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ナイトウォーカー old version

そうして人類は永遠の眠りについた。
 車の窓から見える暗闇を見つめていると、後部座席で一緒に座っていた異星人のジン・ルイハが小説の地の文のような口調であたしに話しかけてきた。
「はあ? なに言ってるんだ」
そうしてい。じん・るいは。れいえんのね。むりに。ついったー。
 ジン・ルイハはもう一度話しかけてきた。
「ちょっとまった、同時に言うな。順番に言ってくれ、まずはジン、お前のほうからだ」
ソウシティ………………霊園のね………Twitter
 わかったようなわからない内容だった。
「つぎは、ルイハ」
……………ジン・ルイハ…………無理に
 自分のことを言っているようだが、なにが無理というのだろう。
 異星人ジン・ルイハは脳みそは二つあるのに発音器官は一つしかない。で、その一つしかない口で二つの脳が同時に言葉を発音しようとするとジンの言葉とルイハの言葉が交互に発音するから文章が細切れになってなにを言っているのかわからなくなる……はずなのだが、ふざけたことに同時に発音すると何故だか意味のわかる文章になる。異星人じゃなかったらふざけてるのかてめえ、と言いたいところだが異星人なので言ってもしかたない。お陰でストレスがたまる一方だ。
 脳が二つあるのに発音器官が一つしかないって、よくもまあそんな進化の仕方ができたものだと思うが、ジン・ルイハから見ればあたしたちのほうが脳みそ半分しかなくって大丈夫か? よくここまで進化して生き延びられたなと思っているかもしれない。
「ソウ・シティってわたしらが向かっている街じゃん、涼子。で、そこの霊園に行けって。ジンちゃんはそう言ってんの。くわしいことはTwitterで調べろって」車を運転している真衣があたしたちのほうに振り向いて言った。「で、ルイハちゃんは無理に頼んでごめんねだって」
「いちいちこっちに振り向かなくったって前見たまま喋れるだろ、前見て喋れよ運転中は」
「いいじゃん、だって運転席で一人じゃさびしいんだもん。わたしも後部座席に座りたいな」真衣はこっちをむいたままで器用にハンドルを握りながら話しかけてくる「それにこんな夜更けの家どころか街灯すらない一直線の道なんて目をつぶってたってだいじょうぶ」
 がくんと車が大きく揺れた。「おっと」「うぁ」「……」前輪がなにか踏んで乗り上げたようだった。つづいて後輪が上がって、下がる。
「なにかふんじゃったみたい」
「ふんじゃったじゃねえだろ」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ、乗り上げただけだから人をはねた訳じゃないし。はねちゃったら乗り上げないから。どーんと衝撃が来るの。どーんとね。やったことあるから。それにタイヤもパンクしてないし、さすがボルボ850エステートだねえ。ステーションワゴンにしてよかったでしょ。涼子」
「酔っぱらいが寝てたかもしれないだろ、あと、いいかげん前を見ろ。前」
「涼子も馬鹿だね。だいたいこんな道を酔っ払いが歩いてるわけないじゃん、町からどのくらい離れてると思ってんのよ。それにかりに歩いていたとして、この真冬のようななかで道に寝てたんならとっくに凍死してるよ」一向に前をむこうとしないまま真衣は喋ってくる。車のなかは暖かく、汗ばんできたが冷や汗だろう、これは。運転手が後ろを向いたまま運転している車に乗っていると、だんだんと息苦しくなってくる。
「それにここまで来るのにもう何人も死なせちゃったでしょ」真衣はあたしの顔を見つめたままニコリと笑った。
 たしかにそうだ。ここで死人がひとり増えたところで誤差の範疇だ。ただその中にあたしが含まれなければのはなしだが、真衣が前を見てくれない限りその可能性は高い。あたしの呼吸が早くなる。真衣のニコリと笑った顔が死神に見え始める。
「たのむから前をみてくれないか」過呼吸寸前でようやくその一言が言えた。

 Twitterでフォロワーに質問すると目的地の霊園はすぐに見つかった。隣の遊園地と共有になっている駐車場に車を停めると、あたしたちは霊園の管理事務所に歩いていく。右手のフェンス越しにはメリーゴランドが見えた。あっちはお伽噺の国だがあたしたちがいくのはいつもお伽の国だ。描写し忘れていたが異星人のジン・ルイハは皺くちゃでしなびれたおじいちゃんの姿をしている。服は来ていないので全裸だ。さすがに深夜の霊園で全裸のおじいちゃんを連れた二人組ってのはこれから埋葬しに行きますって感じで世間体が悪い気もするが、ジン・ルイハは服を着ようとはしないのでしかたない。ちなみにこの姿は擬態だという。どうせなら若いマッチョな男か、フェロモン出しまくってる若い女にでも擬態すればいいのにと思うが、異星人の趣味はわからないものだ。軽くピッキングすると事務所は快くあたしたちを迎え入れてくれた。壁際にあったスイッチを押すと事務所内は明るくなる。真衣は「ああ、疲れた」と言って事務所机の椅子に座る。そして「やっぱり安物は座り心地が悪いね」と文句を言う。ジン・ルイハに言われるがままにやってきたが、この場所に何があると言うのだろうか。
 あたしたちはちょっと小金を持っているけれど世の中の辛酸を知らない殿方に、世の中の辛酸を教えてあげるという家庭教師業を営みながらこのワゴン車を乗り回して、あちこちを旅している。家庭教師だからといって相手の家庭で教えてあげることはしないけどね。殿方たちは教える前は喜んでいるのに教えてあげた後は怒り狂ってあたしたちを罵る。もっともそのときにはあたしたちは彼らの前から消えてるので実際にそんな姿を見たことはなかったけど、教師ってのは報われない職業だなと思う。でもやめられない。
 でも今回は真衣が極真空手の有段者だという自己申告を信じていたあたしがバカだった。何かあってもじゅうぶんな戦力になるだろうと思っていたからだ。小金ならぬ大金を持っている殿方がマフィアのバカ息子でこっちもヘマして捕まり、その別荘で全裸で正座させられている時に、極真空手というのが通信教育で習ったもので、しかも四十五段だと聞かされて、ただでさえ貧血気味だというのにめまいがした。通信教育という言葉と、貰った段数の数字で真衣の実力のほどもわかるだろう。「三時間で五段も昇段したのよ」自慢げに笑う真衣の顔を見て、真衣に段位を与えたやつも笑いが止まらなかっただろうなと思った。ただ、その時にニヤリと笑っていたのはほかにもあたしたちの目の前と後ろにいたのだが。みんな笑顔なくせにあたしたちは全然平和じゃなかった。笑顔だけじゃ世の中幸せにはならないものだ。「ほかに何か持ってないのか」「うーん、六番目の父さんに習ったバリツなら少しだけ。父さんサラリーマンだったけど」「じゃ、それでいいよ」と適当に言ったら、意外なことに強かった。大気の流れが見えるかのようにしなやかに揺れる真衣の腕はニヤリと顔を突き出していたバカ息子の顎を粉砕した。そして正座したままの状態でジャンプしながら回転すると真衣の右足がジャックナイフのようにシュっと延びて後ろに立っていた男の股間にめり込んだ。その直後に真衣の左足が隣の男の鼻を折る。バリツとはこんなに美しいものなのか。
「バリツのほうが強いんだから最初っからそっちを使えよ」倒れた男の持っていた拳銃を取り上げながら真衣に言う。
「あんたさあ、ど素人にただで教えてもらったものと、プロに金払って教えてもらったものとどっちが優れてるって思ってのよ。極真空手には大金はたいたのよ」
 で、他の数人も戦意喪失状態にして部屋から出ると全裸の皺くちゃのおじいちゃんと遭遇した。それがジン・ルイハだった。こいつもヤクザに捕まっていたんだかわいそうに身ぐるみまで剥がされて、とあたしたち三人とも全裸だったので仲間意識が芽生えて助けることにした。が、実際は少し違った。
 異星人ジン・ルイハの排泄物は高純度の麻薬だった。おまけに尿のほうはドン・ペリニヨン・ヴィンテージ・1995・ホワイトゴールド・ジェロボアムと全く同じ成分のアルコールとくる。そんなのを手に入れたら反社会派の人たちは手離そうとはしないだろう。実際そうだった。ジン・ルイハもここにいれば食うことには困らないから逃げようとは思わなかったらしい。仕事で地球にやってきて、ひとりだけ置いてきぼりにされて途方に暮れていたところを助けてくれたのは、真衣が顎を粉砕したバカ息子だった。なんか悪いことした気分になったが、ジン・ルイハもそろそろ故郷に帰りたくなっていたそうだ。
 そんな会話をしながら三人とも全裸でいたので、車に乗り込んでしばらくするまで全裸であることになんの疑問も抱かなかった。途中でコンビニに寄ろうとしたところであわてて服を着た。
「だってジルちゃん可愛そうじゃん、涼子だって自分の尿とか便とかをありがたがって飲んだり食べたりするやつと一緒にいたいと思う?」
 そりゃ、自分の排泄物をありがたがるやつと一緒にはいたくねえよな。それだけはわかる。というか、こいつなんであたしが考えていたことがわかるんだ。なぜかジン・ルイハと意気投合した真衣はジン・ルイハのことを合体させてジルちゃんと呼ぶ。
「あーあ、しゃべってたらのどが渇いちゃった。なんか飲むもんある?」
「ないよ」
「ないのか、じゃあジルちゃん、尿出してよ。尿。ドンペリよ」
「あんた、飲むの? さっき尿なんか飲む奴とは一緒にいたくないって言ってたじゃないか」
「あんたバカ? わたしが飲むのはのどが渇いちゃったから飲むわけで、ありがたがって飲むわけじゃないんだよ。いい? 人間は水分を取らないと死ぬの。で、わたしも水分を取るために飲 む の」真衣はくわえるとぐびぐび飲み始めた。
 将来人類が宇宙に飛び出して銀河共和国の一員となってジン・ルイハの一族と出会った時、あいつら俺らのションベンと糞をありがたがって食ったり飲んだりしてるんだぜって笑われるんだろうな。あたしたちの子孫もかわいそうに。いじめられないことを祈ろう。

ほんとうにまぬけだな。楽しい謀り。ジン・ルイハが言う。
「なんだと!」
「涼子、ちがうよ」
ほんとうにまぬけだな。たのしいたばかり。
ほん………ま……たな……のし…た
……とうに…ぬけ………た……い…ばかり
「「ほんま、棚の下」「とうに抜けたいばかり」って言ってんだよ」そういいながら真衣は壁際の棚の下を探った。「あ、なにかあった」真衣が手にしたのは金属のような輝きのある小さな四角い塊だった。ジン・ルイハはそれを真衣の手から奪うと表面を触り始めた。
「棚の下ってのはわかったけど、とうに抜けたいばかりってなんなんだ」
「そりゃ、いまのやっかいな状況からはやく抜け出したいってことに決まってんじゃん。そんなこともわからないの」
「わかんねえんだよ。ふつうは」
「えへへ、わたしって役に立つでしょ」
ああ、そうだな。口に出すと図に乗るから言わないけど、真衣が通訳としていてくれて助かっている。もっともジン・ルイハを助けようって言ったのは真衣だったからこいつが全ての元凶でもあるがな。
 しばらくしてジン・ルイハはその塊に向かってなにか喋り始めたがなにを言ってるのかわからない。真衣のほうを見たが、さすがに異星人の言葉はわからないようだった。
「ふっ」あたしは軽く笑ってやった。

「わたしら三人、生まれた日は違っても兄弟の契りを結んだからには同じ日に死のうじゃん。ってあったじゃん。あれってなんだったっけ、惨獄死だったかな」
 たしかに三国志だが、真衣が言うとなんだか不穏な響きに聞こえる。
「三人じゃなくてここにはあたしとあんた二人しかいないじないか。いやまて、ジン・ルイハも勘定に入れてるのか?」だったら三人じゃなくて四人だろ。いやいや頭脳の数じゃなくて身体の数で考えるべきかここは。いやいやそもそも異星人を人として含んでいいのか……
「なに、考え込んでるの、わたしと、あんたとジルちゃんじゃん。ひょっとして足し算できなかった?」
 頭痛がしてきた。「たのむからしばらくだまっててくれないか」

 よし、復活した。

世界の終わりまであと七日になりまし……。ジン・ルイハが言う。
せかい………であとなに……なりすまし
………脳割ま……………っか
「頭痛がするなら脳を割ってみようかってルイちゃん言ってるよ」
「割られてたまるか」
「あ、そ」
「……ジンはなに言ってるんだ」
「ふふ」
「ふふじゃねえだろ」
「聞きたいの」
「いや、聞きたくないけど、聞かないことには納得してもらえないだろ。なんとなくそんな気がする」
 真衣の話は長くなった。
 ジンの話では、この宇宙には百八個の並行世界があるという。ビッグバンでこの宇宙ができた当初は五十六京三千八百四十二兆ぐらいの世界があったが、次々と統合されていって今はそれだけになってしまったらしい。それってやばいんじゃないのか、このまま減っていって最後の一つになったらどうなるんだと聞いたが、シューティングゲームの残機じゃないから大丈夫だと答えた。よくわからない理由だが、平行世界が可能性の分岐だとするとあたしたちの選択肢は百八種類あるということか。段々とその数が減っていくのはしかたないし、この宇宙には百八人のあたしがいるわけだから、あたし一人ぐらいいなくなっても平気か。べつにあたしが当たりってわけじゃなくてもいいし。
死ぬのは大体同じタイミング。とジンは答えた。片方だけが喋ると流暢な喋りになる。波動関数は収束される。ルイハが言う。
 あははは、真衣が笑う。
「どの世界でもわたしと涼子は一緒にいて、今現在苦境に立たされてるって。わたしたちと一緒にいる三人目はその世界ごとに違うらしいけど。で、この世界では三人目はジルちゃん」
「なんか、もっと役に立つ情報はないのか。宝くじのあたり番号とか、競馬の万馬券とか」
「あんた馬鹿じゃないの。ジルちゃんが見れるのは平行世界であって未来じゃないんだよ。わかるわけないじゃん。こっちが苦境に立たされているんだったらほかの世界のわたしらも苦境に立たされてるんだから。同情してやんなよ」
「まったく役に立たない能力だな」

おしっこもしたろ、臭い。ジン・ルイハが話かけてきた。
「してねーよ」
「涼子、ちがうよ」
お…………もし…ろ
…しっこう……た…くさん
「ジンちゃんは平行世界を見るのは面白いって言ってんの。で、ルイハちゃんは執行することがたくさん、つまり自分たちの仕事がいっぱいで大変って言ってんのよ。わかる?」
 わかるわけねえだろ。
「困ってる宇宙人を助けて、仲間のもとに帰そうって、わたしたち、ちょっといいやつじゃん。スピルバーグが映画化してくれないかな、E・Tみたいに。涼子、あんたスピルバーグに話つけれない?」
「映画化されたとしても真衣、あんたのキャラじゃそのままは使えないから別人になるよ。たぶん、あんたの役はかわいい子供になって、ジン・ルイハもそのままじゃ使えないからE・Tみたいになって、マフィアも使えないからNASAの所員あたりになって、それだったらE・Tでいいじゃんってことになるんじゃないかな」
「ちっ、ポリコレか」
「ちげーよ」

 ジン・ルイハはぶりぶりと糞を垂れ流し始めた。これだけあれば一生お金には困らないだろうと思うぐらい出した。こんもりと。末端価格にしてどのくらいになるだろうか。想像もつかない。
「お礼のつもりかね。わりと律儀じゃん」
「じゃねえだろう、どこの世界にてめえの排泄物をお礼にする奴がいるんだ」

さあ、よりな。下等ら。ジン・ルイハが手を差し伸べてきた。
どこに寄れってんだ、しかも下等扱いして。手なんかつなげるわけないだろ。
「礼儀正しいねえ、ジルちゃんは」

さ……よ…な…………ら
…あ……り……かと…

 そういう意味だったか。

 あたしがごめんと謝りながら手をつなごうとしたところでジン・ルイハはバヒューンと天井を突き破って天に飛び立っていった。危なかった。手をつながなくってよかった。つないでたら一緒に連れ去られていったか、それとも手だけもぎ取られたか。というか、さっきぶりぶりしたのはてめえの体重を軽くしたかっただけなんじゃねえのか。鳥が飛ぶ前に体重を軽くするために糞を出すのと同じように。
 真衣は天井に開いた穴をぽかんと見つめ続けていた。

 さて、あたしらの目的は果たすことができたが、問題はさっき駐車場に止まったたくさんの車から降りてきた、予想外にたくさんの男たちだった。あたしたちを追いかけてきたマフィアだ。あっちはこれから目的を果たそうとしている。世の中、順番通りだね。
 うーむ。この大量の糞を相手に差し出して「ごめんね、これで勘弁してね」って言ったって勘弁なんかしてくれないだろうな、あっちもメンツってものがあるし。

 あたしはバッグからルージュ・ジバンシイ・ノワールを取り出すと口にひいた。
「あ、いいな。わたしもやりたい」真衣は手を差し出した。
 ルージュを手渡すと、真衣は自分の額に字を書きはじめた。あたしのルージュで。
 しかし、さすが書道三段だけあって、鏡も見ずに器用に自分の額に文字を書いていく。

      肉

 が、最後の止めで力を入れすぎたのかあたしのルージュは根元でポキと折れて地面を転がり、あたしの足元に戻ってきた。
「あ、バカ、それもう売ってないんだぞ」
「ごめんね、てへ」
「なにが、てへだ」
 あたしは足元のルージュの残骸をひろうと真衣のあごをつかんで額の文字に書き足した。

      ひ
      き
      肉

「え、なに書いたの、なんて書いたの」真衣は窓ガラスに自分の顔を映す。「お、いいじゃん、涼子。センス良いね。これみた奴らにお前らみんなミンチにしてやるって感じじゃん」
 相手をミンチにするより自分たちがリンチにされる可能性のほうが高いけどな。バッグから拳銃を取り出す。玉が何発残っているのか覚えていない。バッグの底には何発か転がっている記憶はある。頼みの綱は真衣のバリツだったが、真衣はさっきドンペリを飲んだせいで酔いが回り目がうつろになりはじめた。真衣の六番目の父親がジャッキー・チェンだったら酔拳を教えてもらっていたかもしれないとおもうと、ジャッキー・チェンを呪いたくなる。いや、嘘でもいいから酔拳を教えておいてやれよ、六番目のお父さん。
 そんな事を考えていたら、この宇宙の他の百七人のあたしは今この瞬間、なにを考えているだろうかと思った。ジン・ルイハがいない今、知る由もないが、くだらなさではあたしが一番という自信はある。
 最後に人助けしたから多分、天国に行っても門前払いはされないだろ、助けたのは人じゃなくって異星人だけど。
 ま、いいか、戦闘開始だ。

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