若手医師の資産形成

独身で身軽なうちにどれだけ貯められるか


これを最近強く感じています。アラフォーのオーベンたちを見ていると、家を購入して住宅ローン、子供の学費(中学受験)などで出費がかさんで家計はカツカツ、当直で頑張ってお金を稼いで自分自身は小遣い月数万円で弁当生活、みたいな人が多い気がします。

結婚して家庭を持つと、金は貯まらない。家族の生活費、子供が育つと教育費、学費がかかるようになる。累進課税で本給手取りは増えにくい。今後医師の本給は下がることは既定路線なのでなおさら。
だからこそ、今のうち、独身で身軽なうちにどれだけ資産を貯められるか。これにかかっている。地雷女性と結婚しないことももちろん重要だけど。

若手医師であれば本給は相対的に高給(あくまでも「相対的」であり、「絶対的」ではない)であり、金は貯まりやすい。それでも若手の頃は医局人事の異動に伴う引越しで引越し補助は基本的に出ないし、異動のたびに「自己都合退職」扱いなのでまともな退職金も出ない。
相対的高給これらの出費分を「前借り」している認識の方がいい。そう考えたら、入ってきた収入をテキトーに散財しようとは思わなくなり、堅実に貯めるモチベーションも出てくると思う。

独身で身軽なうちに可能な限り多くの資産を貯めておくこと。そして加齢で体力が落ちてきた頃には、医師としての本給に依存するだけでなく、過去に貯めた資産のストックによる収入による複利で大きくなっていくこと。
これを目指して、蓄財を頑張っていきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?