【思い出語り②】「朗読劇 ミニチュアワールド」

振り返り書こうとすると何書くか悩んでしまって結局間が空いてしまう・・・・
もっとポンポン進めていきたいんですけども・・

↓脚本の内容に触れるのでまだの方はこちらへ

市川アートフェスティバルといううちの団長主催で行った演劇フェスの中の1作品で、劇団AQUA名義では「惑星ロケット」、別名義(やしき座)でこちらの作品を上演させていただきました。

これはAQUA名義ですらなかったのでやりたいこと全振りで書いた脚本です。

オチの部分がやりたくて書いたといっても過言ではない。叙述トリック!

また、AQUA名義で上演した聖ちゃん脚本「惑星ロケット」とラストのセリフが全く同じになるという奇跡も起きていました。

テーマが「桜」だったのですが、テーマの前にやりたいストーリーで推し進めて「桜」要素は後付けするという・・・(すまんかった)
あと、朗読劇だからセリフ覚えなくても大丈夫だよ~とそそのかしてナレーター役の植野くんを引き入れたりもしました。(すまんかった)

私は「惑星ロケット」の方に出演していたので、こちらには出演していませんでしたが、舞台美術にも演出にもこだわってもらって・・・あれ演出これ私だったっけ?inkoだったけ?覚えてないや・・なんか口出しした記憶はあるんだけど・・・

写真残ってない気がするんですが、どうしても舞美を抽象物でやりたかったので、キャストさんが座る用に透かし彫りの立方体の箱を作ってもらって、その中にそれぞれイメージカラーの照明を入れて光らせたりしました。キレイだったなぁアレ。

内容についてはもう何を考えて書いていたのか思い出せないんですが、朗読劇の体だから小説を書くときと同じノリで書いてますね。セリフの一言一言がなっがい。ありえない。
ただ、もう今はこういう脚本は書けないだろうなぁとも思います。
今は自分の書きたい話のなかで、ある程度お客さんや団員が好きそうなテイストに基本寄せて書くので。私だけがやりたい、こういう話はもう書けないな。今書くとたぶんもうちょっとマイルドになる。

あと、これは今もそうなんですけど、魔法使いとか、魔法とか、そういうファンタジー世界の産物が、どうしても現実に、私の知らないところで絶対に存在しているという希望を持って生きているので、「魔法」を拡大解釈して、こういう形なら現実に存在する魔法と言えるかも?という形に落とし込んでいます。

でも、あると思うんですよね。魔法。私が認識していないだけで。
私の認識できる範囲外で、まだ私が観測していないだけで、いつか何かの拍子に観測できるかもしれないものであってほしい。

物語の中だけじゃなく、現実にもあってほしい。

まだ出会えていないから、みんな現実に存在しないと認識しているだけなんですよ。
認識の問題なんですよ。
魔法を使っている人は、秘匿しているだけなんです。
だから、本当の本当は、魔法使いだってこの世のどこかに存在するんです。
そう思っていたっていいじゃない。
思うだけは自由だし。

ねぇ、そうでしょう?



というお話でした。

↓↓劇団AQUAの次回公演、「アオハルにシャッター」もよろしくね!

アオハル表

アオハル裏


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