【鑑賞記録】キャラクター 演者は駆け引きの世界で生きていた
ネタバレも含むので、要約を見て興味を持ったら見ることをお勧めします。
セカオワ深瀬君の演技がすこ
キャストが豪華。主演菅田将暉、その妻高畑充希、刑事の中村獅童と小栗旬、殺人役のセカオワ深瀬君。狂気じみた発言や思想が滲み出る役づくりは感心する。
やったことがない、見たことがない、触れたことのない世界に飛び込んで、役(キャラクター)をつくるのが俳優であり、漫画家である。それが自分だけの世界ではなく、視聴者に共感も得るギリギリのラインで演じる駆け引きは演じることの醍醐味なんだろう。
深瀬君の「僕はいったい誰なんだ」は殺人犯だけど、胸が締め付けられる最後のシーンであった。たった一言で「悪」以外のちょっとした人間味(その人なりの葛藤や悩み)を伝えていて、演者さんめっちゃすこと思いました。
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