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Week2 | 相棒を手に入れた
20200422-0428
刺繍をはじめて2週間。今週は、道具が少しずつそろってきた。
刺繍研究家としてこれから一緒に活動していく相棒たち。大事にしよう。
Merchant&Millsのソーイングキット
先週迷っていたMerchant&Millsのソーイングキットを買った!
メルカリで素敵な出品者さんから譲ってもらった未使用のもの。
後から気づいたけど、ソーイングキットの中身がデフォルトのセットとは少し違っていて、指抜きがない代わりにまち針が入っていたり。
まぁ指抜きは自分のサイズに合わせて買いたいから、コロナが落ち着いたら日暮里繊維街にでも探しにいこう。
一番のお気に入りは糸切りばさみ。なんていう洗練されたシルエット!このハサミほしさにキットを買ったようなものである。実際に手にとってみても、ほどよい重さが高級感があって、マットな質感で指跡もつかず、欠点が一つもない。大切にしよう。
自作のピンクッション
針の置き場に困っていたので、ピンクッションも自作。
針の種類ごとに分けて刺せるように布の種類を変えたくて、はぎれをパッチワークにすることに。生地屋さんに行けない今、ネットの情報だけで生地を選ぶのはなかなか大変…。
いろいろ探して、minneで個人の方が出品していたCHECK&STRIPEという生地メーカーのはぎれ詰め合わせを購入。
私には可愛すぎるかな、というテイストだけど、サイトから品質の良さが伝わって信頼できそうということで。
思ったよりたくさんの種類が入っていて、テンションあがる!
ピンクッション用には、この3種類を使うことにした。
Merchant&Millsがイギリスのプロダクトだし、少しトラッドな雰囲気だと合いそうかなと。薄手の綿は針穴が目立ちそうだけど、これからの季節にツイードやコーデュロイだと暑そうなので、季節感を優先させてみた。
そうしてできたのがこちら!
土台は、合羽橋で見つけたケヤキの木のカップ。安定感があるし、隙間に糸通しをはさむこともできて良し。
自分的には60点の仕上がりだけれど、最初の作品としてはまぁ良いのでは。
樋口愉美子さんの刺繍枠
刺し始めて10日ほど。登場する全部の技法をひととおり刺せた!
大仏の螺髪(らほつ)のようなフレンチノットステッチが、ユーモラスで楽しい。
おぼえた技法
・レゼーデイジーステッチ+ストレートステッチ
・フレンチノットステッチ
レゼーデイジーステッチは、カタカナからピンとこなかったのだけど、元はLazy Daisy Stitchだそうだ。要するに、めっちゃLazy(手抜き)なデイジーのステッチってこと。レイジーじゃないデイジーステッチもあるのかな?と思って調べたら、ダブルレイジーステッチという応用もあるみたい。
フレンチノットはFrench Knot(結び目)だから、そのまんまの名前だけど、フランス風以外もあるのかな?と思ったら、国シリーズではなかったけど、コロニアルノットステッチというのを発見。
刺繍は世界中で楽しまれているから、ちょっと探せば大抵の情報にアクセスできちゃうのがすごいところだな。
WEEK3に向けて
来週はゴールデンウィークにはいるから、まとまった時間がとれそう。
刺繍の美術史を自分なりにまとめてみたいと思っている。刺繍史については、ネットでちょっと探したくらいではちゃんとした情報にありつけなかった。そういう本を読みたかったのだけど、いくら探しても刺繍の技法についての本が多く、美術史的な視点の本が見つからない。
現代アート文脈では、何人か気になる作家を見つけたので、こっちも時間をとってちゃんと調べて整理したい。
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