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自分の想いを何かのカタチにできればと思っています。気ままにアップしたり、気分で下書きに…

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自分の想いを何かのカタチにできればと思っています。気ままにアップしたり、気分で下書きに戻すこともあります。考えをまとめたい、言葉にしたいと思って文章を綴りますが、書く対象となる人やモノに対しての距離感は大事にしたいです。(ライブレポは「観客」としてのスタンスから)

最近の記事

TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(5)

 一瞬にして幼少期を思い出させるようなイントロが鳴り響く。「トルコ行進曲」につながる、このイントロをどう形容したらいいのだろう。切ないようで懐かしく、甘く美しい記憶がよみがえるイントロ。正確なリズムが刻まれ、モノクロの外国の子供たちの顔写真が、バラバラのモザイクのように次々と映し出される。まっすぐに正面を見つめる顔、顔、顔。決して笑顔ではなく、何かに悩み、おびえ、苛立ち、怒るような顔ばかりだ。鼓動のようなタムの音が響き、ウツが代弁するかのように歌い出す。『HUMAN SYS

    • TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(4)

       再び、空中に円盤が現れる。サーチライトのように辺りを照らしつつ、角度を変えながら、浮かび上がっている。ステージに横長の長方形の枠(3つの□をつなげた大きさ)が現れ、新たな文字がひとつずつ呈示される。I N T E L L I G E N C E D A Y S…..スモークの中、青と赤紫のライトに照らされ、てっちゃんのソロが響く。『Past 1984』というインスト曲。渦巻く情報の粒子が流れていく。ウツがスクリーンに現れ、あるガラス棚を開け、「バトン

      • 四角さん&木根さん「フォークな夜」(感想3)

         四角さんいわく、「木根さんは、ステージ上もバックヤードも一緒(裏表なく、いつでもこのまま)」と。だから安心できるというか、飾らないお人柄というか、楽しいだけでなく、自然体のままの木根さんをほめていらっしゃったと思います。 次が最後の曲になってしまいますが…と言って、タイトルを紹介された曲は、『あの素晴らしい愛をもう一度』。四角さん「この曲も、歌詞をかみしめて(聴いて)下さい」とおっしゃっていました。表向きは、心が通わない二人のことを歌っている曲ではあるけれど、実際は、二人

        • 四角さん&木根さん「フォークな夜」(感想2)

           20分の休憩の後、二部スタート。  二部は、まず木根さんがソロでご登場。一部とは違い、見た目は普通のアコギ。1曲目は「風」(伊勢正三さん)の『海岸通』。この曲を以前に、四角さんに聴いていただく機会があり、「いいわね」とほめて下さったそうです。「うれしかったので、その曲から」と木根さん。この曲も、ウツと木根さんが歌って下さったので、覚えていました!「風」は、お二人ともお好きだったはず。  そのエピソードと、同じ時だったか違う時だったかは、うろ覚えになってしまいましたが、伊勢

        TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(5)

          四角さん&木根さん「フォークな夜」(感想1)

          四角さん&木根さん&古橋さんのライブ(&トーク)の感想です。 (少し前置き) TMの木根さんが、六文銭の四角さんとライブされるということで、速攻で参加を決めました。…といっても、「六文銭」というグループ名を数年前まで自分は知らず、「SPIN-OFF T-MUE-NEEDS」という宇都宮さん&木根さんの公演のフォークコーナーを通して知りました。(そのときは、宇都宮さんが「二文銭」というグループ名にして歌っていらっしゃいました(笑))「それゆけ!歌酔曲」「Kフォーク」という公演も

          四角さん&木根さん「フォークな夜」(感想1)

          TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(3)

           てっちゃんがハモンドオルガン、木根さんがモスグリーンのギターを奏でる中、ウツは手拍子をして、軽くステップを踏みながら、スタンドマイクに手を添える。ステージの映像には『N43』のタイトルが、窓ガラスに映ったかのように反転して現れる。会場の真上から、ウツの歌声が、キラキラとした粉雪のように降り注ぐ。透明感があるのに温かな歌声だ。札幌には行けなかったけれど、札幌公演のために入れたような一曲。「月が雪を降らしている夜」にこの曲を聴けたら、どんなに素敵だろう。  「僕の腕の中で 月が

          TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(3)

          「~はじめまして~四角佳子&木根尚登のフォークな夜」

          木根さんと、木根さんの憧れの人、四角佳子さんとのジョイントライブに行ってきました。わかる範囲でのセットリストです。(1曲わからず。初めて四角さんを聴いた初心者です。5の曲が知りたいです) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「~はじめまして~四角佳子&木根尚登のフォークな夜」 2024年3月17日(日)東京・曙橋BACK IN TOWN セットリスト 【一部】  [1~3] 四角さん&木根さん&古橋さん 1.「インドの街を象にのって」(六文

          「~はじめまして~四角佳子&木根尚登のフォークな夜」

          TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(2)

           ウツが舞台奥へと入り、ステージには、木根さんとてっちゃん。前回の「DEVOTION」ツアーでは「Show my music beat」という、FANKSに向けての曲が歌われたが、今回も2人だけの曲が演奏された。 それが5曲目の「Good morning Mr.Roadie」(新曲)だ。ライブを開催するにあたり、欠かせない存在のローディーさん達へ感謝がこめられた曲。今まで、こんなふうにローディーさんへの想いを形にして、直にライブで歌うアーティストさんを自分は見たことがない。

          TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(2)

          はじめの一歩

          はじめの一歩。 noteでまとまった文章を投稿できたらなと思い、始めてみます。今まで、ブログを書いたことは何度かありますが、スタンプに頼らずに、文章のスタイルを変えてみたく、チャレンジ。

          はじめの一歩

          TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(1)

          2023年「DEVOTION」ツアーから1か月半。新しい「STAND 3 FINAL」に、こめられた意味を想像しつつ、2024年1月18日三郷公演の幕が上がった。 会場に入ると、男性オペラの歌が流れている。何か意味があるのだろうと思いつつ、神聖な雰囲気だけを感じつつ、着席。紗幕には4〇のロゴと「TM NETWORK 40th intelligence Days」の文字。 暗闇の中、紗幕が上がり、3つの四角(□□□)の中にオレンジの光がキラキラと差し、レンガの壁の場所で、て

          TM NETWORK「STAND 3 FINAL」(1)