って、買って、通って、話して 縁になる。そして、サードスペースになったり やがては自分の風景になったりする。そのお陰で今、間一髪のところで 日常に飲み込まれずに済んでいるのかもしれない… なんて、考えたりする。

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引越しの準備中だ、、、 ひとり暮らしにしては 物が多い方だと思う。物理的に嵩張りはするが、(上記の本を読んでの所感を含む)物の重さを感じられるのは いい事だと思う。本一冊でも 持って出るか悩む事があるのに… わざわざ店舗から遠出して イベントに出店してくださる古本屋さんや珈琲豆屋さんがある。イベントに来る客層に合わせて 考えて選び、運び、売って、片づける。そして また、そのイベントの翌日には 店舗で営業をされる(かも)。

そういった大切なことを、物の重さは 思い出させてくれると思う。

書く前に書きたいと思っていた事には あまり触れられなかった。それはまた 後ほど…

ー筆おきー

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