【思い出語り⑦】あまいものには毒がある
人生の夏休み、謳歌してもいいじゃない。
脚本の内容に触れるので、まだの方はこちらからどうぞ↓
甘くておいしいものって、体にイイとは限らないよね、というお話でした。
ニートってよく人生の夏休みとか言われるけど、実際問題生活の不安はついて回るから案外気楽でもないのかなーなどと。
あこがれのニートです。私自身はなんだかんだニートになったことがないので(なりたい)、ニートだった経験のある団員たちに話を聞きながら書きました。
自分がなったことないものを想像で書くパターンが多くて、これもそのパターンでした。
これは結局これが言いたいだけのお話でしたね↓
ねね 「それに、どうしようもなくなったらうちに来ればいいんだよ。部屋あまってるし。みんなで一緒に住んで、毎日ゲームして、お菓子食べて、遊びに行きたくなったらどこかに出かければいいんだ。」
アーニー 「…なにそれ。夏休みみたい」
瑛人 「そう、夏休みだよ。今はみんな、人生の夏休み。8月31日がくるまで、たくさん遊んでいればいいよ。それで、8月31日までに、宿題が終わってなかったら、それはその時悩めばいい。私たちも手伝えるかもしれないし」
アーニー 「人生の夏休みかぁ…。」
ねね 「私は一生夏休みのままがいいな。8月31日なんていらねぇ」
瑛人 「ねねの宿題は手伝わないからな、私」
ねね 「えいてぃんまたそうやって私にだけ冷たくする!」
アーニー 「ずーっと、今が人生の端っこで、私はそこで一人でうずくまっているような気持でいたけど、…そっか、夏休みなんだね」
たんたん 「人生にはお休みも必要なのよ。お休みがないと、気持ちをリフレッシュできないもの」
アーニー 「うん、そうだね。そうなんだよね…。」
ねね 「人生は死ぬまでの暇つぶしって言うじゃん? だからそんなに悲観的になることもないんじゃん? どうせ暇つぶしなんだし!」
こういうこと言ってくれる友達がいるなら、ニートも悪くないと思います。
働いてるとどうしても仕事に時間と精神を蝕まれすぎて、一日のやりたいことの半分もできなかったりするので、一回完全に暇な状態になってみるのもいいんじゃないかと。ただ、ある程度のお金は必要ですが。
どうせ皆仕事辞めたいんだし、けっこう共感が得られるんじゃないかなと思いながら書いていたんですがどうでしょう。
私だけなんだろうか。こんなに仕事辞めたいの。
この公演でアーサーとたかぼーがAQUA初出演で、一応宛書で書いてたけどこのころはまだ彼女たちの強みを生かせていなかったなぁと思ってます。
もっともっともっと変な役をやらせた方が面白い。絶対。
という確信をもって、これ以降は変な役ばっかり振ってます。
この二人は、全体のスパイスになるような役をやらせると本当にいい味が出るんですよ。
全体が引き締まるというか。
本番もバリバリに強いし、お客さんにも自分たちから絡んでいけるし、絶対に見た人の印象に残る演技をして帰っていくんですよ。本当にずるい!
今後も彼女たちには変な役をどんどん振っていきたいですね。嫌がられない限りは。
そんなスパイスを振るのが上手い二人が出演している次回公演といえば・・・!!!!
↓↓劇団AQUAの次回公演、「アオハルにシャッター」もよろしくね!
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