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新しいレンズがボクにシャッターを切らせる

ボクの写欲は何事にも左右されない、と言いたいところだけど実際のボクの写欲はブレブレなのである。

息するようにシャッターを切りたい

ボクは素直にそう思いたいし実行したいと思ってる。でも実際には撮影するために外に出るのが億劫な時もあるし、自分が撮った写真も含めてSNS上に溢れている写真を見たくなくなる時もある。
どうしてそんな風になるのかは、ボクもそこそこ経験しているからある程度わかるんだけど、自分の力不足を痛感することがほとんで、自らと他者を比較することでボクのレベルの低さを痛感するところが起因している。
だからこそボクはこのnote記事で言ったように、常にカメラを手に忍ばせておいて無理矢理作り出すモチベーションがなくてもシャッターを押せるようにしているのかもしれない。だからこそ「撮り散らかす」って言葉があっているのかもしれない。

元来の出不精であるボクはカメラのおかげで外出できるようになっているんだけど、写真から目を背けるようになると途端にボクは家の中から出ることがなくなってしまう。だって服も着替えないといけないし、何より靴下を吐くのが嫌(裸足が好き)。荷物を精査するのもめんどくさい。家の中では色々するけど外出することはない休日が積み重なる。

ボクの写欲を掻き立てるもの

だからこそボクは写欲を掻き立てるものに真摯に向き合ってきた(?)
所有欲を満たし、使いこなしたいと思わせるカメラにはすぐに飛びついた。

かっこよさはボクにとって写欲を高める最も手っ取り早い手法。ボクみたいな素人ミーハーカメラマンにとってはこれくらいのゆるゆるのモチベーションがちょうどいい。

そしてボクにはもう一つの写欲を掻き立てる要素がある。
それが新しいレンズを使うことだ。

手元にあるCarl Zeiss Batis 2/40 CF。

ただただ新しいレンズがそこにあるとボクの写欲は爆上げになる。

緩やかにくだる

ボクは同じ方法でこれまでも何本ものレンズを購入してきた。時々は全く使い物にならないレンズもあったけど、大概のレンズは手にして最初の撮影でそのレンズの凄さに気づき誰かに伝えたくて、最初の一杯のビールを一気に飲み干すようにブログを書き上げることが多い。
もちろん今回手にしたBatisも同様で(というかそれ以上だったけど)、ボクがこれまで経験したことのないような素晴らしい写りをするレンズだった。
この記事の作例をぜひ見て欲しいんだけど手にしたその日に撮った作例としてすごいものを撮れたような気がする。

それでもボクが撮る写真は、新しいレンズを手にしたその日が頂点で、少しずつ坂を下るように心をときめかせるような写真を撮ることがなくなってくる。
これはボクの目が慣れてしまったことにも依るとは思うけど、ボクという主体が感じる感覚としては確実に緩やかにくだっている。
ボクが今手にしているCarlZeiss Plannar T* 1.4/50とSEL24F14GMが唯一の生き残りかな。CarlZeissBatis2/40CFがどこまで生き残るのかはまだわからないけど、正直今のボクの感想ではこれまでのどのレンズよりもボクの写欲を掻き立てるレンズだと思っている。

X100Vと一緒で多分ボクの生活に一番密着したところに位置するであるCarlZeissBatis2/40CF。これからのボクの写活にボク自身が一番ワクワクしている、手にしてから24時間後に今これを書いている。
さて、今後のボクの写活に期待なり。


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