勉強会やりました(後編)~簡単にはいかないぞ!~
珍しくタイトルが短いわりに内容は盛りだくさんな投稿となっている勉強会について続きです。前編では私の勉強会に対するこだわりとテーマ選定や資料準備についてお伝えしました。今回は操作デモの準備と本番で起きた出来事についてです。
操作デモって難しい
DATA Saber挑戦中ではあるもののTableau自体をしっかり触るようになってからはまだ1年未満な私にとって操作デモは思った以上に難しいものでした。なんとなくは難しいだろうと想定はしていたので話すことの練習よりも操作デモの練習を多く行いましたが1回目の練習は散々なものでした。
「あれ?線とマークがずれてる…なんでぇ~」みたいなことがいっぱいありました。
操作デモをする為に考えること
2回の勉強会を経て、操作デモを勉強会の中でやるためには以下のことを踏まえて勉強会を設計する必要があると思います。
①1つのVizを勉強会の中で完成させることは難しい
1回目の勉強会では操作デモを30分とっていましたが、その中で実演したのはランクチャートとバブルチャートの2つのグラフの作り方でした。たった2つのグラフで30分?って思う方もいるかと思います。
参加者のレベルによると思いますが、操作デモはあまり早いと参加者の理解が追い付かないと思うのでちょうど良かったと思っています。
たった2つのグラフで30分と考えると、1つのVizを完成させる難しさはご想像できますよね!
②本番中の誤操作は発生するもの
勉強会は合計で2回開催しましたが2回ともうまく反映しないところがありました。特に2回目は地図にうまく色が塗れず大変焦りました。
なので、本番絶対にそういったことが起きることを意識を置き、準備を入念にしとくことが必要です。
<実際に準備したもの>
・操作メモ(文章で書くより単語で書いた方がパッとみてわかりやすい)
・完成しているグラフ、Viz(うまく反映しなかった時に見せる用に準備)
<勉強会終了まで完成品を作成できなかった場合>
・できなかった箇所の作成方法を資料/動画で補足資料として残す
入念に準備するとはいったものの操作メモはかなりシンプルです。文章にすると焦ってる時に長い文章のどこに相当するのかわからないし、文章を解読する冷静さも無いかもしれないので押すボタンの名前のみ記載するといったなるべくシンプルなメモにすることをお勧めします。
(これに関しては個人差あると思います。あくまで私は!です)
<参考>2回目の勉強会で起きたこと
経度と緯度がなぜか詳細に入ってしまい、地図が上手く色づきませんでした…
勉強会を開催して思ったこと
私が「ラフ」な勉強会を意識していたことを前編でお伝えしましたが、なんで「ラフ」を意識したかというと、Tableau加えてデータの面白さを知ってほしいと思ったからです。実は私が数字いっぱいのデータを見ると眠くなるタイプで、Excelを編集して見やすくしたりする作業が憂鬱でした。DATA Saberへの挑戦をしていく中で、様々なデータの見せ方を学びその面白さに魅了されました。
そんな中でたまたまXで見かけた「劇場版名探偵コナンの被害総額を集計してみた」という投稿をきっかけに、劇場版名探偵コナンについて分析してみようと思い、Vizを作成しました。自分の興味があることだったので、アナログなデータ作成からチャート作成すべてがすごく楽しかったし、周りからも面白いと言っていただけました。
作成したViz:劇場版名探偵コナンについて分析してみる
そんな流れで私と同じ体験をいろんな人にもしてほしいという思いで勉強会開催にいたりました。勉強会ではハードルを低くすることを意識して軽く雑談を交えたり、Tableau専門単語(ディメンションやメジャー等)は使わないようにしていました。
勉強会の内容準備の大変さは前編・後編でお伝えしましたが、勉強会に参加いただくよう集客することもかなり大変だと思います。幸いにして私は師匠や他のDATA Saberの方が築きあげた社内コミュニティのおかげもあり参加者はそこまで苦労することなく集めることができました。
本当に感謝です。またそのコミュニティに参加されていない方で私からお声がけさせていただいた方も参加いただき感想までいただきました。
社内のコミュニティ、師匠、DATA Saberの先輩方、勉強会に参加してくださった皆さま、本当に感謝感謝です!
長くはなりましたが勉強会開催編についてこれで以上となります。ここまでお付き合いいただいた方にも感謝です!
DATA Saber挑戦期間も残りわずか!頑張ります!
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